WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

米国アイダホ州より英語トレーニングルームがお届けします。 http://www.eigotraining-usa.com

我が家の「フレンズ」

2014-04-30 | 英語
昨日はまた雪が降りました。一瞬でしたがもの凄い勢いでした。予定通り5月末頃まではこの状態は続くと思われます。そして夏へ、こちらの夏はかなりかなり快適です。避暑地?いえ個人的にはそれ以上の快適さを感じています。

さて、今日は我が家のDVD達、おなじみの「フレンズ」について。
実はこのフレンズ、我が家にはフルセットが2つあります。英語版と日本語版です。米国で英語版のフルセットを購入したのですが、吹き替えに日本語がありません。という訳で日本語版を日本でも購入しました。(編集がところどころ違います)
日本語を見て感じた事。「つまらない」。英語だからこそのダジャレ、ギャグがなかなかそのままのニュアンスとして表現されていないという事です。しかし、言葉が違うのでそれは当然と言えば当然なわけです。
英語で見て、日本語で、字幕付き、字幕なし、、、、を何度も何度も繰り返し現在は英語のみの字幕なしで楽しんでいます。ようやく同じタイミングでゲラゲラと笑えるようになりました。
誤解のないように、日本語だとつまらないと感じたのも最近の事です。それまではチンプンカンプンでした。

実はこの過程における成長を自分自身ではわからない、実感があまりないのです。正直なところ。
主人に「昔はさ、、、」と言われ「そんな時があったの?」なんて人ごとです。ただ1事言える事「聞き漏らすまい、字幕も完全に読み切る!」なんて変な力の入れ方は現在は全く無くなりました。「適当」になった、「流せる」ようになったという感じでしょう。

留学生の中には「言葉の壁」だと思われたくない!と感じる方もいるようですが、所詮外人です。ネイティブのようになんてとんでもない。外人は外人、であれば外人らしく進めるか?という感じです。これも得意の開き直りでしょうか。米国に住み益々「開き直り」の有り難さを感じ続けている今日この頃です。(妻)

個人教師(tutor)

2014-04-29 | アメリカの生活
今日も妻です。日本の皆さんは祝日、こちらはいよいよDEAD WEEK突入です。

さて、来週は試験期間となります。今週でクラスも終了、試験期間直前という事でこの週ばかりはどの生徒達も寝る間も惜しみ勉強に取り組まなければなりません。

日本と違い、大学入学へのチャンスは誰にでも平等に与えてくれるのが米国です。1部の有名大学(イエール、コロンビア等)を除けばどの大学であろうとあまり大きな差がありません。そして卒業しなければ意味がない(日本では早稲田中退などと言っても入学出来たことにまずは価値を認めてくれますが)。単位が取れずに退学をしていく学生もそんなに珍しくありません。「入学は許可するけれどもあとは自己責任で宜しく」という感じでしょうか。ですからこの週は必死です。

そして大学にはまた個人指導(チュータリング)という制度があります。教師は学生です。ちなみに誰でも個人教師(チューター)になれる訳ではありません。GPAが3.0(日本でのオールA)以上の優秀な学生のみです。学生は個人教師に誰でも申し込む事が出来ます。この制度も善し悪しで、学生ではなく大学が料金をを払うので、生徒に負担の無い反面以外と簡単にキャンセルされてしまいます(その場合お給料は入りません)。

しかし...今週はDEAD WEEK!! 毎度の事ながら、チューター達は自分と生徒の両方の勉強で大忙しとなることでしょう。

日本語脳を使わないなんて!!

2014-04-28 | 英語
英語学習中の妻です。現在5月7日に行なわれるTOEICに向けてくる日もくる日相変わらず英語の日々です(米国でもTOEICは受験出来ます)。

さて、「日本語脳をなるべく使わずに英語脳をつくろう」「日本語を忘れよう」なんて言われたことや見たことありませんか??
日本語脳をお休みさせる、決して辞書を使わない、これらはダイレクトメソッドと言われています。

実は私、このメソッドに忠実になろうとしばらくの期間かなり苦しめられました。意識すれば意識するほど不自然な状態になっていく、落ち込んでいく。だめなだめな自分を山の様に経験しました。たまに日本に帰る時も、「また英語力が後退するかもしれない」とまで感じ、日本人同士の夫婦であるにも関わらず、「自宅でも英語で会話しよう!」と主人に提案もし実行もしました。しかしほんの数時間持続すればいいところです。

さて、そんな状況を経て現在は

「約40年間親しみ慣れ続けて来た日本語を忘れるなんておかしいでしょ?」
「日本人としてしっかりとした日本を話し・書き・読めるという能力は絶対にこのまま維持したい、逆に忘れてなるものか」

といつもの開き直りが確立されています(笑)。

以前、ちらっと主人からも言われていたんですよね。日本語脳・英語脳、どちらも自由に使いこなせる瞬時のトレーニングを(通訳トレーニングのようなイメージです)。主人はバイリンガルでも何でもありませんが、独自のメソッドを確立したので自信満々です。
そのトレーニングを続けながら現在は日本語脳を忘れなくてもいい、どちらも自由に使いこなしていいんだと安堵感で一杯です。平気でアメリカ人にも日本語で話しかけるほどになりましたし。

話は変わりますが、日本って親切な国ですよね。日本に訪れる外人さんにも一生懸命英語で対応しようとする、日本を訪れる外人さんは日本でありながらも遠慮なく英語で話しかけてきます。それをお手本に私もここアメリカでも日本語でバンバン話しかけようと思います(笑)。大切な母国語ですから。

日本の皆さん、素敵なGWを。

「わざわざ」と「せっかく」の違い

2014-04-27 | 日本語
昨日の補習授業中、アメリカ人学生のロブに質問された。

"What's the difference between 'わざわざ' & 'せっかく'?"

いつもの様に教科書の例文を読んだ後でアドリブで解説しようとしたが、今回はなかなかうまくいかない。例えば:

わざわざ来てもらったのに申し訳ない」 vs. 「せっかく来てもらったのに申し訳ない」。

両方とも立派な日本語である。では何が違うのか?その場では答えらえなかったので、"Let me sleep on it."とお茶を濁して帰宅後奥さんに聞いてみた。妻がネットで得た回答では、

『どちらも骨を折って何かをすることには変わりはないが、「わざわざ」はしたくない事をしかたなくする、あるいはしないでもいいムダな事をする、という言わばネガティブな含みがあり、一方、「せっかく」はしたくてする、何かを期待してする、という言わばポジティブな含みがある。』

ということだった。なるほど。という事は先の2つの例文の違いは:(動物園で)

わざわざ来てもらったのに申し訳ありません。ライオン治っちゃいました。」(獣医さんに)
せっかく来てもらったのに申し訳ありません。ライオン今病気でして。」(お客さんに)

の違いだと説明すれば合点がいく。はたしてロブはこれで納得するだろうか?

アメリカの学生達

2014-04-26 | 日記
今日はアメリカの大学生について。

すべてとは言えないが彼らのほとんどは貧乏である。高いものを買ってうらやましがられるというよりも、賢く安いものを手に入れた方が断然GOOD JOBな訳である。

大学の授業料についても、親が出してくれるのが当たり前ではない。例えば授業料を払えなくなると、休学しアルバイトでお金をためて大学に復帰する。授業料を親が払ってくれたとしても、生活費は自分達で稼がなければならない、これはごく普通の事。

服装だって質素だ。Tシャツ、スニーカー、ビーサン、、、同じ服を数日着ていてもどうってことない。車だってボロボロ、傷なんて勿論、硝子にひびがある、ライトが割れている、、、日本と違い車検もないから完全自己責任である。

人はどうであろうと、自分自身に迷惑が掛からなければ問題なし!これが彼らの考え。日本では、人に迷惑が掛からないかをまずは気にするが。

こちらで知り合った友人の話を1つ。彼は正社員で真夜中から朝まで働き、数時間の仮眠をとってから、やはりフルタイムで大学にくる(!)。そしてまた授業が終われば仕事に戻るの繰り返しだ。彼には野望があり、いづれは不動産王になると言っている。大学の授業料は勤務先である会社が負担をしてくれているらしく彼はドンドンと貯金が増えていく一方である。税金対策に近々一軒家を購入(!)することを真面目に検討している。勉強も出来るし時間にも約束にも誠実である。

このような例は極端であるが、しかし「日本の大学生と比べてなんと大きく違うことか」とつくづく思う今日この頃である。