これまでの「アントロポゾフィー研究所」から、
この「風韻坊ブログ」へ引っ越すことにしました。
それには二つ理由があります。
一つは、自分の子ども時代の原点に帰ろうと思ったからです。
今から何十年も前、ボクが13歳の頃だったと思いますが、
夜の風の音が聞こえるたびに、不思議な感覚にとらわれていた時期がありました。
どこか遠くの、ボクが知っているはずの場所から、その風の音は聞こえてくるような気がしたのです。
それは幼少期を過ごしたドイツかもしれない。あるいは、生まれる前の世界なのかもしれない。
いずれにしても、その風の音を聞くと、ボクには思い出すべき「故郷」がある、と感じられてなりませんでした。
今、ふたたびボクはあの子ども時代の感覚に戻って、自分の「故郷」を探してみたいと思うのです。
もう一つの理由として、
ボクが大人になってから長年かけて取り組んできた、アントロポゾフィーという思想があります。
この思想を生きようとする人のことを「アントロポゾーフ」といいますが、
本来、そのあり方は一人ひとりまったく違っているはずなのです。
ところが、2週間ほど前にヨーロッパに行って改めて思ったのですが、
アントロポゾフィーというものがまるで一つの「型」にはまった考え方や生き方のようになってしまっている。
そういう現実があります。
シュタイナーが見ていたアントロポゾフィーは、
一人ひとりが本当に「自分らしく」生きるための支えであったはずです。
そうであれば、ボク自身がアントロポゾフィーと出会い、それと取り組むなかで見えてきた、
ボクらしい考え方、感じ方、生き方があるはずだ。
それを「アントロポゾーフ」とは呼ばずに、別の名称で呼ぶほうが、
シュタイナーの思いにも合致するのではないか、と思ったのです。
そして、ボクは子ども時代の原点に改めて向き合いつつ、
大人になって獲得してきた自分自身の認識を本当に生きようとする自分の姿勢を、
「風韻坊」と呼ぶことにしたのです。
自分の立場を「アントロポゾーフ」とするかぎり、
「それはシュタイナーが言っていることではない」と言われたり、
逆にボク自身もいつまでも「シュタイナーによれば」に頼ってしまうかもしれない。
これからは、
本当に自分自身の言葉で、自分が考えていることを、自分の責任で語っていきたいと思います。
そして、それを「風韻坊ブログ」に綴っていくことにします。
ちなみに、「アントロポゾフィー指導原理」の訳と解説も、
この「風韻坊ブログ」で続けていきます。
そして、シュタイナーの言葉に触発されるかたちで、
ボク自身の思想を自由に語っていきたいと思います。
そのほうが、実はシュタイナーが願っていた
「アントロポゾフィー指導原理の使い方」にかなっていると思うのです。
この「風韻坊ブログ」へ引っ越すことにしました。
それには二つ理由があります。
一つは、自分の子ども時代の原点に帰ろうと思ったからです。
今から何十年も前、ボクが13歳の頃だったと思いますが、
夜の風の音が聞こえるたびに、不思議な感覚にとらわれていた時期がありました。
どこか遠くの、ボクが知っているはずの場所から、その風の音は聞こえてくるような気がしたのです。
それは幼少期を過ごしたドイツかもしれない。あるいは、生まれる前の世界なのかもしれない。
いずれにしても、その風の音を聞くと、ボクには思い出すべき「故郷」がある、と感じられてなりませんでした。
今、ふたたびボクはあの子ども時代の感覚に戻って、自分の「故郷」を探してみたいと思うのです。
もう一つの理由として、
ボクが大人になってから長年かけて取り組んできた、アントロポゾフィーという思想があります。
この思想を生きようとする人のことを「アントロポゾーフ」といいますが、
本来、そのあり方は一人ひとりまったく違っているはずなのです。
ところが、2週間ほど前にヨーロッパに行って改めて思ったのですが、
アントロポゾフィーというものがまるで一つの「型」にはまった考え方や生き方のようになってしまっている。
そういう現実があります。
シュタイナーが見ていたアントロポゾフィーは、
一人ひとりが本当に「自分らしく」生きるための支えであったはずです。
そうであれば、ボク自身がアントロポゾフィーと出会い、それと取り組むなかで見えてきた、
ボクらしい考え方、感じ方、生き方があるはずだ。
それを「アントロポゾーフ」とは呼ばずに、別の名称で呼ぶほうが、
シュタイナーの思いにも合致するのではないか、と思ったのです。
そして、ボクは子ども時代の原点に改めて向き合いつつ、
大人になって獲得してきた自分自身の認識を本当に生きようとする自分の姿勢を、
「風韻坊」と呼ぶことにしたのです。
自分の立場を「アントロポゾーフ」とするかぎり、
「それはシュタイナーが言っていることではない」と言われたり、
逆にボク自身もいつまでも「シュタイナーによれば」に頼ってしまうかもしれない。
これからは、
本当に自分自身の言葉で、自分が考えていることを、自分の責任で語っていきたいと思います。
そして、それを「風韻坊ブログ」に綴っていくことにします。
ちなみに、「アントロポゾフィー指導原理」の訳と解説も、
この「風韻坊ブログ」で続けていきます。
そして、シュタイナーの言葉に触発されるかたちで、
ボク自身の思想を自由に語っていきたいと思います。
そのほうが、実はシュタイナーが願っていた
「アントロポゾフィー指導原理の使い方」にかなっていると思うのです。
名乗るのが難しいから
今は名前なしで。
ここ数ヶ月、いろいろな流れから、
シュタイナーについて
非常に考えさせられてしまい、
いったいシュタイナーってなんだったのか、
途方にくれていました。
「シュタイナー」で検索しました。
ここに書かれた言葉に
深く「安堵」し、
自分の場所に戻った気がしました。
自分を欺いていたかもしれないということも。
自分の中をくぐらない言葉で
シュタイナーの思想についていくら考えても
やせていくばかりです。
本質的でない思考にふりまわされ、
それが自分を疲れさせていたことにも、
同時に気づきました。
やはりあなたの言葉は、
血が通っています。
水をすいあげた葉っぱのゆらめきがあります。
そう「ぼく自身の思想を、自由に語る」以外、
道はないですよね。
ほんとうにそうだったと、思いました。
読めてよかったです。
kenshinさんのブログのリンクのところでふと目に留まって、飛んできました。
今30代ですが、20代では随分シュタイナー関連の本を読みました。
今はちょっと離れてますが。。。でもそのご縁で、今でも教育や言語造形、社会活動にと人智学をベースに活動を展開している友人たちと出会うことができました。
あなたの言う、「アントロポゾフィーという生き‘型’」というのにとても共感を覚えました。
で、思わずこうしてコメントです。(今までの記事読んでないのに生意気ですね、あしからず)
ブログのお引越しに際し、こうしたタイミングで訪問できたのもなにかのご縁でしょう。
東京でそうした‘型’ッ苦しさを取っ払おうと、20代30代の友人が‘375’というフリーペーパーを発行しています。
人智学の新しい流れ。
若い世代は動いています。あなたもその流れに乗っているんでしょうね。
楽しみにしています。
長くなりました。
以上、応援メッセージでした~♪
私はいつも、自分を外の世界に表すモノ・・
職業とか、なにをしてる人?など、
どれもこれも自分にしっくりこない感じで、
いつも困っていました。
あるとき、とても公なパーティの
出欠のお返事を出さなければらないときがあり、
そこに「職業」という欄に、「人間」と、
所属の欄に「地球」と書いて出しました。
その後この会の主催者が(臨床心理学者さんですが)、
自分の紹介の欄に、
職業「地球人」と乗せているのを見た瞬間から、
私は何か、「私」というエッセンスが解き放たれたように感じました。
最近自分がだれであるかを知る機会があり、
自分の中の大きな確信が沸き起こってみると意外に、
自分の所在は人に知らせなくても良いこと。
自分が知り得ることだけで良いのだと知りました。
ただ、私の場合はその知り得た自分が、
人に話すと笑いの種にもなりかねないので・・という、
理由もありますけど・・・。
何か判りませんが、新しいカイさんの世界は、
とてもリラックスして書いてしまうみたいです。
これ以上つまらないことを書いてしまう前に、
失礼致します。
どうして欲しいと言うのはないのですが聞いて頂けるだけで心の支えになります。
ありがとうございます。
今度、Earth Dayの一環をにないます。
もしよろしかったら。
Dariharoseさんは現在、苦しい状況にいらっしゃるのですね。ご心中お察しいたします。
私もEarth Dayのお手伝いをさせていただきました。
貴方の状況が好転する事をお祈りしております。
先生のいらっしゃるところはいかがでしたでしたか?
先生の探求は順調に進んでますか?
明日あたりから、また寒くなるそうですね。
くれぐれも体を大切になさって下さいませね。
m(_ _)m
いかがお過ごしでしょうか?家族サービスに奮闘中だと想像しております。
第1回「子ども時代」定期講座、とても楽しかったです。
次回からはサローン式になるそうですね。
先生のお考えが、もっと良く解るのではと、とっても期待しております。
「修行」早速試してます。自分がどう変わっていくのか楽しみです。
きっと私は先生にチャレンジを強いていたのでしょうね。
ごめんなさい。
m(_ _)m
ご迷惑をお掛け致しました。
子ども達も小学生になり、自立して参りましたので私も本格的に経済的自立を目指して頑張りたいと思います。自分に正直でありたいです。子ども達にも、その方が良いと思っております。
先生の革命、支持しております。
第2回「子ども時代」定期講座、楽しみにしております。
m(_ _)m