穂の国 春夏秋冬

古来よりこの地方(東三河)を表すことば・穂の国より,日々見たまま感じたままを綴っています。

風が吹けば桶屋が儲かる

2024年08月30日 11時11分20秒 | その他

 台風10号ジョギング並みの速さでようやく九州を抜けたようです。勢力も弱まり強風の心配は余りなくなりましたが、依然として活発な雨雲があり注意が必要です。また、多量の雨で地盤が緩んでいることから土砂災害も心配されます。今度の台風、中心から遠く離れた地域にも大雨を降らし、現在は関東地方にも大雨警報が出ています。新幹線は名古屋~新大阪間は折り返し運転を再開したようです。

 さて「風が吹けば桶屋が儲かる」との諺があります。大体の意味は知っていますが調べてみました。この諺は江戸時代にできたもので、風が吹いて埃が立つ⇒埃で失明する人もいる⇒失明した人は三味線で生計を立てる人が増える⇒三味線の胴に張る猫の皮が必要⇒猫が減り鼠が増える⇒鼠が桶をかじるので桶の需要が増える⇒桶屋が儲かる、という意味で、「一見何の関係もないところから意外なところに影響が出る」という諺が使われるようになりました。今回の台風、いろんなところに影響が出ています。困った人が多いですが、中にはこの台風の恩恵?を受ける人もいます。台風を避けてホテルに泊まる人が増えた、とかガソリンをみんな満タンにするため品不足になったとかです。もう一つこの長期の雨で困るのが洗濯物です。我が家も昔は室内のあちらこちらに吊るして乾くのを待ちました。今はリフォームを機に浴室暖房を入れたので、浴室で乾かしています。近所のコインランドリーが繁盛しています。朝から多くの人が来ていました。これも「風が吹けば桶屋が儲かる」の一つと言えるかな。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする