WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

米国アイダホ州より英語トレーニングルームがお届けします。 http://www.eigotraining-usa.com

アイダホの空

2014-05-31 | 日記
随分と暑くなってきました。と言ってもアイダホの夏は快適です。
エアコンを使用することはほぼありません。
湿気もなく夏は出来るだけこの土地から離れたくなくなります。

今朝、我が家のバルコニーから大きな羽雲を発見しました。(写真)
今日はそのような形の雲があちらこちらに登場しています。

こちらの空は本当に大きいのです。高層ビルなんてありません。
小学校は平屋、大学の中の1番高い建物でさえも4階止まりです。
土地が大き過ぎるので上に積み上げる必要がないのでしょう。

「空ってこんなに大きかったんだ」と気が付いたのはこちらに来てからです。
(日本でも田舎生活でしたが空は小さかったような気がしています)

そして標高が高いこの場所は夜も☆が降る様に輝いています。
(最近の日没は21時頃なのでなかなか暗くはなりませんが)

今日はアイダホの空の話題でした。(妻)



タイムカプセル#5 「アニメ・ボイス」

2014-05-29 | 日記
2012年10月26日の「アイダホ日本語日記」より。

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10月26日。

今日は自由参加の日本語会話練習。
金曜日はクマの担当日である。

前の日にでっち上げた会話スキットをペアになって練習する。
今回は男女のやり取りなのに参加者が男しかいない。

「英語と違って日本語は男言葉と女言葉がはっきり分かれているから気をつけて。間違えると完全にホモと思われるからね。」

今日はハロウィーン直前の週末のせいか参加者が4人しかいない。教授もパーティーの準備で来られない。 『チャンス!』 ...クマの目が輝いた。

"OK, Let's practice 'Anime-Voice' today!"

思いっきり裏声を駆使し、内股で腰をクネクネさせながら女の子のセリフを読んで見せる。全員腹を抱えて大爆笑。調子に乗ってクマは続ける。

Kuma: This is called 'Anime-Voice.' "Everyone just copy me. Ready? 「ええ~、うそ~、やだ~。」 Got it? Go!"

Everyone: "「ええ~、うそ~、やだ~。」."

みんなかなり上手い。裏声もアクションもカンペキだ。

『思った通り...。やっぱりこいつらアニメっ子か...。』

予想が当たってクマはほくそ笑んだが、そもそも演技指導が完璧だった自分も含めて、どこかやるせなさも残ったのは否定できない。

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ここに登場した連中の中に日系75%のブランドンと白人100%のアジソンがいた。2人はこの直後の学期から「日本語購読」の授業として「のだめカンタービレ」を私と一緒に読むことになるのだが、その風景がまた傑作だった。「千秋真一はホモに違いない」という自説を繰り返し主張するアジソンと、竹中直人扮するシュトレーゼマンの物マネをして喜ぶブランドンのコンビのその後にについては、いずれまた機会があったらぜひ書きたいと思う。

コロラド大学

2014-05-28 | 日記
予定では8時間のはずが約10時間を費やしコロラド州(ボルダー)に到着しました。
かなり暑いです!
聞いたところ、ここは砂漠気候。樹々や川がある分、若干涼しくはあるけれども、
水分補給は欠かさないようにとのことでした。

そして、予想通りこちらは都会です(アイダホと比べるとすべて都会!?)。
また、道路幅が狭く運転が荒っぽい!!ドラック合法のこの州で早速マリファナのお店(スモークショップの看板)も見付ました。
州が変われば法律も変わる、様々な州を訪れていますがその違いには毎回驚きます。

合わせて、今回の目的地コロラド大学は夏休みに入りやや閑散としていましたが、
休み中と言えども、大学構内はすべて駐車代金が有料です(1時間1.75ドル)。

アイダホの田舎生活にどっぷり浸かっている私達はついついアイダホ基準。
良くも悪くも住んでいる土地からの影響は予想以上に大きいようです。(妻)

※写真はコロラド大学構内にて

クレームは日本語で

2014-05-26 | アメリカの生活
先日タイレストランでテイクアウトの注文をし、友人宅に持参したところ何と1品足りないことが発覚!仕方がないのでまたレストランに戻り、足りない旨を伝えた。ランチ時で友人達も皆お腹を空かせている中、この二度手間にムカっ!!

正直「ちょっと、わざわざここまで取りにきたんだから、何かサービスするべきでしょ?」「ねえ、しっかり確認した??」等様々な言葉が頭の中には浮上してくる。勿論すべて日本語で(笑)。結局、言いたい事の10分の1も伝えられずに先方からの「Sorry about that.」の一言で済ませられた始末。

帰宅し主人に「英語のクレーム集なんて本があったら最高!大優先で暗記しまくるわ!」と言ったところ主人からは「クレームまで相手の言語に合わせるつもりはないんじゃない?」と言われ「・・・・」。確かにそうだわね。

というわけで明日からコロラド州に行きますが、宿泊先・食事先などで何かあればその時はおもいっきり日本でクレームつけたいと思います。怒っているという事が伝わればOKのようです。(妻)

タイムカプセル#4 「ホシスカ」

2014-05-24 | 日記
2012年10月15日の「アイダホ日本語日記」より。

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10月15日、月曜日なので、いつものように生徒に聞いてみた。

"How did you spend the weekend?”
(週末は何したの?)

「日本語でなるべく答えるように」と言ってはいるが、それができれば苦労はしない。英語で言うのを一つずつ直してやってやっと答えが完成する。

"I 「チャクテイル」 with my dad on Saturday." とテコンドー歴8年のでっかい女の子シェイラが言った。

「“チャクテイル”って何? スペルは??」

どうやらシェイラがお父さんとしたのは"chucked hay"(干し草積み)だったことが判明した。ここアイダホならではの農作業である。"stacked hay" の方言ということだ。

「そうか、それじゃそこの日本語は『干し草積み』だね。」

このとき面白い現象が起こった。そこにいた生徒が3人とも「干し草」を発音できないのである。不思議なことに、何度やっても、「ホシスカ」になってしまうのだ。これにはクマも大爆笑。KとSがひっくり返ってしまうのだ。

「あわてないで、『ク』と言ってから『サ』だよ。ゆーっくりいってごらん、『ホ、シ、ク、サ』、『ホ、シ、ク、サ』。」

ゆっくりだと出来るのに、早く言わせるとやっぱり「ホシスカ」になる。皆さんも、町でアメリカ人に会ったら言わせてみよう。

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今思い出しても笑ってしまうこの「ホシスカ」。「クサ」の部分が英語にはあまりないパターンなのだろう。KとSがひっくり返ってしまう現象は他にもあって、「ask」を「aks」と発音していてどうしても直らなかったオーストラリア人NOVA講師を思い出します(笑)。ここアイダホのアメリカ人学生に聞いたところ「その悪い癖を持っている人は意外といる」らしいです。驚き!