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植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

冬に逆戻り

2008-03-31 09:02:48 | 自然・季節
2008年3月31日.午前9時の長野県・塩尻市・塩嶺高原の名残雪。
時ならぬ雪が吹き荒れて,カタクリも,キバナノアマナも,雪の中に逆戻りです。

my collection を分譲するサイト
「早いもの勝ち びっくり 掘り出し市」をオープン。

このサイトでは,まず,カメラ,編集機器などの分譲を始めていますが,なるべく早い時期に「稀な食用野生植物の種苗」の分譲も,詳細を発表したい,と予定しています。
ときどき,アクセスして,ビツグな掘り出し物を見つけよう。

アクセスは,ブックマークの http://www.lcv.ne.jp/~ga193/ から・・・

ミスミソウ

2008-03-28 09:27:13 | 自然・季節
早春に咲くミスミソウは美しい。ふつうは,葉の集まりの中から花が満開し,花が終わってから,その年の新葉が生長し始める。
でも,写真のように,花と同時に,その年の新しい葉がのび始めている株もあり,ふつうとは違った奇異な雰囲気を醸しだしている。

本日(3月28日)から,my collection を分譲するサイト
「早いもの勝ち びっくり 掘り出し市」をオープン。

このサイトでは,まず,カメラ,編集機器などの分譲を始めていますが,なるべく早い時期に「稀な食用野生植物の種苗」の分譲も,詳細を発表したい,と予定しています。
ときどき,アクセスされたら,思わぬ魅力品に出逢えるかも。

アクセスは,ブックマークの http://www.lcv.ne.jp/~ga193/ から・・・

スノードロップの花が終わり,間もなくして,鮮やかに花開く,原種チューリップ

2008-03-24 11:42:05 | 自然・季節
原種チューリツプ・フォステリアーナ系統とか,プラエスタンス系統などは,緋赤色の花が鮮やか。
Tulipa praestans Fusilier チューリッパ プラエスタンス フッシリア という品種が,日本でも繁殖され,流通しているので,この鱗茎(球根)を購入して,楽しめる。

開花したスノードロツプは,雪に覆われても咲き続ける

2008-03-21 18:42:25 | 自然・季節
温帯域の冷涼地に住む人でしたら,庭に植え込んでおくと,毎年3月初め頃から,咲き始めるのが,スノードロップ。
雪におおわれても,平気で咲いている健気な種類。こぼれ種子(だね)で,繁殖し少しずつ殖えていく。
でも,夏の暑さに弱いので,できるだけ涼しいところ(理想的なポジションは午後日陰になり,土にわずかでも湿りのあるところ)を選んで管理したい。

春一番の花・セツブンソウ

2008-01-27 18:05:57 | 自然・季節
野山の好きな人なら,誰でも知っている節分草。これは有毒で食べられない。
ほんの少し,ニリンソウに似ているので,誤って採取しないように。

中部日本で,セツブンソウのつぎに咲く花は,ヒロハノアマナ,カタクリ,
キバナノアマナなど。

いずれも可憐な草。味わいのある草たちだ。

寒さにめげない草

2007-12-21 12:42:47 | 自然・季節
「バイカオウレン」という名だった,とおもう写真の草は,めっぽう
寒さに強い。ワイルド・フードではなくて,オウレンの仲間は,薬草
効果がある,と聞いている。
15-16年前のこと,そそっかしい性質なので,ヒメゴヨウイチゴ
と間違えて,1株掘りとって,ここの林下に植えた。
自然まかせで繁殖スピードは遅いけれど,いつの間にか,湿りの多い
ところに小群生をつくって,元気に生きている。

ヤマソテツの好むような環境に,適合する性質かも知れません。春の
小さい白い花がすてきです。

暖地のオオムラサキシキブが花盛り

2007-12-14 10:28:25 | 自然・季節
ムラサキシキブは,北海道南部,本州,四国,九州,琉球の平地から
低山地にはえ,朝鮮-中国,台湾に分布。変異が多く,南日本の
海岸近くのものは,葉が大きく,長さが10-20cmに達するもの
もある型で,オオムラサキシキブといい,高知県西南部の大月町や,
屋久島あたりでは,11月中旬に紫色が濃くなる。

琉球(とくに八重山諸島)では,不定期に(冬中)花が咲き,3月に
紫色の実を見ることもある。

よく熟れた実(径3mmくらいの核果)を,3倍量くらいのホワイト
リカーに漬けて,果実を2-6ヶ月で,容器から引き上げると,
オレンジ・スカーレット色に仕上がって,ハーブ香りさわやかな
辛口のリキュールなることは,ムラサキシキブと同様です。
このリキュールは,少量ずつを楽しむようにします。

オオバグミの花

2007-12-08 10:13:58 | 自然・季節
オオバグミ(マルバグミ)は,本州(佐渡島および関東以西),四国,
九州,琉球の海岸地方に多く,朝鮮南部にも分布している。
葉の下面は,銀白色の鱗片におおわれている。

花は晩秋から初冬に開き,翌春,淡紅色に熟して甘くなる。