WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

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アメリカの音楽学部

2014-05-03 | アメリカの生活
今日でDead Weekも終わり。
という事は春学期の授業が終了、あとは期末試験を残すのみ、という事である。

私は8ヶ月前にここアイダホ州立大学(ISU)を卒業、そのあとOPT(Optional Practical Training)の制度を利用して、
一年間学生ビザのままアメリカ滞在を延期、現在は大学院の授業が始まるのを待ちながら趣味で音楽学部に所属している。

一年半前、オーディションに合格して見事入学を許可されたはいいものの、いざやってみるとこれがなかなか大変。音楽理論、ソルフェージュ、音楽史の普通の授業の他に、卒業には次の要件を満たさなければならない。

1)自分の専攻楽器の個人レッスンを8学期受けなければならない。(1単位づつ)
2)ラージ・アンンサンブル(オーケストラ又はブラスバンドなど)を週三回一時間半ずつを8学期(1単位づつ)
3)コンサートに一学期に12回、8学期間出席しなければならない(なんと0単位)

というわけで、いくら優秀であろうが最低で丸々4年間かかってしまうのである。ひたすら人前で演奏させられるので、どんな上がり性な人(自分の事)でも、卒業までにはなんとかステージ慣れする、ということなのか。自分の出番を待っている間いつも死にたくなるが、おかげさまで、驚いた事に確かに最近、以前ほどには緊張しなくなってきたのは事実である。

※写真は大学の音楽堂(田舎の大学にあるとは思えない立派な建物です)