Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

まさかのゾンビ×推理モノのジャンルミックスだった『屍人荘の殺人』

2019年12月14日 17時29分00秒 | 映画


2019年公開映画210本中126位。

まさかのゾンビ映画!
ゾンビ✖️推理モノ。

フェス研というサークルの合宿に訪れた
2人のホームズと1人のワトソンが、
ウィルスによってゾンビに変貌したフェスの客たちに抵抗しながら、
寝泊りするペンションで起きた殺人事件を解決していくというもの。

殺人事件については、
勘のいい人なら犯人は割とすぐわかりそうだし、
ゾンビについては、
この前観た『ゾンビランド:ダブルタップ』と比べるとかなりチープ。
チープというか、キレイ、、、?

洋画好きからしたら、
もっとゾンビがんばって欲しいところだけど、
グロさが抑えられているという点では観やすいとも言えそう。

銃社会ではないので、洋画のように無駄に撃つといったこともなく、
基本的に槍や剣で頭をぶち抜くのみ。
さらに、ヒットする瞬間にレントゲン写真のようになるので、
血も肉も出ず、そういうのが苦手な人でも安心かと。
(個人的には物足りないけどw)

ただ、この映画、コメディタッチな部分とゾンビの部分が
うまく混じり合っていないと感じた。
そこらへんは『ゾンビランド』シリーズの方がしっくりくるんだけど、
それは笑える部分が下ネタやブラックジョークだからかなと思うんだよね。

ゾンビって汚いから、邦画のかわいいギャグよりは、
洋画の汚いギャグの方が相性いいんだろう。

なので、パニックとミステリーのジャンルミックスとしては斬新だったけど、
そこまでうまく合わさっていない印象でした(笑)

結局、この映画だけではゾンビ事件の首謀者はわからないままだけど、
続編あるのだろうか。

カレン・ギランのアクションが凄まじくカッコいい『ジュマンジ/ネクスト・レベル』

2019年12月14日 17時24分09秒 | 映画


2019年公開映画209本中43位。

『ジュマンジ』シリーズ最新作。
ゲームの中に入った4人の若者、1人の中年、
2人のおじいちゃんが現実世界に戻るために
奮闘するアクションコメディ。

大学に進学して新しい生活に馴染めないスペンサー(アレックス・ウルフ)は、
かつて吸い込まれたゲーム『ジュマンジ』の中での生活を懐かしみ、
前作のラストで壊したはずのそれを密かに修理し、再びゲームの中へ。

彼を助けるべく、前作の4人もゲームの中に入るものの、
なぜかスペンサーのおじいちゃんとその友達もいっしょに吸い込まれて、
てんやわんやしていくポップで笑える展開が魅力的。

ゲームの中にいるということがイマイチ理解できない
おじいちゃんたちのおとぼけに笑いつつも、
冒険を通じて彼ら2人の間にあったわだかまりが消え、
友情を噛みしめ合う流れが、
笑える中にも涙を誘ってきて、
とても面白い仕上がりになってた。

さらに、ドウェイン・ジョンソンとカレン・ギランの
アクションもメッチャかっこいいし、
CGで表現された世界も圧巻のクオリティだし、
ザ・ハリウッド的な作りが個人的には大好物。

特に、カレン・ギランは身長180cmもあってスタイルがクッソいいから、
あらゆるアクションが様になるんだよね。
敵を殴り飛ばし蹴り飛ばし、
ヌンチャクを華麗に操るシーンがツボだった!

ラストにおける本シリーズ第1作目を彷彿とさせる
終わり方も個人的にはポイント高い!

ただ、予告では「ゲームがバグってる」ってのを推してたものの、
実際ほとんど影響なかったから、ある意味予告詐欺感あるけど(笑)

あとね、オークワフィナっていう
『クレイジー・リッチ!』や『オーシャンズ8』に出てる
中国人の女優さんがいるのだけど、
彼女がメッチャムーランに似てて、
むしろ実写版『ムーラン』
彼女でいいんじゃないかと思うぐらいなので、
ぜひ確認してみて欲しいです。

IMAXレーザーで観たら、字幕がオレンジ色だったけど、
仕様なのか、僕の目が変なのか。。。

謎ばかりが残る『4分間のマリーゴールド』

2019年12月14日 01時00分47秒 | ドラマ
公式サイト

トッキュウジャーとルパンレンジャーと
仮面ライダーフォーゼが出てたヒーロー感満載のドラマでした(笑)
が、、、結局謎ばかり残る終わり方だったな。。。
(以下、ネタバレあり)

福士蒼汰が手を合わせた相手の死がわかるという能力の持ち主で、
救命救急士という仕事柄、何人もの死を予見したものの、
それを回避する術は持たず。。。

人の死が事前にわかるのにただそれを待つのみという苦行。。。
それでもよくその仕事を続けられるよなっていうのがちょっと違和感だった。

で、第1話で自分が愛する血の繋がらない姉である菜々緒の死を予見するものの、
ずーっと回避策が見つからず、
しかも何がきっかけで死ぬかもわからない状態で9話まできて、
まさかの交通事故である。

9話のラスト5分で、
福士蒼汰と菜々緒が乗っている車にトラックが正面衝突。
あの展開はいきなりすぎてマジでびっくりした。。。

予定よりもだいぶ早く菜々緒が意識不明に陥り、
このまま静かに死ぬのかと思いきや、
本来死ぬはずの日になぜか目覚めるという。。。

しかも、9話で福士蒼汰は死を予見する能力が失われたんだよね。
そこから運命が変わって来たんだ。

まあ、ハッピーエンドでよかったねっていうことではあるんだけど、
なぜ能力が失われたのか、なぜ菜々緒の運命は変わったのか、
わからずじまいでした。

奇跡といえばそうなんだけど、、、
もともと全体を通じて何かが解決される話ではなかったから、
ふわっとした3ヶ月間で、
正直釈然としないドラマだったな(笑)

そして、このドラマのキービジュアルに写る菜々緒は、
まさに戸愚呂(兄)のような感じで吹いたwww

前作よりも戦争感がほとんど感じられない『ぼくらの7日間戦争』

2019年12月14日 00時27分48秒 | 映画


2019年公開映画208本中114位。

1988年に宮沢りえが女優デビューした
同名映画のアニメーション作品。
続編ということで、
宮沢りえ本人も32年後の中山ひとみ役で声やってました。

んー、なんか戦争感薄かったな。。。
全体的に『天気の子』の劣化版のような。。。
もはや別物なので、単純に比較はできないけど、
個人的にはオリジナル版の方が好きです。

オリジナル版は、
学校に嫌気がさした男子中学生8人が
廃工場に立てこもって好きなことをして過ごすうちに、
やがて宮沢りえ含む女子3人も加わり、
学校の先生や両親たちに徹底抗戦するという話。

“子供たちだけで”自分たちの世界を構築していく過程に、
『スタンド・バイ・ミー』や『ホーム・アローン』
みたいな雰囲気を感じてワクワクするんだよね。

特に、学校の先生たちが横柄で体罰も当たり前の時代だし、
今なら間違いなく大炎上モノなので、
生徒たちが反抗したくなる気持ちもすごくわかる。

一方、今回のアニメーションは現代風にアレンジされているのはいいんだけど、
子供たちの年齢も高校生に引き上げられてしまい、
かつアニメになることで、
見た目的な意味で大人との線引きがわかりづらくなったので、
「大人 vs 子供」といった構図が少し弱くなってる気がした。

しかも、オリジナル版は「大人への反抗」ということで
“敵”がわかりやすいのだけど、
今回は主人公が片想いの女の子が引っ越すのを阻止するために、
「逃げよう」と誘い出すのが事の始まりなので、
そこに誰かへの敵意はないし、
「戦争」という感じもしなかった。

まあ、逃げ込んだ工場に不法入国らしいタイ人の子供がいて、
彼を巡る大人との戦いはあるんだけど、
巻き込まれ事故みたいなもんだったからな(笑)

ただ、オリジナル版がただワチャワチャしてたのと比べると、
ストーリーはしっかりしていたし、
立てこもった主人公たちの顔写真がSNSにアップされるや否や、
彼らの黒歴史がどんどん暴露されて、
仲間同士が人間不信に陥るという流れは、
現代の闇感あって面白かった。

でも、そこからの巻き返しが、
みんな想っていることをぶっちゃけて
自分をさらけ出すのみというのが、、、
なんか、、、若いなあと感じてしまった(笑)
それでみんなオールOKになってたけど、
そんなんで信頼回復する、、、?
僕だったら一生根に持つよ、、、?( ^ω^ )

大人は「本音を言わずに体裁だけを気にする生き物」で、
子供は「やりたいことを素直にやる生き物」という括りにしているのは
典型的な大人との子供の違いだと思うけど、
全体的な雰囲気とか歌の挿れ方とか、
正直『天気の子』の劣化版みたいな印象でした(笑)

ラストの宮沢りえのセリフやTM NETWORKの曲を流すのは、
前作を観た人なら感慨深く感じるだろう。

そういえば、フリーザみたいな話し方のおっさんがいたんだけど、
やっぱり中尾隆聖でした。
隠しても隠しきれないフリーザ感(笑)

あと、エンドクレジットのSPECIAL THANKSのところに
母校の高校の名前が。