15日に放送された「歴史秘話ヒストリア」は、
「世界が驚いた3つのグレートウェーブ・葛飾北斎」と題して北斎が描いた
「富嶽三十六景色・神奈川沖波裏」や「富嶽百景・海上の不二」などを紹介。
「神奈川沖波裏」は赤富士を描いた「凱風快晴」とともに「富嶽三十六景」の中でも
人気の浮世絵。海外では、モナリザと並ぶ名画として絶大な人気だという。
あやしい雲行きに、大きく競り上がった大波の爪。自然の猛威に翻弄される舟と人。
遠くの富士はただただ雄大に佇んでいる。
自らを「画狂人」と呼ぶくらい変人だった北斎。
90年の生涯で、引っ越し93回、画号(名前)は30回も改名している。
「富嶽三十六景色」全46枚の画号を見ると「葛飾北斎」という名前は一枚も無く、
すべて「北斎改為一」(ほくさいあらためいいつ)か
「前北斎為一」(さきのほくさいいいつ)とある。
北斎の代表作なのに北斎の名前ではないというのは驚く(^_^;;
僕は14歳の時に北斎の「富嶽三十六景色」の画集を買ったほどの大ファン。
広重の「東海道五十三次」もいいけどやっぱり北斎が好きだ(^_^;;
そんな北斎先生の番組がこの秋、NHKでいくつか放送されるというので
楽しみにしている(>▽<;;;
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