WILDnaLIFE :「ワイルドなライフ!!」

米国アイダホ州より英語トレーニングルームがお届けします。 http://www.eigotraining-usa.com

コロラド州へ

2014-05-24 | アメリカの生活
来週の月曜日は車で片道約8時間のコロラド州ボルダーへ行ってきます。モンタナ同様大学見学です。
米国は日本が50個集まったような国ですがこちらに住むようになり、どんなに遠くても車で移動しようとしていることが不思議です。
日本の感覚で言えば国外に行くような移動になると思いますが。

さて、コロラド州といえばまず州全体の平均標高が全米ナンバー1、州都はデンバーです。コロラドという名はスペイン語で「赤みを帯びた」という意味らしいです。州の南北にはロッキー山脈が貫いている山岳地帯の州です。

そしてもう1つ、最近知ったのですが、ドラックが合法です!!えーーーーっ!!!そんなのあり!?と正直驚きました。
いずれにしても私達が始めて訪れる州なので楽しんできたいと思います。(妻)

タイムカプセル#3 「日本語を学ぶ理由は?」

2014-05-22 | 日記
2012年10月12日の「アイダホ日本語日記」より。

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10月12日、またクマのところに日本語チュータリング希望者が来たのでお決まりの質問をしてみた。

"What on earth made you decide to learn Japanese?"
(なんでまた日本語を勉強しようと思ったの?)

実際、アメリカの日常生活で日本語が役に立つ場面は皆無に等しい。ハワイにでも行かない限りは日本人にはまず合うこともないのが普通だ。

"Well, I like Japanese culture very much; you guys always show your respect to others, and all... Oh, it's useful in science or technology fields, too."

「日本の文化が好きだ」というのはいいとして、「科学技術の分野で役立つ」というのは何かウソ臭い。そもそも、日本人がまずいないアイダホでどうやって日本文化に触れたのだろうか?・・・答えはマンガやアニメといったポップ・カルチャーである。

『ウソつけ!正直に「対戦ビデオゲームで必要だから」とか言え!』とクマの心が叫ぶ。

それとも彼らの言う「科学技術」とはプレイステーションやウィーのことなのであろうか???

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アメリカで日本語のクラスをとっているのは(少なくともここISUでは)8割以上が「アニメっ子」や「ゲームっ子」です。その証拠に私は3年間のチュータリングでただの一度も Student Athlete(運動部の選手/試合や遠征などで大学の威信をかけて戦うのでチュータリングの時間枠を普通の学生よりも多く取れる)に当たっていません。いかに彼らがオタク系かということの現れだと思います。アニメやゲームは日本文化の入り口としてはいいのでしょうが、大学生になったらそろそろ本格的に文化・歴史にも興味をもってほしいですね...。

ゲイ

2014-05-22 | アメリカの生活
今日はゲイの人々についてです。

私達の住んでいるアイダホはご存知の通り田舎です。そして宗教色も強くモルモン教が全体の約5割~6割を占めています。ニューヨークなどの大都会では合法のゲイマリッジもアイダホではまだまだ、彼らにたいする偏見は強くはびこっています。日本ではゲイと聞くとついついナヨナヨと女性ぽいイメージがもしかしたらあるかもしれませんが、こちらのゲイは全く違います。後から聞いて「えっ、そうだったの!?」と驚くほどです。

私達はこちらのゲイの方々と比較的仲良しです。大学の教授・日本語を学ぶ学生、、、その共通点は親しみやすやです。彼らは日本人的に言えば「空気をしっかり読んでいる」、そして私が私がというアメリカ人に多分多い我の強さがありません。そして更に頭がいい!

昨日こちらの州代表の選挙があり新しい州代表が登場したようです。今までの代表とは違いゲイに対しての偏見がない方が当選しここに住む数少ない日本人達で今日のランチは盛り上がりました。私達は「男性・女性と言う前に皆同じ人間なんだからいいじゃない」というのが共通の意見です。(妻)

イエローストーン国立公園

2014-05-20 | 自然
イエローストーン国立公園


モンタナ大学の帰りに、イエローストーンを一周してきました。

5月も半ばだというのに(標高7500フィート以上では)湖は氷で覆われ、道には身の丈以上の雪の壁。閉鎖されている道もあったりしてやはりまだシーズン前だなという様子。

私たちは今回で3回目だったのですが、さすがに巨大なイエローストーン、まだまだ新しい発見が盛りだくさんです。

今回の収穫はまずバイソンの子供に遭遇した事。色があまりに違うのではじめイヌかコヨーテだと思ったんですが母バイソンの乳を飲んでいるのを目撃したので納得しました。この時期はどうやら子育てのシーズンらしく3~4か所で親子バイソンに出会いました。

それから大峡谷のアーティスト・ポイント。茶色いグランドキャニオンに巨大な滝から水が流れ落ちて川になり遥か下方をかなたまで流れていく様が一望できます。この眺めは圧巻で言葉を失いました。超お勧めです。たまたま来ていた中国人の団体客も大はしゃぎでした。

最後にオールド・フェイスフルの間欠泉。90分に一度10メートル位の高さまで熱湯が噴き出すのを大勢の観光客と一緒に見物して来ました。他にも噴出時刻が掲示板で予告されている間欠泉が4カ所あり、6時間半おきに噴出するグランド・ガイザーが一番大きくて見ごたえがあるとの事。これは次回に期待します。

こんなに見どころがあるのに、「いままでの2回、一体私たちは何を見に来ていたんだろう」という感じ。今回も時間の都合上割愛した場所がまだまだあるので、これで見尽くしたなんて絶対言えません。イエローストーン恐るべし...。

モンタナ大学

2014-05-20 | 自然
大学院博士課程の候補地であるモンタナ大学に行って来ました。

TAで学費を稼ぐ都合上日本語メジャーがあって、日本語教授法/日英比較言語学で博士号がとれることが条件なのですが、モンタナ大学には残念ながら言語学の博士課程がありません。奥さんが大好きなネイティブアメリカン研究メジャーはあるのですが...。

色々話を聞いていると、どうやら「学際研究」でPhDが取れるとの事。複数の学部をまたいだ博士号で、テーマを自分で決めてからその問題解決のために色々な教授とセッションをする。私の場合差詰め言語学、教育学、音楽、言語聴覚療法学などの合わせ技になるらしいい。

それにしても、博士号のタイトルが「学際研究博士」では今ひとつ何が専門なのか分かりにくいのが欠点。どうしようかな...。