８月も終わる

　歳を取るとともに時が早く過ぎるように感じます。若い頃の１年は今の２，３年にあたるような気がします。が、今年の８月、今日で終わりですが珍しく長く感じました。その原因は二つあります。一つは暑さです。最近の暑さは尋常ではありません。地球温暖化のためか、確実に昔に比べ気温は高くなってきています。それが毎日続くことが体にこたえます。特に私のような高齢者にとっては、大げさに言えば命の危険を感じても不思議はありません。事実熱中症で多くの人（特に高齢者）が亡くなっています。

　もう一つは台風です。ノロノロ台風でもう１週間は日本各地に大雨を降らせています。この地方も３００ｍｍ以上降りました。まだ大きな被害は出ていませんが、まだ２，３日は続きそうですので油断はできません。これだけ長く雨（時には豪雨）が降り続くのはあまり記憶にありませし、気が滅入ります。

　台風で思い出しましたが、この地方の学校は今日まで夏休みです。もっとも今週の２６日から始まっている学校もあります。孫の小学校（東京）も始まっています。明日から２学期、早速台風の影響を受けます。各学校はどう対処するか、始業時間を遅らせるのか、台風情報とにらめっこです。福岡市では２９日は給食後一斉下校させるという措置を暴風警報が出たため急遽下校させたため、暴風の中を児童生徒が下校したことに対し、保護者から苦情が出たことが報じられました。難しい！

それからもう一つ。小中高生の自殺者は１年で５００人を超えています。その中で９月１日は自殺が一番多い日です。長期休業明けは子どもたちにとって憂鬱な日です。多くの子どもが悩みを抱えています。学校でも「命の教育」を行っていますが、子供の自殺は減らないどころか増える傾向にあります。難しい問題です。

風が吹けば桶屋が儲かる

　台風１０号ジョギング並みの速さでようやく九州を抜けたようです。勢力も弱まり強風の心配は余りなくなりましたが、依然として活発な雨雲があり注意が必要です。また、多量の雨で地盤が緩んでいることから土砂災害も心配されます。今度の台風、中心から遠く離れた地域にも大雨を降らし、現在は関東地方にも大雨警報が出ています。新幹線は名古屋～新大阪間は折り返し運転を再開したようです。

　さて「風が吹けば桶屋が儲かる」との諺があります。大体の意味は知っていますが調べてみました。この諺は江戸時代にできたもので、風が吹いて埃が立つ⇒埃で失明する人もいる⇒失明した人は三味線で生計を立てる人が増える⇒三味線の胴に張る猫の皮が必要⇒猫が減り鼠が増える⇒鼠が桶をかじるので桶の需要が増える⇒桶屋が儲かる、という意味で、「一見何の関係もないところから意外なところに影響が出る」という諺が使われるようになりました。今回の台風、いろんなところに影響が出ています。困った人が多いですが、中にはこの台風の恩恵？を受ける人もいます。台風を避けてホテルに泊まる人が増えた、とかガソリンをみんな満タンにするため品不足になったとかです。もう一つこの長期の雨で困るのが洗濯物です。我が家も昔は室内のあちらこちらに吊るして乾くのを待ちました。今はリフォームを機に浴室暖房を入れたので、浴室で乾かしています。近所のコインランドリーが繁盛しています。朝から多くの人が来ていました。これも「風が吹けば桶屋が儲かる」の一つと言えるかな。

薩摩川内市付近に上陸

　台風１０号、朝薩摩川内市付近に上陸しました。中心付近の最大風速は５０ｍ！屋根等吹き飛ばされそうな強さです。また、鹿児島県・宮崎県・熊本県などでは降り始めてから３００ｍｍを超える大雨となっています。洪水や土砂災害が心配されます。ただ気象庁の発表では「非常に強い」から「強い」に少し勢力は落ちているようです。ただこの台風速度が遅く、しかも進路予測が度々変わってきています。一時は迷走しそうな予測も出ましたが、最新の予測では、四国を横断し関西に再び上陸し北東方向へ進みそうです。当初より勢力は衰えそうで、この地方に最接近するのは２日になってからのようです。といってもこれまでの雨量から考え警戒は必要です。蒲郡の土砂崩れは夜を徹しての救出作業は終わりましたが、３人が亡くなりました。やはり家の背後などに山や崖がある場合や造成して所に建てた家は注意する必要があるでしょう。今もこの地方激しく降っています。我が家も、水はもう地面にしみこまず庭も一部池状態です。

　

台風１０号進路変わる

　相変わらず断続的に雨が降っています。時には激しい降りとなっています。昨日は港の方の道路は冠水しました。また、柳生川・梅田川・豊川放水路には氾濫注意が、また豊川沿いの下条霞・牛川霞には冠水注意が出ました。何しろ豊橋は２４時間雨量が２００ｍｍを超えていますから。今後も注意が必要です。交通機関では新幹線が一時豊橋浜松間で運転見合わせ、また渥美線でも一部区間で冠水や陥没のため運転見合わせが続きました。Yahoo防災アプリが入れてあるので、次々に情報が入ります。また新たな災害では蒲郡で昨夜土砂崩れが起こり、一家５人が生き埋めになりました。４０代女性１名が救出され、さらにもう一人の声が聞こえるとのこと。消防隊は近隣の豊橋市や名古屋市からも応援に駆けつけています。ぜひ全員無事時救出されますように。自分の家の周りは平地ばかりなので土砂崩れの心配はありませんが、近くに山等がある場合は危険を自覚しておく必要があります。さらに一つ気になることがあります。それは台風の進路です。今日の最新の予想では当初よりだいぶ南寄りになり、このままでは愛知県のどこか、ひょっとしたら渥美半島沖を通る予想になりました。豊橋のごく近くを通過しそうで心配です。

早くも影響 台風１０号

　台風１０号、まだ奄美の辺りなのにもうこの地方でも影響が出ています。昨夜から断続的に雨が降り、雷もなっています。台風による雨雲が山に当たり降らしています。この台風当初の予想と異なり大分西に行ってから向きを東方向に変え、列島を縦断する気配です。大型で速度が遅いので、長時間にわたって雨が降ります。土曜日にかけて連続して降りそうで、この地方も今からこんなに雨が降っては心配です。家は今まで浸水等の被害にあったことはありませんが、よくニュースで見ますが浸水にあった人の話で、生まれてずうっと何十年も住んでいて初めてだ、という話をこの頃よく聞きます。他人ごとではない気がします。また今回の台風大型なので風も強い。最盛期には最大瞬間風速が６０mを超えるようです。そういえば２０１８年、関西地方を襲った台風２１号、風や高潮の被害が目立ちました。車が横転したり屋根が飛んだり、船が流され関西空港連絡橋にぶつかって橋を破損したことを思い出しました。台風の備えて風で飛びそうな植木鉢などを片付けたり、雨で流されそうなものの片づけ位かな。台風に備え食料品を多少多く買い冷蔵庫や冷凍庫の中にいれましたが、停電だけは困ります。ＴＶで台風対策を紹介していましたが、家への浸水を防ぐ土嚢ではなく水嚢を紹介していました。土より簡単だそうです。もう一つ車対策です。水につかったらまずパーです。車両保険に入っていればいいですが。そこでカーショップなどで売っているそうですが、専用のシートでぐるっと包む方法です。ショップに行けばいろいろあるものです。