WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

米国アイダホ州より英語トレーニングルームがお届けします。 http://www.eigotraining-usa.com

ローマ数字

2015-01-31 | 日記
第3週終了。

相変わらず絶好調のローサー教授、今学期の講義はローマ関連尽くし。アシスタントとしてその全ての授業を聴講、さらにラテン語もちょうど勉強しているところなので私の頭もかなり古代ローマ化しています(笑)。

さて金曜日は抜き打ちの小テスト(アメリカでは「クイズ」と言います)。ローマ数字の読み方について。I, II, III, IV, Vとかそういうやつです。例によって教授と一緒にクラス中にテストを配布、回収したのだが、いつも通り授業を聞いていれば簡単なのに今回なかなか悩んでいて回答に手間取っている生徒が複数。

後で採点(これもTAの仕事)してみると、選択肢に「DXXXIX」の回答の「89」がないではないか!これでは悩むのも無理はない。後で教授に「これの答え89ですよね?選択肢にあるは90なんですけど…。」と言うと、「どれどれ。あっ、本当だ。間違えちゃった。(自分を指差して日本語で)『バカでーす!』ごめん、全員に1点ずつあげといて。」だって…。

昔勉強した日本語を使いたくてしょうがないこの人。思えば3年前の年末、最後の授業の時に満面の笑みで私に向かって「明けましておめでとう!」と言ってきた時はさすがにビックリした(笑)。言語学博士なだけにその発音が素晴らしく、私の驚きも2倍だったのを覚えている。

ジャパニーズ・コーラス

2015-01-25 | 日記
2週目終了。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私はと言えば、おとといの金曜日コーラスの練習第1回目をやりました。

2011年の初登場以来なんらかの形でジャパン・ナイト(最近はテイスト・オブ・ジャパン)の出し物としてピアノを弾くことになる私なのですが、今回は前回に引き続き「日本の童謡/戦後の流行歌」の合唱のピアノ・編曲・歌唱指導をすることに決定しました(かなり趣味入ってます・笑)。

最初の課題曲はおなじみ「赤とんぼ」と「故郷」(定番ですね)。
何しろ基本的にアメリカ人相手なので歌唱指導以前に歌詞の説明が大変。

まず「赤とんぼ」。一体『こやけ』って何?。『夕焼けこやけで日が暮れて』というように別の歌にも登場するところを見ると、ある種の決まり文句なのか?知っている人いたらお便り下さい。

教えていると新しい発見もあって楽しい。この歌に関しては『おわれてみたのはいつの日か』の解釈か目からウロコ。「戯れに赤とんぼに自分を追っかけさせてみた」と子供の時からずっと信じて疑わなかったのだが、使われている漢字を見てビックリ。「負われて」と書いてあるではないか!ということは「母に背負われて赤とんぼを見たのは」という意味なのだろう。知りませんでした。納得。

「故郷」の出だし『うさぎおいしかのやま』は大爆笑。アメリカ人学生全員が『うさぎが美味しかったあの山』と解釈したのだ。なるほど、確かに古風な言い方を知らなければそうなるかも…。どうなるJコーラス? 待て次号!!

第1週終了!

2015-01-17 | 日記
アメリカの大学はセメスター制の場合、1学期は16週間、その1週目が終わりました。

自分から名乗り出たものの、やはりローサー教授の週6コマの授業全てに出席するのはかなりシンドイ。弾丸トークな上に休みなしの Straight Lecturer (「授業中しゃべりっぱなしな教授」という意味)なのだ。大量の資料を毎回予習した上で授業中はただ聞いているだけでいいのだが、それだけでも呼吸するの忘れて酸欠になりそう(しゃべってる本人は全く平気。しかもすごく楽しそう…)。英語のリーディング&リスニングが鍛えられること請け合いなのだが、あまりのスピードに「本当にこの人の代わりに授業をできるのだろうか?」とついつい不安になってしまう。

「私の TA の Junichi を紹介しよう。彼は採点もするし、私と同じくらい権力をもっているから失礼のないようにね。」といつもどおりの満面の笑みでクラス中に紹介された。あーあ、もう後には引けない、頑張らなければ…。

明日から新学期!!

2015-01-11 | 日記
お久しぶりです。皆さんお元気でお過ごしでしょうか?

大変でした、大学院の1学期目。生まれて初めて大学院生というものになったので、勝手がわからず緊張の連続。

社会言語学のクラスはアメリカの方言とかのことばかり。他の生徒たちはその話題で盛り上がっていても、日本人的には「そんなこと知るか!」という感じの内容でひと苦労。教授があまり日本語に関心のない人ということもあり、なんとか無理やり日本語の話題に持っていってもBプラス取るのが精一杯でした(笑)。

TESOL(英語のノン・ネイティブ・スピーカー達、要するに移民や留学生に英語を教える資格を取るクラス)は大学院科目、しかも半分以上がが博士課程の学生。ほぼ全員がこの大学で実際に英語やその他の必修クラスを教えている人達(非常勤講師)だ。みんな英語しゃべるのも読むのも速い!学部生のノリとは全く違います。留学生でそんなクラスにいるのは私一人。なんとかA評定もらえましたが、ついていくのハッキリ言って大変でした。

今学期はといえば、いよいよ言語学の教授の見習いとして、その教授の担当する全授業(週6コマ×75分)をアシスタント兼付き人として見学することになりそうです。実際に教壇に立って60人のアメリカ人学生相手に授業も何回かやらなくてはなりません。週二で2時間づつのTAオフィス・アワーには学生たちの質問にも答えなくてはならないので、提出しなければならない2本の論文はどうやら土日を費やして書くことになりそうです。

それに加えて、前学期に引き続きラテン語のクラスの聴講、音楽マイナー最後の単位となる地元のブランスバンドへの参加(パーカッション)、ジャパン・ナイト用のコーラスの指導とピアノ、健康を考えてスピニング(自転車こぎ)に筋トレ、ああ忙しい忙しい…。