2012年9月26日の「アイダホ日本語日記」より。
※現在旅行中の為、このような内容でお届けしています
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きょうの補習は3年生のチェルシー一人。
なにかにつけて超負けず嫌いの女の子で、特に日本語においては打倒オースティンを生きがいとしている。
「今日はしゃべりのプロがやる日本語の発音練習をやります。オースティンにはわざと教えないからがんばって覚えよう。」と面白がってたきつけるクマ。チェルシーの目がキラっと輝いた。
「あ、え、い、う、え、お、あ、お、あ、い、う、え、お」
「か、け、き、く、け、こ、か、こ...」
次の日、今度はオースティン達の番。
「オースティンには教えないってチェルシーに約束したんだけど」って英語でいった瞬間、今度はオースティンの顔が変わった。
「何それ、教えて。『教えろーーー!!!』」
他の2人がドン引きする中、クマもその気迫にのけぞっていた。
「オースティンも負けず嫌い? 何なんだこの二人?」
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この頃は演劇部かなんかがやってた滑舌のトレーニングを面白がって教えていた。チェルシーという子は卒業直前に婚約して今はどこかの放射線関係の大学院に進んでいるはず。「日本ではアメリカと違って生徒は黙ってノートを取るだけだから、授業中は発言もなくすごく静かなんだよ。」と私が言うと「すごい。まさに私にピッタリな授業だわ。」と言っていたのを思い出す。「アメリカ人=発言好き」という公式に当てはまらない人もいるんだな、と思った瞬間だった。ちなみに私はこのチェルシーやオースティンと一緒に卒業式に出ました。
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きょうの補習は3年生のチェルシー一人。
なにかにつけて超負けず嫌いの女の子で、特に日本語においては打倒オースティンを生きがいとしている。
「今日はしゃべりのプロがやる日本語の発音練習をやります。オースティンにはわざと教えないからがんばって覚えよう。」と面白がってたきつけるクマ。チェルシーの目がキラっと輝いた。
「あ、え、い、う、え、お、あ、お、あ、い、う、え、お」
「か、け、き、く、け、こ、か、こ...」
次の日、今度はオースティン達の番。
「オースティンには教えないってチェルシーに約束したんだけど」って英語でいった瞬間、今度はオースティンの顔が変わった。
「何それ、教えて。『教えろーーー!!!』」
他の2人がドン引きする中、クマもその気迫にのけぞっていた。
「オースティンも負けず嫌い? 何なんだこの二人?」
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この頃は演劇部かなんかがやってた滑舌のトレーニングを面白がって教えていた。チェルシーという子は卒業直前に婚約して今はどこかの放射線関係の大学院に進んでいるはず。「日本ではアメリカと違って生徒は黙ってノートを取るだけだから、授業中は発言もなくすごく静かなんだよ。」と私が言うと「すごい。まさに私にピッタリな授業だわ。」と言っていたのを思い出す。「アメリカ人=発言好き」という公式に当てはまらない人もいるんだな、と思った瞬間だった。ちなみに私はこのチェルシーやオースティンと一緒に卒業式に出ました。