WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

米国アイダホ州より英語トレーニングルームがお届けします。 http://www.eigotraining-usa.com

グランドティートン国立公園

2014-05-19 | 自然
グランドティートン国立公園


ミニ旅から戻りました。今日はグランドティートン国立公園をご紹介します。

イエローストーンに隣接した国立公園のため、目的地がイエローストーンの方にとっては通過地点のような感じになってしまいますが、私達はどちらかと言うとこのティートン国立公園の方がお気に入りです。

写真にもあるように標高差2000mの斜面が目の前にドンと立ちはだかる男性的で荒々しい眺めです。
また湖と森そして山々との調和が美しくしばらく黙ってその景色を堪能したい場所。イエローストーンに比べれば観光客も少なくお勧めです。このヨーロッパ・アルプスを感じさせる風景はアメリカでは本当に珍しい!写真は少し穴場であるジョニーレイク(メインのジャクソン湖で支えきれなくなった水が流れだして出来た湖)を取り囲むグランド・ティートンピーク他。
ジョニーレイクにはまだ氷がうっすらと残り冷え冷えとした空気感とこのこれら山々に囲まれ、「さて!!」というようなやる気(勢い)を更にもらったような気がしています。

こちらに行かれる予定のある方、是非お声掛け下さい。(妻)

イエローストーン①

2014-05-17 | 自然
現在イエローストーン国立公園です。5月中旬を過ぎました現在ですが道路の脇は雪の壁です(標高7,500フィート以上になると)。
まだまだシーズン前のイエローストーンは混雑もなくちょうど良い感じです。
動物達の気配は、今日は相変わらずのバイソン、鹿の群れ、そして写真のブラックベアです。この子まだ多分子熊だと思われるのですが、周囲は樹々もない平原にも関わらず、親の姿は見られませんでしたが。親と離ればなれになっていなければいいのですが。

またここで観察出来る4種類の熱水現象の1つマットポット(泥岩、火山岩等が交ざり合いドロドロの状態)。相変わらず煮え立った鍋のようにグツグツしている様子を確認し「地球は生きているんだな」と再認識しました。マグマだまりが東京都23区の総面積よりも大きいと言われるこのイエローストーン、爆発しないことを祈るばかりです。

タイムカプセル#2 「チェルシー登場」

2014-05-16 | 日記
2012年9月26日の「アイダホ日本語日記」より。
※現在旅行中の為、このような内容でお届けしています

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きょうの補習は3年生のチェルシー一人。

なにかにつけて超負けず嫌いの女の子で、特に日本語においては打倒オースティンを生きがいとしている。

「今日はしゃべりのプロがやる日本語の発音練習をやります。オースティンにはわざと教えないからがんばって覚えよう。」と面白がってたきつけるクマ。チェルシーの目がキラっと輝いた。

「あ、え、い、う、え、お、あ、お、あ、い、う、え、お」
「か、け、き、く、け、こ、か、こ...」

次の日、今度はオースティン達の番。

「オースティンには教えないってチェルシーに約束したんだけど」って英語でいった瞬間、今度はオースティンの顔が変わった。

「何それ、教えて。『教えろーーー!!!』」

他の2人がドン引きする中、クマもその気迫にのけぞっていた。

「オースティンも負けず嫌い? 何なんだこの二人?」

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この頃は演劇部かなんかがやってた滑舌のトレーニングを面白がって教えていた。チェルシーという子は卒業直前に婚約して今はどこかの放射線関係の大学院に進んでいるはず。「日本ではアメリカと違って生徒は黙ってノートを取るだけだから、授業中は発言もなくすごく静かなんだよ。」と私が言うと「すごい。まさに私にピッタリな授業だわ。」と言っていたのを思い出す。「アメリカ人=発言好き」という公式に当てはまらない人もいるんだな、と思った瞬間だった。ちなみに私はこのチェルシーやオースティンと一緒に卒業式に出ました。

現在モンタナ!

2014-05-15 | 英語
お隣のモンタナ州に来ました。アイダホから5時間30分のドライブ、案外近いと感じています。
田舎好きの私達にとってはここもやはり魅力的です。アイダホよりも大自然のスケールがデカイ!山には緑が、そして小川も所々にさらさらと流れ、芝の臭いが強い感じです。

なぜモンタナか?目的はモンタナ大学の偵察(!?)です。。①この大学日本語のメジャーがあるのに何故日本人の教授がいないのか???もの凄く気になる、②そしてネイティブアメリカンスタディ(これは私がかなり気になる)のメジャーもある、③そして田舎である。この三拍子が揃うとどうしても行ってみたくなる。
この3つが揃う大学は全米でも実は珍しいのです。どれが最優先か、、、、それは勿論田舎であること。ここは絶対に譲れません。

日本はどこもかしこも都会に感じます。笑われるかもしれませんが実家の富山県ですら私にとっては苦しくなってしまう。昔欠かさず見ていた「大草原の小さな家」のような所に住むのが夢です。(笑)

さて、明日は世界最古の国立公園、イエローストーンに今年最初のご挨拶(笑)に行ってきます。(妻)

※写真はモンタナ大学のシンボル、グリズリーベアの銅像の前にて

タイムカプセル#1 「日本で家に上がるときには...。」

2014-05-14 | 日記
2012年9月19日の「アイダホ日本語日記」より。
※現在旅行中の為、このような内容でお届けしています
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今日は三年生の補習。生徒はオースティンとその彼女のジェンと中国系のアナの3人。

中でもオースティンは元カノが日本人だっただけあって、けっこう日本語は分かる。なんとYMOの大ファン(古い!)で、暇さえあれば聴いているというほどの日本マニア。

今日のポイントは「~することになっている」というフレーズ。

例文の「日本では、家に上がるときにはクツを脱ぐことになっている」というのをもじって、「日本では、家に上がるときにはフクを脱ぐことになっている」と言ったのはオースティン。

爆笑するクマ。1秒遅れて他の2人も大爆笑。「そうなんだ。それは知らなかった。」とおどけながら内心驚いていた。

(ギャグのセンスもなかなかいい。オースティン恐るべし...。)

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この当時は日本語チューターにも慣れてきて、「クマ」こと私も楽しんで教えている様子が伺える。中でもこのオースティンは印象深かった。翌年の「ジャパン・ナイト」で私のピアノでこのオースティンをリーダーとする7人が「花は咲く」を合唱したのをなつかしく思い出す。「日本に行って弁護士になる」といっていたオースティン。今はどうしていることやら...。