穂の国 春夏秋冬

古来よりこの地方(東三河)を表すことば・穂の国より,日々見たまま感じたままを綴っています。

野球における日米の違い

2024年11月01日 11時05分52秒 | スポーツ

 野球、アメリカMLBで大谷・山本選手のドジャーズがヤンキースを破りワールドシリーズを制し頂点に立ちました。日本選手が出場するということで日本でも大いに盛り上がりました。一節ではアメリカより日本の方がテレビ視聴者数が多かったそうです。それほど日本でも盛り上がりました。さて日本でも日本シリーズが行われています。DnNAが昨日勝ち王手をかけました。どちらも少しTV中継を見ましたが、やはり同じ野球とは言え違いを感じました。MLBはパワー溢れ、ダイナミックと思いました。それは選手の体格の差が大きいかも知れません。日本シリーズを見ると何かゆったりしているというか、スピード感をあまり感じられません。それは一つにはルールの違いに起因しているかもしれません。MLBではピッチクロックでランナーがいない場合は15秒以内に投げないとボールを宣告されます。その他、牽制球も制限等もあります。これは試合時間を短くし、スピーディーな展開になり観客数も増加しました。また、TV中継も放送時間内に終わる効果もあります。日本ではどうでしょうか、いずれも採用されていません。ところが野球規則には「12秒以内に投球する」旨書いてありますが、どういうわけか実施されていません。だらだら長い試合は観客を飽きさせ、TV中継も途中で終了しなければならないことが多い。全てとは言わないが、日本も早急にMLB並に行う必要があるのではないか。より多くの観客を引き付ける対策として有効ではないだろうか。

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100カメ

2024年10月20日 10時04分15秒 | スポーツ

 「100カメ」とは気になるところに100台の固定カメラを設置して人々の生態を観察するNHKドキュメンタリー番組です。今回の場所は栗東トレーニングセンターでした。中央競馬のトレーニングセンターで、広さは150haもあり約2,000頭の馬がいます。私は若い頃尾張地方に勤めていた頃、数回競馬をしたことがあります。当時はネットなどは勿論ありませんから直接競馬場へ行き馬券を買いました。どうして行くようになったかは思せませんが、確かビギナーズラックで行くようになったと思います。笠松競馬です。確かコースの中には畑があったような、のどかな競馬場でした。TVではわからない目の前を走る馬のひづめの音が迫力ありました。

 それはさておき、この番組を見て初めて知ったことが多くありました。厩舎は調教師をトップに調教助手・厩務員・騎手で構成され、チームで勝利を目指して日々努力しています。いろんな場所にカメラが設置されていましたが、おそらく騎手の頭に付けたカメラの映像は迫力があり、スピード感に驚かされました。調教助手は1,2頭の馬の世話をします。我が子のように愛情をもって話しかけ世話をしていました。努力し自分の世話した馬が勝てば、その報酬も大きい。今日行われる「菊花賞」、1等賞金は2億円です!馬主に80%、調教師に10%、調教助手と騎手に各5%が配分されます。ということは、自分の世話した馬が勝てば1千万円!もらえるわけです。う~ん、大変な仕事だが夢のある仕事といえるなあ。といっても世の中そんなに甘いものではないことも事実です。勝てなければ馬は地方競馬に出され、調教助手も収入は多くないでしょう。調教師の中で矢作調教師はこれまでに200億円以上!!稼いでいるそうです。コントレイルという有名な馬(3冠馬)の調教師で、その世界では有名人だそうです。人馬一体で勝利を目指し、日々奮闘する姿を見て競馬を見る目が少し変わるような気がします。

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日米ともポストシーズン

2024年10月13日 13時37分36秒 | スポーツ

 MLBはポストシーズンに入り、連日熱戦が続いています。昨日はナショナルリーグの大谷・山本選手のドジャーズとダルビッシュ選手のパドレスの最終戦があり、ドジャースが山本投手の好投もあり勝利し、リーグ優勝決定シリーズに進出が決まりました。試合中継を見ましたが満員の観衆の下、大変な盛り上がりを見せています。リーグ優勝をしワールドシリーズに進出すれば日本でもさらに盛り上がるでしょう。世界最高峰の場で、日本人選手の活躍は素晴らしいことです。また、日本でも昨日からポストシーズン、クライマックスシリーズが始まりました。こちらも大観衆の中熱戦が繰り広げられました。

 ひとつ前から思っていたことがあります。それは日本でいえばなぜ143試合もして3位まででまた優勝をかけてトーナメントを行うのか?いくらハンディがあるとはいえ、もし3位チームが優勝したら腑に落ちません。143試合もなんのために戦って来たのか、と選手は思うのでは。ひとえに試合を多くして収入を増やすためとしか思えません。ですから日本のこのシリーズはあまり興味はありません。MLBも同じシステムではないかというかもしれませんが、あちらはチーム数が多くポストシーズンを行う価値はあると思います。

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52-52&大の里

2024年09月22日 09時29分18秒 | スポーツ

 大谷選手、昨日52-52達成!これはMLB史上初の記録です。一昨日は6打数6安打3本塁打2盗塁10打点との大活躍、パワーと盗塁という相反する能力を両方兼ね備えているところがすごいと思います。これだけの成績を残すには本人の努力は勿論ですが、もれ聞くところでは日本には無い先進的なスポーツ科学が力を発揮しているようです。体格的に劣る日本選手ですが、大谷選手はMLB選手のパワーにも負けないものを持っています。この先どこまで記録を伸ばすか楽しみです。ところで千賀投手はどうなっているのでしょうか。肩やふくらはぎの故障で、登板できない状態が続いています。大谷選手もそうですが、どうしてアメリカに行くと多くの投手は故障してしまうのか、何に原因があるのかな?日本より投球数などは厳しいのに。ボールの違いか、登板間隔が日本より短いことか。

 もう一つ大相撲です。関脇大の里は昨日豊昇龍を破り2度目の優勝を決めました。見ていましたが苦手の豊昇龍をパワーで押し出して勝ちました。迷いがない相撲でした。これで大関は確実です。わずか9場所で史上最短です。早くも期待してしまうのが、強い日本人横綱です。外国人はダメではありませんが、やはり日本人横綱が大相撲の看板になってほしいです。

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おめでとう!京都国際

2024年08月24日 10時03分29秒 | スポーツ

 第106回全国高校野球選手権大会で京都国際高校が初優勝しました。京都国際高校は47年に京都朝鮮中として創立され、2004年に日本の学校課程を学ぶ私立高校となりました。それで校歌が韓国語ということを、TVで見て初めて知りました。日本人生徒も多く通い、全校生徒約140人中、野球部員が約60人とうことに驚きました。何と野球に特化した高校かと。さて今回の大会は低反発バットの影響で本塁打は最小の7本のみとなり、京都国際は本塁打無しの優勝でした。ということは、接戦を勝ち抜く戦法が重要だったということかな。さて、マスコミによれば京都国際の優勝に対し、韓国大統領の祝福の言葉もありましたが。一部のSNSでは中傷の声もあったということです。全く残念なことです。野球を通して日韓の交流理解が深まるよい機会なのに。一つ遠い昔のことですが思い出しました。それは高校卒業間近に、友達のI君が私に囁きました。「実は僕は韓国人なんだ」と。私は「そんなことどうでもいいことじゃないか」と言ったような気がします。今考えると、彼はずっと心に引っかかっていたのでは。遠い遠い昔のことですが、未だに一部の人は韓国人に対し、この優勝を素直に祝ってあげれないことを悲しく思いました。

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