西沢利明の俳優ノート

西沢利明ひとり芝居のCD販売開始!詳しくは7月24日のブログで!収益の一部は目のご不自由な方への寄付金に!

三つの傑作!

2012-02-16 20:10:22 | Weblog
「森鴎外(写真)の晩年の作品で、最も好きなのは、“高瀬舟”、“妄想”、“じいさん、ばあさん”だ。」

と言ったのは、正宗白鳥だ!

「高瀬舟」も「じいさん、ばあさん」も、歌舞伎の名優たちが演じている!

我が輩も去年、小さな空間で、ひとり芝居で……!

「じいさん、ばあさん」は、今も新橋演舞場で、三津五郎と福助で上演されている。

夕刊の劇評に、“老いを尊ぶ美学が世間から薄れるのと反比例して、上演が増えている……”と、ある。

実は、この“老いの美学”……直ぐには無理だが、芝居にしたい……

と、我が輩も、前から思っているのですが……いつになりますか?

好きな短編小説なのであります!

いつか……!

柚子こしょう!

2012-02-16 17:13:16 | Weblog
塩焼きそばには、やはり、柚子こしょう!

ピリッと来て、あっさりしていて、柚子の香りがして…‥言うことありません!

本体の焼きそばは、塩、胡椒、鶏ガラスープ(顆粒)を少々……That's all !

野菜は、キャベツでもレタスでも、何でもいい!

肉は、鶏でも豚でも、何でもいい!

ありもので、さっさと作る!

素朴なものだが、西沢食堂の人気メニューだ!

ごちそうさま♪!

ai-kata公演!

2012-02-15 22:02:40 | Weblog
「WHO IS SUNDAYMAN」

19日まで、大塚の“萬(よろず)劇場”で上演中!

作・演出(金沢知樹さん)が……奇想天外!

爽やかに笑える!

九十分ほどの一幕劇だが、飽きない!

cleverな作家だと思う!

今後が楽しみだ!

出演者も今回、みなさん爽やかだ!

三島由紀夫のSF・「美しい星」を思い出した!

金沢知樹さんも、負けていない!

愉快なひと時をありがとう!

お薦めのコメディーであります!

チョコ募金!

2012-02-15 20:17:22 | Weblog
バレンタインデ-に戴いた、“六花亭(北海道帯広)”のチョコレイト!

チョコ500円のうちから、

300円は、イラクへ(小児がんの子どもたちの医療支援に)、

50円は、福島へ(子どもたちを放射能からまもる活動に)。

チョコ募金なのです!

知らなかった!

JIM-NET とは……日本イラク医療支援ネットワーク!

いのちをつなぐチョコレート!

知らなかった!

詳しく調べてみよう!

心の先進国を!

2012-02-15 10:45:40 | Weblog
大好きな先輩お三方が……揃い踏み!

おはようございます!

今朝の朝日新聞の『文化』欄!

紹介されている、三冊の新書が興味深い!

「科学と宗教と死」(加賀さん)、「下山の思想」(五木さん)、「事実婚 新しい愛の形」(渡辺さん)!

コラムの結びは……“経済の先進国ではなく、心の先進国を目指そう。

三人の作家が指し示す新しい生き方は重なっている。”(筆者は、中村真理子さん)。と!

今日は若者の芝居を観に行く!

ai-kata公演『WHO IS SUNDAYMAN 』!

どんなだろう……?

土曜日には、文学座のアトリエへ行く!

どんなだろう……?

楽しみだ!

カレーハウス?

2012-02-14 16:56:00 | Weblog
顔が黄色くなりますよ!

カレーばかり食べていると!

ロケでカンボジアへ行った時に、あちらのカレーを、いろいろいただいた!

うまかった!

だが、家で作るのは、やっぱり、昔ながらの、ポークカレー!

チキンでもない、
ビーフでもない、ポークカレー!

西沢食堂の“目玉”だからしょうがない!

今晩は、ホーレンソウのおしたしを添えよう……

せめてもの、栄養のバランス……?!

オペラ「魔笛」♪

2012-02-14 16:03:06 | Weblog
モーツァルトのオペラ「魔笛」を、

演出家ピーター・ブルックが、温かで濃密なおとぎ話に変身させた!

……と今朝の新聞にありました!

フルオーケストラではなく、たった一台のピアノ♪

九人の歌い手♪

舞台に竹(写真)!

この竹が、あるときには暗闇になり、森になり、壁になる……!

見る者は想像力を駆使して歌手たちに感情移入する……と、紹介記事が……!

三月に日本での公演がある。

是非観たい!

簡素で濃密な舞台を……♪!

三年越し?

2012-02-13 12:38:50 | Weblog
死にかけていた庭のシクラメン!

部屋で温めていたら、蕾が出てきた!

二年まえ、相模原の公演の時に戴いた!

……復活?

咲くかも知れない!

ピンクの花が!

期待しよう!

今年のline up は……太宰治→クォゥァディス→ディケンズ(生誕二百年)→ハレクイネイド(ロミオの喜劇)→ 森鴎外!……?

一つ一つキチンと準備しつつ、丁寧に仕上げて行きたい……!

そろそろ具体的な打ち合わせをしなくては……!

体調もベストにしとおこう!

なぁ~シクラメンのつぼみ君!

茶漬け最中!

2012-02-12 23:58:26 | Weblog
お洒落な「お茶漬け最中」を戴きました!

京都の“辻が花”というお店の…!

昨年、自由が丘の“STAGE悠”に、二度続けて来て下さった、大事なお客さまから!

森鴎外とチェ一ホフでした……!

今年もお会いしましょう!

今年は……太宰治?とディケンズ?とシェイクスピア?と……?森鴎外と?

……近日中に決めよう!

またまた豚汁!

2012-02-11 18:25:12 | Weblog
美味いんだからしょうがない。

何度でも作ります!

但し、心を込めて作ります!

こんにゃくは、湯通し、牛蒡は、酢を入れて一煮立ち……!

味噌は少な目!

手が混んでおります!

シェフ西沢の『豚汁』は…他の惣菜を寄せ付けない!

満足のランチでありました!

自画自賛ではありません。

厳然たる事実!

今日は、森鴎外さんの翻訳した、ドイツの短編を噛みしめている……!

『女の決闘』!

……面白い!

ひたすら、“演劇的なるものを求めて”………今日も行く!

東北弁の聖書!

2012-02-11 14:43:36 | Weblog
大船渡市の医師・山浦玄嗣さん(写真)は、聖書を地元の言葉(気仙語?)に翻案した!

秋に出版される!

北国育ちの我が輩は、東北弁が少し解る!

被災された沢山の大船渡市の方たちが、きっと、この聖書を手にとるに違いない!

我が輩も、手元に欲しいと思う!

きっと、分かりやすく、親しみやすいに違いない!

聖書の“翻案”は、並みの苦労では出来ないと思う!

『ケセン語聖書』……!

本屋さんに並ぶのを、心待ちにしております!

イレギュラー!

2012-02-10 19:58:22 | Weblog
変な時間に、お雑煮を作ったりしている!

お酒を断っているので、口淋しいのかな?

時々間食をする!

煙草とアルコールを止して三ヶ月が過ぎた……!

何を食べても実に旨い!

知らなかった!

こんなオマケがついて来るとは……!

ニコチンやアルコールは、味覚を狂わせるんですね……!

そんなわけで、近頃、少々“食いしん坊”に変身…!

少し肥りたいので、丁度いい……!

夕食は何にしようかな……?

駆け込み訴え!

2012-02-09 19:58:22 | Weblog
イエスは、最後の晩餐のとき、十二人の弟子たちの足を洗った!

写真はその絵!

読み損なっていた太宰治の短編・『駆け込み訴え』をやっと今日、図書館で見つけて読んだ!

何と……イエスを売る、裏切り者「ユダ」の話でありました!

イエスを捕まえさせようと、大祭司カヤバの中庭へ駆け込む、劇的な「ユダ」の、モノローグドラマ!

知らなかった!

……傑作だ!

太宰にとって、聖書が、生涯座右の書であったことが分かる気がする。

「信仰の人」とは言えないにしても、洗礼をうけてはいないけれども、

キリストその人の“教え”に直結しようとしたのでは……?

「汝の隣人を愛せよ」に限らず、作品のいたるところに、聖書の言葉があふれている!

『駆け込み訴え』!

……もしかして、monologuedrama の傑作になるかも知れない!

無為の時!

2012-02-08 17:01:52 | Weblog
串田孫一さんの随想にある……“私は無為の時が好きだ……”!

何もしない時間!

「クォヴァディス」の主人公ペトロニュウスは、

古代ギリシャの哲学者・ピュロンを知りたいと言う!

ピュロンは、“判断を中止して、心の安静を求めよ”と言った哲学者!

誰かさんも、言うことを聞いて、考えることを止めて、映画なんぞを観ている……!

メグ・ライアン(写真)とトム・ハンクスの『めぐり逢えたら』!

ラストは思わず泣いた!

昔の名作、ケーリー・グラントとデボラ・カーの『めぐり逢い』のリメイク!

ペトロニュウスには、もう一人好きな哲学者がいる……アナクレオン!

彼は、恋と酒とを歌う抒情詩人だ!

「イエス・キリストの教えは、私向きではない!」……恋と酒を楽しんで、好きなように生きた、これは、ペトロニュウスの台詞!

「クリストが神々の中でも一番立派なものだと考えている。」……これも彼のセリフ!

この、『趣味の審判者』……一筋縄では行かない!

読み終えた!

2012-02-07 15:13:31 | Weblog
この『クォヴァディス』三巻、

イエスの使徒・パウロとペトロの教えを、素直に受け止める青年貴族・ヴィニキウスと、

自害して果てるまで、信仰を持たない、叔父・ペトロニュウス(愚劣なローマ皇帝ネロの重臣)の、

凄まじい生涯の物語でありました……。

主人公は、この叔父と甥っ子!

キリスト教の受け止め方が、それぞれ違う!

洗礼を受けず、イエスを信じてはいないペトロニュウスは、

しかし、ヴィニキウスに劣らず、信心深い、爽やかな、潔い人物に思えた……!

我が輩の甥っ子・Rayは、昨日、ソクラテスの話をあまりしないで、

二日続けてラーメンを食して、長の別れを……!

“やらずの雨”という日本語を教えた……!