骨董品に関しては、日々不思議な体験をしています。。。
先日ニューヨークへ出掛けた帰りに立ち寄る約束をしていたディーラーの一つがなかなか見つからず、
数十分その町の辺りを探し回って居た時のことです。。。
仕方がないので途中、車を降りて初老の男性に尋ねると「消防署へ行きなさい」と言うのです・・・。
消防署・・・? それからまた今度は若い男性に尋ねてみると、「消防署だよ」と言うではありませんか。。。
消防署に骨董のディーラーなどいるわけがないと思いつつ、しぶしぶ足を向けてみると、なんとそこでは
1日限りの骨董品の展示即売会が行われていたのです・・・(!)。
さて、そこへ入るのにはもちろん入場料が必要です。
普段はこういうところへは入場するのもやめてしまうのですが、とりあえず支払って中に入ってみると・・・
あちらこちらの町から来たディーラーが「我が逸品」と自慢する骨董品を売っていたのです!
そしてそこで最後に逢ったディーラーは、あるお客様から「ぜひ見つけて欲しい」と言われていたものを
持っていました!!その日はそのものと一緒に数人の良いディーラーとも知り合うことが出来ました。
それからそこで買い付けを済ませた後、もう一度最初に目指していたディーラーを探すことにしました。
・・・するとどうでしょう?今度はすんなりと見つかって、そのディーラーは家具を専門に扱う方でした。
ビジネスカードだけを交換して何も買い付けず出てきた時に、「最初にここをすんなり見つけていたら、
そのまま帰ったはずじゃないか・・・(!)」と思いました。
そういう【不思議な導き】のようなものを日々体験しています。
そして、何かを見つけた後は必ず「これ!これ!これが欲しかったの!」と言ってくれる人が
その物を求めて現れるのです。