はーぴー日記

イラストレーター&デザイナーはらだゆきこの日記です。

10/22 ぼくらが高江に行く理由 vol.2 レポ

2013-10-24 02:10:50 | Weblog
本日は、ゆんたく高江presents「ぼくらが高江に行く理由」
無事終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。

開始7時の時点では、お客さん2人で非常にドキドキしたのですが、
気付けば並べた椅子いっぱいの方が来てくれて、奥から椅子出して
追加で並べたくらいでした。
たくさんの方に来て頂けて本当に良かったです。

今回は4人同時に報告するということで、
テーマ別&高江に行った順でお話して頂きました。

庭師のしんごさんは「高江と自然」、
梅さんは「座り込みと体力の関係」、
マリオさんは「高江とひと」、
杭迫さんは「高江とわたし」。
最後は4人の座談会で、「高江で座り込むこと/座り込みかた」
について。
まだまだもっとこの話をしたいな、というところで
タイムアップとなってしまいました。

9月に行ったしんごさんはオスプレイをほとんど見なかったそうですが、後半に行った人は低空飛行するオスプレイに何度も遭遇していること。じわじわとオスプレイが高江を侵蝕しているようすに
気持ちが重たくなりました。


「沖縄は土地がやせた所だから、一度森を壊したら、
人がいなくなっても元に戻らない。木を切っちゃいけない土地なんだ」
「(その土地に住んでいない人が反対することに対して)もともと森は人間のものじゃないんだ。」
という、トップバッターのしんごさんの言葉が記憶に残りました。

梅さんは、美しい写真連発。
しかし、雨の日の野宿はキツそうだなーー!!と思いました。。。。

マリオさんは、印象派のごときピンぼけ写真ばかりで
皆からツッコミを入れられつつ、高江での交流の模様を熱く語りました。

杭迫さんは、高江における運動のありかた、表現方法について、
感じたことについて。
何が暴力で何が非暴力なのか。
言葉による暴力は暴力じゃないのか?
そこにぶつけられた怒りや憎しみは、結局(高江住民)に帰って来るものじゃないか?ということや、
人によっては、高江を取材して人に広く伝えることが座り込みより有効な手段になるかもしれないし、座り込みしている人に美味しいごはんを作ってあげることが力になれることかもしれない、といった高江に行って自分ができることについての話。

とりあえず、4人がみな言ってたことは「自分の“ペース”で参加すること/無理をしない/座り込みだけじゃなくて高江がどんなところかを見たほうがいい!」でしょうか。
どこにいたって同じですが主体性が大事なのです。本当に。

梅さんが撮った高江の満天の星空が会場の12号店のスクリーンに
浮かび上がったときの、みんなの「うわぁ~!」という子供のような声。
http://photozou.jp/photo/show/2082002/190237328

それから、杭迫さん撮影の10月15日の赤橋にかかった、
ダブルレインボー。
http://twitcasting.tv/punipuni1969/movie/22419369
(なんとこの日、映画「標的の村」が山形ドキュメンタリー映画祭で
「市民賞」「日本映画監督協会賞」のダブル受賞をしていたのです)

このへん、いいシーンでしたね。

現実は過酷ですが、
東京の空の上にも見えないだけで、
高江と同じだけの星が輝いているし、
三上さんが山形で2つのトロフィーをもらっているとき、
高江では二重の虹がかかることもあるわけで、
日々のギフトにきちんと気付き、喜びつつ、
現実を変えてゆく「知恵」を磨いてゆかねばなりません。

みなさま、おつかれさまでした!

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