東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国は27日、カンボジア北西部シエムレアプで一連の経済閣僚会議を開始した。
欧州債務危機を受けて世界経済の失速が懸念されるなか、自由貿易協定(FTA)の拡充による成長持続策などを協議。
会期は31日まで。
ASEANは2015年に設立を目指す経済共同体に向けた取り組み強化を確認し、FTA締結国との連携推進で内需拡大を図る意向だ。
28日にASEAN経済閣僚会議を開き、その後、日本、中国、韓国やインドなど周辺主要国や米国とも会合する。
日本は枝野幸男経済産業相が出席する予定。
ASEANと日中韓などによる最大16カ国の広域FTAに関する会議も開催。
関係国の経済閣僚は、今年11月の東アジアサミットでの交渉開始決定を目標に、予備協議を加速することで合意する見通し。
(共同)
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