goo blog サービス終了のお知らせ 

 玉川上水の木漏れ日

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のブログ

2022.10.23.「ビマの鬼退治」中目黒公演のお知らせ

2022年10月10日 | ワヤンのお知らせ(か)

バリ島の影絵人形芝居「ビマの鬼たいじ」

〜〜〜〜〜
 バリ島のワヤン(影絵芝居)の物語のほとんどは、インドの昔話です。今回上演される「ビマの鬼たいじ」は、「マハーバーラタ」という長い長い物語の一場面。
 日本語とバリで用いられている言葉で語られます。
 インドのお話だけど、日本の昔話と通じるところがあったり、今のアニメのように正義のための戦いがあったり、ハラハラドキドキする場面もあったりと、小さな子どもも飽きることなく楽しむことができます。
〜〜〜〜〜
◆公演日:2022年10月23日(日)
◆時間:1回目開演11:30~12:30 2回目開演14:00~15:00
◆場所:中目黒GTプラザホール
◆対象:幼児〜おとな
◆料金:全自由席 一般2,500円 おやこ券3,500円 子ども券1,500円 4歳未満無料
◆最寄り駅:中目黒駅正面出口から徒歩約1分
◆主催:目黒子ども劇場
◆後援:目黒区
◆申し込み:目黒子ども劇場HP https://www.mkogeki.org/%E6%96%B0


いよいよ人食い鬼のバーカ(左)とビマの対決です!
「ビマの鬼たいじ」より







2022.7.17.大阪ワヤンのお知らせ

2022年05月12日 | 上演情報
「ギータ・クンチャナ」ワヤンのお知らせより

3年ぶりの大阪での影絵人形芝居

2013年から、日本では稀有な存在であるバリ伝統影絵人形遣い&語りの梅田英春さんに伴奏ガムラン演奏バテルの基礎から指導していただき、2年に1度、大阪で影絵人形芝居Wayang Kulitを上演してきました。
関西ではなかなか観る機会のないバリの影絵人形芝居、毎回ご来場いただく方もたくさんいらっしゃいます。
昨年は、残念ながら大阪での新型コロナウィルス感染の拡大が収まらず、準備は進めてきたものの泣く泣く中止しました。
そして今年の夏、ようやく3年ぶりの上演が決まりました!





マハバラタより、子どもから大人まで楽しめる演目です。
《人を食べる恐ろしい鬼たちが村にやってきた。
村を守るために、パンダワ兄弟の次男ビマが美女に化けて鬼たちにふるまわれるご馳走に潜り込みます。
その企てはうまくいくのでしょうか?!
力自慢のビマは少しおっちょこちょいなのです・・・》

『ビマの鬼たいじ』
◆2022年7月17日(日)午後2時開演 午後1時半開場
◆西淀川区民会館(エルモ西淀川) ホール
 阪神なんば線『福』駅より徒歩6分
◆前売り一般2500円 高校生以下500円
 当日各500円up
◆影絵人形遣い:梅田英春 ワヤン・トゥンジュク梅田一座
 演奏:ギータ・クンチャナ
◆主催:ギータ・クンチャナ
 後援:学校法人 大阪音楽大学
 大阪府芸術文化振興事業

お申し込みはメールで
 ticketgitakencana@yahoo.co.jp まで。
件名を「影絵芝居予約」として、お名前、携帯電話番号、人数を記載してください。
前売り締め切りは7月15日です。

めくるめく影と光の幻想的な世界、梅田さんのすべてのキャラクターを使い分ける声の技、落語のようなリラックスした笑いいっぱいの語り、躍動的な歌とガムランの響きをお楽しみください。

2022あけましておめでとうございます

2022年01月01日 | ブログ管理人から

あけましておめでとうございます。

今年こそワヤン活動が再開できますように・・・お祈り!
〜〜〜〜
今年はすでに2月と3月の公演が決まっているようです。
「こいつぁ春から縁起が良いわい」・・・チョン!

「今を生きる人々と育む地域芸能の未来」オンデマンド配信

2021年01月23日 | 上演情報

「今を生きる人々と育む地域芸能の未来」
レクチャー・シリーズ②
「芸能を学び伝えることーバリ島における芸能の継承と創造」【オンデマンド配信開始!】

◉[申込方法]
講座動画の視聴は、下記Googleフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/6P12F139tWsovELn9

◉[申し込み受付期間]
2021年1月22日~2月5日

◉2020年度「地域芸能と歩む」のレクチャー・シリーズ②が本日より配信スタートです!
 本講座では、インドネシアのバリ島でガムランやワヤン・クリ(影絵芝居)をはじめとするインドネシアの芸能の修行を受けられ、現在、実践者または研究者として活躍されている3名の講師をお呼びしました。
 バリの村々において、芸能を「学ぶ」そして「伝える」という営みがどのように行われているのか、そして、さらに未来の世代への継承や、伝統の新たな創造的な可能性はどういうところにあるのか考えていきます。

◉講座動画は、トピックごとにご視聴いただけます。
(1/9):講師紹介/イントロダクション
(2/9):[梅田英春]東南アジアにおけるワヤン・クリ(影絵芝居)
(3/9):[梅田英春]バリ島の村々におけるワヤン・クリ(影絵芝居)の継承
(4/9):[川村・梅田・増野]各々の修行について
(5/9):[増野亜子]村々の芸能を横断して学ぶこと
(6/9):[増野亜子]グンデル・ワヤンの子供たちへの継承
(7/9):[川村亘平斎]そもそも影絵って何?/ワヤン・クリ(影絵芝居)における3つの“必要事項”
(8/9):[川村亘平斎]川村さんのプロジェクト紹介(「HEBIWA HEBIWA(南相馬2015)」・「おそなえ きのみ(チェンマイ2018)」・「カベノムコウニオニガイテ(原美術館2019)」・「東京影絵(東京2020)」)/影絵師が大切にするべきもの
(9/9):[トークセッション]バリにおける芸能の伝承・教え方/ワヤンの創造的側面/ワヤンの魅力とは?

◉[講師]
増野亜子(東京藝術大学非常勤講師)
梅田英春(静岡文化芸術大学文化政策学部教授)
川村亘平斎(影絵アーティスト)

◉[司会]
向井大策(沖縄県立芸術大学准教授)

◉[注意事項]
・お申込みいただいた方には、メールにて視聴用のURL(限定公開)をお送りします。
・視聴いただいた方には、別途お送りするワークシートへの回答にご協力ください。
・本講座動画は限定公開です。動画のURLを他の方に知らせたり、お申込みいただいた方以外の視聴はご遠慮くださいますよう、お願いいたします。

◉[配信期間]
2021年1月22日~2月12日
★公式HPリニューアルしました!

2021. 1. 1

2021年01月01日 | ブログ管理人から


みなさまにとって良い年になりますように
今年はワヤンができますように
お祈り!

・・・・・・・・・・・・・・
「写真」
手前の真っ黒なところは「八ヶ岳の裾野」
左、裾野越し遠くに「富士山」
右、「南アルプスの山々」
とても静かな夜明けです。
今年が穏やかな年であることを。

・・・・・・・・・・・・・・
去年はワヤン公演は一度だけでしたが・・仕方がありません。
ワヤン公演を企画・開催してくださった「浜松市楽器博物館」に感謝です、
共演してくださった「ギータ・クンチャナ」、いつもありがとう。
今年は少しずつ公演回数を増やしていければと願っています。

10.24 浜松市楽器博物館公演「ありがとうございました」

2020年10月26日 | ワヤンのご報告(か)

「16:00 カヨナン(宇宙樹)が動き始める」
11ヵ月ぶりのワヤン公演、10.24.16:00 定刻通り始まりました、マスクをつけての上演開始です。
上演が白熱してくるとダラン(人形遣い)はやはり呼吸が苦しそう.
・・この姿が当たり前にならないように、早く以前のマスクのない姿に戻れるようになるといいですね。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
浜松市楽器博物館 第200回レクチャーコンサート「バリの影絵人形芝居ワヤン・クリ」
・・・・・・・・・・・・・・・・
「浜松市楽器博物館公演」無事終了しました。
この大変な状況の中でも、沢山の方に来ていただきました。
ありがとうございました!
・・・・・・・・・・・・・・・・
会場は本来入れる人数の1/3までを定員にして密にならない配慮がされました。
結果は、皆さんかなりゆったりとした会場を自由に移動できて、
いろいろなポジションからワヤンを見ることができて良かったようです。
(数が限られたチケットは早くから完売でした、観れなかった方はゴメンナサイ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のワヤンはバテル。
大阪のガムラングループ・ギータ・クンチャナの皆さんと梅田一座とのコラボ公演。
もう何回も共演しているので息はピッタリ、とても賑やかで楽しいワヤンになりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・
コラボ公演の前夜ミーティングで今回分かったこと。
関西では「一音の言葉が伸びる」そうです。
「歯、血、湯、目、戸」ではなく「歯ぁ、血ぃ、湯ぅ、目ぇ、戸ぉ」となる。
メールなど文字表記でも「目」ではなく「めぇ」とするそうです。(マジか?)
「あんたそんなめぇあこうしてほんまめぇまっか?」
公演前夜はこの話題で大いに盛り上がりました。ハハハ


とても美しく構成された会場でした。


上演前の人形の説明。「これがカヨナンです!」


子供達もたくさん来てくれました。アリガトウ


「ありがとうございました」無事終了しました。


「ハイ!ポーズ」
博物館のみなさんお世話になりました、ありがとうございました。




ワヤンの朝(52) 浜松市楽器博物館公演 2020.10,24

2020年10月24日 | ワヤンの朝(か)

八ヶ岳連峰の夜明け

今日は浜松市楽器博物館公演の本番です。
浜松市楽器博物館 第200回レクチャーコンサート「バリの影絵人形芝居ワヤン・クリ」
・・・・・・・・・・・
梅田一座 + ギータ・クンチャナ、今年初めてのワヤン公演です。
最後のワヤン公演は去年の11月:鴨江アートセンター公演、今回はそれから11ヶ月ぶりの公演です。
人形たちや楽器や道具がなんだかとても懐かしい。
本当に久しぶりなので、出演者たちもとても楽しみにしています。
・・・・・・・・・・・
[ 演目 ]
◉ 「ビマの鬼たいじ」
・・・・・・・・・・・
[ 出演 ]
◉ ダラン(人形遣い)/梅田一座
  梅田英春
◉ クテンコン(ダラン補佐)/梅田一座
  片倉保夫・長谷部匡
◉ バリガムラン演奏/ギータ・クンチャナ
  小林江美・岡崎宏省・山海一剛・須谷朗・高橋知子・松村涼子・水沼優子
・・・・・・・・・・・
みんな張りきってます。
どうぞお楽しみに。
・・・・・・・・・・・
チケットはすでに「Sold out 」だそうです。
ありがとうございました。


「ビマの鬼たいじ」より
鬼たちに捧げられたはずの供物を、どんどんと食べてしまうビマ。
このあと、怒った鬼たちとの壮絶な戦いとなりますが・・結局ビマが勝ちます!
だって「ビマの鬼たいじ」だから。ハハ
・・・・・・・・・・・
この供物の影絵人形、とてもよくできています。
特にビールの泡の表現は素晴らしい!
梅田一座グンデル部ゴリ部長の作品です。


浜松市楽器博物館公演(10.24)のお知らせ

2020年09月04日 | ワヤンのお知らせ(か)


浜松市楽器博物館
第200回レクチャーコンサート「バリの影絵人形芝居ワヤン・クリ ビマの鬼たいじ」
日 時:10月24日(土) 15:30開演(15:00開場)
会 場:アクトシティ浜松 研修交流センター 音楽工房ホール
料 金:一般2,000円 学生1,000円(24歳以下の学生)
出 演:ダラン(人形遣い):梅田英春、ダラン補佐:梅田一座、バリガムラン演奏:ギータ・クンチャナ
チケット発売:9月13日(日)より
・楽器博物館
・アクトシティ地下1階チケットセンター
・浜松市文化振興財団オンラインショップ にて発売


「原寸のこだわり」ムルティとカヨナン

2020年05月02日 | ワヤンのお知らせ(か)

左頁:ブラフマムルティ「ウィシュヌムルティよりひとまわり小さい」
右頁:ウィシュヌムルティ「バリのワヤン人形で最も大きいウィシュヌムルティ」
このページ、どちらも原寸大なのでとても迫力があります。

〜〜〜〜〜
ダラン梅田の本「バリ島の影絵人形芝居ワヤン」できました!
〜〜〜〜〜
ワヤンの人形は実際に手に触れるてみるととても迫力がありかつ繊細です。
人形は原寸大でないとどうしても伝わらないことがあります。
この「ムルティ」二体と「宇宙樹カヨナン」は原寸大を掲載しました。
原寸を見ると精巧な透かし掘りの技術に驚かされます。
とても大きな人形なので原寸では人形の部分になってしまいますが、
人形の全体像もわかる構成になってます。
原寸と全体像を比較しながらご覧になると面白いと思います。




左頁:カヨナン(原寸)「バリのワヤンでもっとも重要な人形」
原寸を見ると精巧な透かし掘りの技術に驚かされます。

〜〜〜〜〜
「バリ島の影絵人形芝居ワヤン」リクエストはこちらから
「紀伊国屋電子書籍Kinoppy」
「Amazon.co.jp」


本「バリ島の影絵人形芝居ワヤン」できました!その2

2020年04月08日 | ワヤンのお知らせ(か)

本「バリ島の影絵人形芝居ワヤン」より

本を開くと、はじめにこの見開きのページが出てきます。
このページ構成、迫力があって気に入っています。

<中央の小さく書かれている言葉>
「宇宙樹の影が登場人物たちの上をゆっくりと動く・・・それは
物語の始まりを表すだけでなく、ゆるやかな風が物語世界の中にそよいでいるかのようだ。」

ダラン梅田の本「バリ島の影絵人形芝居ワヤン」ができました。
とても素敵な本になりました。

〜〜〜〜〜
「バリ島の影絵人形芝居ワヤン」リクエストはこちらから
「紀伊国屋電子書籍Kinoppy」
「Amazon.co.jp」