デンマーク戦に向けて調整する岩清水(10日午前、ビラモウラで)=近藤誠撮影
【ビラモウラ(ポルトガル)=矢萩雅人】女子サッカーの国際親善大会、アルガルベ杯は11日、グループリーグ最終節が行われる。
A組の日本女子代表(なでしこジャパン)は、同日午後0時20分(日本時間同9時20分)からデンマークと対戦するが、東日本大震災から2年となるこの日の主将は、岩手県生まれのDF岩清水(日テレ)が務める予定だ。
岩清水は、生後11か月で神奈川県に引っ越したが、生まれ故郷への愛着は強い。佐々木監督はこの大会、試合ごとに主将を代えており、今回は岩清水を指名した。
連敗中の日本は、既に5位以下が確定しているが、岩清水は「特別な日に主将をやらせてもらうことをうれしく思う。良いニュースを東北の皆さんに届けたい」と気合十分で試合に臨む。
(2013年3月11日17時42分
読売新聞)
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