WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

米国アイダホ州より英語トレーニングルームがお届けします。 http://www.eigotraining-usa.com

TOEIC模擬テスト

2014-05-04 | 英語
今日はTOEICのリスニング模試をやってみた。本番と全く同じ形式で5回分入っている、という例のアレである。妻と一緒にセーノでやって、私の結果はなんと495点中470点相当、本番でこれが取れれば新記録である。

プロフィールを細かくご覧いただくと分かるのだが、私はTOEICがあまり得意ではなかった。ボキャブの力でで無理やり何とかしていた英検やTOEFLに比べてこのTOEICテスト、比較的簡単な大量の文章の高速処理が求められるために英単語マニアの私にとってはつかみどころがなく、「どうやって勉強したらいいの?」状態だったのだ。

その私がほぼ確実に900点台をクリアできるようになったのはおそらく、次の2つの要因が大きいように思われる。

1)実際にアメリカで生活してみて、リアルタイムでコミュニケーションする頻度が増した事。
2)勉強法を単語中心からフレーズ中心に変えた事。

特に2番目は学習者の盲点だと思う。自分も実際に数字が上がってビックリしたのだが、これを地道に実行するとまず変わってくるのが「英文に反応するスピード」。リーディングで言えば、単語単語で止まっていた視点がフレーズごと一網打尽にしながら動くようになり、その結果確実に早く読めるようになる、という事につきる。

「行間を読む」ならぬ「単語と単語のスキマ(要するに語と語のつながり/コロケーション)を学習する」事がスピードアップにつながるとは長い間思ってもみなかったことで新鮮だった。ちなみにこの「フレーズ学習法」については夏の留学企画でみっちりやるので参加者の諸君は大いに期待してほしい。


POW-WOW

2014-05-04 | インディアン
毎年8月の第2週目、金曜から日曜にかけて行なわれるインディアンのお祭りPOW-WOWについて。
私達の住んでいる場所から車で約30分、インディアンリザベーション(インディアンの居住区として保護されている場所)にて全州からネイティブインディアン達が集まり開催されるお祭りです。見学は自由ですがけっして外部者のためのお祭りではありません。

4年前最初にこのお祭りに訪れた時からこのお祭りに完全に魅了され、毎年この時期を楽しみにしています。インディアン達、写真を撮られることを好みません、笑顔ではありません、口数は少ない、、、イメージとして無愛想な感じです。この無愛想さが私にとってはたまらないわけです(ナチュラルで無理のない感じ)。

インディアン達の間で「黙って座ってじっと聴く(耳を澄ませ)」とうようなことば使われています。意味は多くを語らずとも大自然に向けて、内なる自分自身に向けて、黙って耳を澄ませばすべては聴こえてくるだろう意味です。

しかし、ここ米国は自己主張の国です。言わなければ伝わらない、言わないのが悪い、黙っているとしゃべれない人なんだと思われる、空気を読んでは意味不明、というのがごく当たり前です。日本人の私にとっては正直キツイ、そもそもおしゃべりではないので。

そして最近は自分自身にこんなレッテルを貼って自己満足に至ります。「私は英語しゃべれるけれどもしゃべりたくない人」(笑)。
随分とこのレッテルは効力を発揮してくれています。何よりも自分自身に対して。「無理して話さなくてよい」という安堵感からいい意味でいい加減になれています。

しかし、しっかりクレームは付けさせてもらいます。旅先のホテルなどで連泊する際、掃除が行き届いていないものならわけのわからない単語を並べて。通じなくても怒っているという事はしっかり相手には伝わっています。

8月第2週目頃にこちらアイダホの方面にいらっしゃる方、是非ネイティブアメリカンのお祭りはお勧めします。また詳しい情報が必要な方もお気軽にどうぞ。同じモンゴロイドとして忘れつつある何かを感じさせてくれるお祭りのような気がしています。(妻)