玉川上水の木漏れ日

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のブログ

■「オレオ」の由来

2016年03月08日 | 動物・植物
先日、かみさんと話していて、例の我が車の上の猫「オレオ」の名前には意味があることがわかった。
オレオというから、てっきりクッキーの名前だとおもっていたら、実は尻尾が短いことから来ているそうだ。そう、この猫は可哀想に尻尾が途中で折れてなくなってしまっているのだ。
つまり、漢字で書けば「折尾」。そうか、漢字名だったのか・・・、なんだか「栃尾」の油揚げを思い出すのは僕だけだろうか・・・「尾」しか合ってないけど。いつだか、ダランと(か)さんと一緒に食べましたね。
でもま、とりあえずキラキラネームじゃないからいいかね。


今朝、路上を移動中の「オレオ」。案外、無防備だ。


実はこれには伏線があって、以前、この猫を最初に発見したとき、こんな会話をしたことがあった。

 か「あの猫、尻尾がないね。」
 は「そうね・・・、ああいう尻尾のない猫がよくいるけど、あれは遺伝じゃなくて、生まれてくるときの事故によるものらしいよ。」
 か「へえ。」
 は「猫っていうのは、一回の出産でだいたい5~6匹生まれてくけど、なかには毛色の違うのもいて・・・、それはつまり、雌の猫は発情期になると何匹かの雄と交尾するから、それが同時に生まれてきてしまう。だから親の違う子供を同時に授かるということだな。」
 か「へえ。」
 は「で、彼らは子宮のなかでギューギューになっているわけだから、生まれてくるときにも変な体勢で生まれてくるってことがあって、そのときに結構な頻度で尻尾が折れるらしいよ。」
 か「へえ。」
 は「・・・キミは平さんか?」
 か「えええ・・・?? ・・・でも、尻尾がないといろいろ困ることもあるんじゃない?」
 は「そうそう、猫やリスってのは尻尾でバランスとっているからな・・・、狭い塀の上なんかを渡るときはたいへんかもね。」
 か「塀。」
 は「・・・・・」

なんという会話の夫婦だ・・・ちょっと創作入ってるけど。
ともあれ、ま、そういう次第で「折尾」になったらしい。とりあえず、名前の由来がわかってよかった。


「平さん」(NHKより)。


猫の得意技。よくある光景だが、動物というのはどの種も外的がいない場所、
上から見渡せる場所を好むから、家猫というのは、きっとこういう塀の上が安心なんだろう。



でも、向こうもだんだんこっちに興味を示している風だ。ガムランでも聴きますか?
いや、今度会ったら、ちょっと話しかけてみよう。もしかしたらオレオにとっては迷惑極まりない話かもしれないし、きっと何も考えていないとおもうけど、猫には猫の何らかの動物的本能的期待というやつもあるかもしれないし・・・。
そうやって、新しい出会いはいつも未知の進展が隠れている。今度は異種交流潭だ。
さて、どう出るか。

「我が輩は猫である。名前は折尾、という。」(は/212)


何が言いたいんだ、その表情は。お前、本当は「平さん」というんじゃないの?
かみさんは「ホワイトソックス」とも言っていたけど、別名だろうか。
でも、それだとなんかダイリーグっぽくない?



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