わ~るどおぶわんだ~ず

 アンティーク の 夢咲き案内人

メトロポリタン美術館 Armer(甲冑)@ NYC

2014年05月15日 | 店主のつぶやき@USA



先週末の出張業務の際、立ち寄ったメトロポリタンミュージアム。。。自分の車で運転して、メトロポリタンの地下の

駐車場に停めて行ったのは初めてで、ちょっと嬉しかったです(笑)。。。





マンハッタンを自分の車で運転するなんて、夢のまた夢のように思っていたのです(笑)。。。

それがいつしか仕事を通して普通に出来るようになりました。。。これは一重に皆様のおかげです!!(感謝)





今回は隣に乗っていた友人にも「Yukoさんって、結構すごい運転するネ。。。ぜんぜんマンハッタンのタクシーに負けて

ないわ・・・」と言われてしまいましたが、褒め言葉として受け取りましょう(笑)。。。





↑ これはドイツの甲冑ですが、なんともお洒落!!!!(感動)

こんな美しい鎧を身に着けて、戦いに挑んだ勇士たちがいたなんて・・・なんだか信じられないですね。。。





このような時代に生まれ、このような鎧を身に着けて戦へと向かう勇士たちの中にも、きっとこの甲冑の中で恐怖に震えて

いたひとたちだっていたと思うのです。。。





それを鼓舞するかのように、美しい装飾が施され、「勝利を!」「生きて帰れ!」という願いを込めて造られたそれぞれの

甲冑を見るたびに、その素晴らしさとクラフトマンシップにため息が出ます。。。





本当に美しいですね。。。

もう亡くなったのですが伯父が画家で、日本の兜の絵を描くのが好きだと言っていました。。。その美しさが画家の気持ちに火を

つけるのだなぁ・・・と思いました。。。





剣や銃の展示を見ても、その細かな細工が本当に素晴らしいのです。。。







銃を目の前に立ち尽くしている男の子。。。「ほぇ~~~~」というお顔をしています(笑)。。。

「すごくきれいだねぇ」と話しかけたら、うんうんとうなづいていました。。。小さな子供にだってこの手の込んだ細工の銃の

美しさは分かるのだと思います。。。







こういう銃を見るたびに、こういうデザインを起こしたひとが居たという事実にも驚きますね。。。





アートとしてコレクションする方々がいらっしゃるのも頷けます。。。





部品のひとつひとつも大変美しく、細かな装飾で、一体どれくらいの歳月をかけて造られたものなのか、どれほどの

人々の手を煩わせて作り上げられたものなのか。。。







とても大切に扱われてきたのですね。。。傷ひとつないようなものが多かったです。。。





そして(!)、この日本の鎧のセクションに来ると、鳥肌が立って涙が出てきそうになります。。。

絹の紐で編まれた鎧。。。エコですね(感動)。。。





兜のてっぺんには、それぞれ美しい装飾が施してあります。。。強そうな竜が舞っていたり。。。

これは、落ち武者狩りなどでは首とともに奪い取られるでしょうね。。。





ついつい、色々なことを考えながら回ってしまいました。。。





鋭い刃で自害した姫たちも歴史上沢山いましたね。。。





なんとも素晴らしい展示です。。。いつもこの甲冑のコーナーを見るたびに自分が生まれてきた平和な時代に感謝出来ます(笑)。。。

メトロポリタン美術館に行った時はぜひぜひこちらにセクションにも足を運んでみてくださいませ!!








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