WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

米国アイダホ州より英語トレーニングルームがお届けします。 http://www.eigotraining-usa.com

今度はTOEFL!!

2015-09-07 | 英語
2周目終了。

先週お話しした4言語のうち、ヘブライ語はやめました(笑)。ドルセン名誉教授に聞いてみたところ、「うーん、ヨーロッパ言語を学ぶ上で重要な3言語のうちの一つというよりは、単に『聖書が書かれたオリジナルの言語』というところかな。広くインド・ヨーロッパ語族に興味があるんだったら、サンスクリット語の方が遥かに重要。ただしそれはある程度マスターするのに10年は専念しないといけない非常に難しい言語だけどね。」だって。

というわけで、ラテン・ギリシャ・中国語という割とメジャーなランナップになりました。ああよかった。最後の中国語に関しては、博士課程の第一希望がハワイ大学マノア校の日本語言語学専攻ということで、何でも「第二東アジア言語を最低2年間」という縛りがあるためです。日本語との関係も深いので必須なのでしょう。楽しそう…。

あと問題なのはTOEFL(ハワイ大学はiBTで120点満点中100点を要求しています)、今日予約しました。10月3日に受けます。最後に受けたのが2008年だから7年ぶり? 当時は72点取るのがかなり大変だったのを覚えています(実はあまり得意でない…。)。その間TOEICで990点満点中90点上がったということは9%アップ、だからTOEFLも120の9%で11点アップするとして72+11=83点? あちゃー全然足りない!どうなることやら。

TOEIC 955点‼︎

2015-08-24 | 英語
皆さんお久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか?

今日から新学期。大学院生もTAも2年目ということで、昨年よりはずいぶん気持ちに余裕があるのが驚きです。

浮いた学費でスバル・フォレスターをリース(実に20年ぶりの新車!)できたこともあり、この夏は初めて夫婦2人そろってアメリカ西部を旅行しました。

7月末から18日間かけてのドライブ。走行距離実に4000マイル(=6400キロメートル)といえばアメリカのデカさが想像つくと思います。
アイダホから出発して、ラス・ベガス → ロサンジェルス → サンタクルーズ → シャスタ山 → ポートランド → シアトル → レーニア山 と回り、最後のワシントン州エレンズバーグではなぜかTOEICを受けて締めくくる、という旅でした。ああ面白かった。

そのTOEICの結果が来てびっくり。なんと自己ベストを実に5年ぶりに40点も上回る955点でした(🎵大喜び)。

リスニングほぼ満点(490点)の上、リーディングも今回初めて余裕で最後まで回答できました(でもその割には465点ですが…)。一体ナニが?

前回までと大きく違ったことといえば、コロケーション(単語と単語のつながり)を意識して自己トレーニングをするようになったことぐらい。でもそれが大きく得点アップに貢献したと思います。これは意外でした。TOEICの点が伸びずに苦しんでいる人には朗報です。

コロケーション・トレーニング後にTOEICを受けた実感としては:

1)英語をリラックスして聞けるようになる(聞いていても疲れない)
2)英語を驚くほど速く読めるようになる(読んでいても疲れない)

の2点です。毎回受験の度に頭痛に襲われていた私も今回はケロリ。

ボキャブラリー・トレーニングが単語そのものの勉強だとすれば、コロケーション・トレーニングはいわば単語と単語のスキマの勉強。かなり地味ですがこれが効果抜群。ボディーブローのようにジワジワ効いてきます。英語の読み聞きで疲れやすい人は是非試してください。「単語は単体でなくフレーズで覚えよ」というのは「コロケーションごと覚えなさい」ということなんですね。正確なだけでいい受験英語から多少ラフでもとにかくスピードが要求される実用英語にシフトしていくには大きな鍵となるコンセプトでしょう。英語を使うことのほとんど無い日本人だからこそ、このコロケーション、一つのトレーニング・ジャンルとして確立する必要があると痛感しました。

難しい単語や熟語表現を覚えるのは割と人目を引いてカッコイイので誰でもしたがりますが(自分もずっとそうでした…。)将来英語を使って仕事をしようと思っている人はそこにこれを付け足して下さい。地味だけど大切な学習ポイント四天王は「基本動詞に句動詞・前置詞・コロケーション」と語呂よく覚えましょう。

















日本人と英語

2015-05-04 | 英語
15週目終了。

今学期も残す所あと1週間だ。
最後の週はFinals' Weekといって授業はナシ。期末試験のためだけに学生は登校する。

今学期は私の米国大学講師プチデビューもさることながら奥さんに関するニュースとしては、米国学生デビューを飾ったことと、なんと勢い余ってジャパニーズ・クラブの部長になってしまったこと(!)だ。英語での勉強が大変なのにそんなことやってる暇あるのか、という私の問いに対して「段取りの悪さに振り回され時間をムダにするよりも、段取り良く計画して仕切る側にまわる方がラク」とのお答え。やはり私とはかなり人種が違う(笑)。

彼女は今学期から日本語のチューター(補習教官)も始めたばかりだから来学期はかなり忙しくなるはず。私も鬼のようにチュータリングはこなしたから分かるのだが、実はこの仕事、英会話のトレーニングにはもってこいなのである。授業を受けるだけならその他大勢の中に隠れていられるが、1対1では学生の英語の質問に英語で答えるしかない。つまり逃げようがないから英会話力は自ずと向上するのである(期待してます)。

ところで、大学院での私の研究テーマは「外国語としての英語・日本語」なこともあって色々な所で論文または口頭で発表していることがある。それは「日本人は英語を勉強するのは慣れているが、いざそれを使うとなるとかなり下手」ということだ。国内で英語を使う機会がないから仕方ないことではあるが、それにしても他の言語なら笑い飛ばせるのに英語となると何かが違う。間違いを侵すのをを異常に恥ずかしがるのだ(覚えがあるでしょう?)。

ある有名英語塾の塾長も言っていることだが、日本人は英語をしゃべる際にとにかく文法を気にしすぎる。理由は3つ。①中学・高校で最低6年間も英文法を習っているので、不必要に細かいことをよく知っていること ②「英語=試験勉強」の感覚が強いので間違えると減点されるように感じてしまうこと ③日本には日本語が下手な人がほとんどいないので「言葉=下手だと恥ずかしい」と勝手に思っていること、である。

私もご多聞にもれずそうだったのだが、いざアメリカに住んでみると周りには英語の下手なひとがいっぱいいるのに驚いた。移民とか留学生たちである。特に数の多いメキシコ系移民はとにかくしゃべる。明るい。まちがえても平気。伝わるまで話し続ける。結果、彼らはどんどん英語がうまくなる。日本人がうなずきながらわかったふりをしてそそくさと逃げていくのと好対照だ。

実際の会話ではジェスチャーが使えるし、前後関係や状況(コンテクスト)というものが絶対に存在するので、必要十分な発音(特にアクセントの位置)で単語を並べるだけで対面コミュニケーションは成立する。そういう体験をしたことがないから「完璧でなければ英語は伝わらない」と思い込んで重箱の隅をつつくようなことばかりが気になってしまうのだろう。これは筆記試験オンリー、あるいはリスニングはあってもネイティブとの面接のない受験制度の完全な弊害ではなかろうか。

「英語は勉強するな」と誰かがコマーシャルで一生懸命言っているのはおそらくそういう意味だろう、と勝手に思っている今日この頃である。

今日から新学期!!

2014-08-25 | 英語
お久しぶりです。

またまた今日から新学期。私は晴れて大学院生です。

留学企画第一回の方も参加者2名共無事大学の入学許可試験を通過、合格率100%を達成しました。めでたしめでたし。
やってみての感想は、「完全マンツーマン指導がメインなので、もし3人以上来られたらつらいかも...。」ということでした。あー大変だった。

今年の冬休みに企画している冬期の予定は、同じアイダホ州でする予定だったのがハワイ(!)に変更。
理由は、「冬のアイダホは寒すぎる」と「日本から来るのに時間的、料金的にお得」「私の博士課程がハワイ大学になるかもしれない」の3つ。期間もずっとコンパクトな3週間です。今年の年末年始は暖かいハワイで、私と妻と一緒に英語トレーニングはいかがでしょうか?




母国

2014-06-22 | 英語
8月から始まるアメリカでの大学生活開始に向け、相変わらず学習の日々ですが、、、
さて、今朝朝食中に主人のほんの一言から色々な事に気が付きました。

その一言、「外国語を勉強するという事は母国語をより知るという事!」

確かに、生まれてから当たり前のように使いこなしてきた日本語ということばの深さと美しさを、この年齢になりしみじみと感じる事が多い!当たり前すぎて知らなかった事・気づかなかった事が予想以上に多いのです。
この事はアメリカ人の日本に対する(日本語に対する)質問から頻繁に感じさせられます。

思えば日本から米国に引っ越し現在約4年、何十年と住み慣れた日本の良さ(文化・習慣 他)を痛感し始めたのはこちらに来てからです。
ここでは日本での当たり前が当たり前ではない、特に日本のサービス(ホスピタリティ)精神は素晴らしいと誇りに思います。

独立し育った家から離れる・母国から離れる、母国語から離れる、親元から離れる、、、
離れる事によって見えてくる景色が沢山あるものですね。

母国の素晴らしさをより感じ、表現出来るように今日もまた学習を進めます。(妻)