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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

大ハズレだった『燃えよスーリヤ!!』

2019年12月30日 16時12分19秒 | 映画


2019年公開映画220本中205位。

泣いても笑ってもこれが最後、今年の映画納め作品。
やっぱり〆はインド映画がよくて、ずっとこれで最後にしようと思ってた。

が!

最後の最後でハズレくじ引いてしもた。。。
インド映画って大体面白くて好きだったんだけど、これは大ハズレ。。。

無痛症で痛みを一切感じない
主人公スーリヤ(アビマニュ・ダサーニー)が
カンフーマスターを目指す映画です。

幼い頃よりいじめの標的にされていたスーリヤ。
そんな彼を見かねた祖父はアクション映画を大量に見せるんだけど、
その中にあった片足で百人組手を行う
“空手マン”(グルシャン・デーヴァイヤー)に魅了され、
特訓に特訓を重ねて強くなっていきます。

しかし、この映画、後半に差し掛かるまで
敵となる存在が現れないんだよな。。。
そこが一番の退屈ポイント。

途中、小さい頃いじめから守ってくれた
幼なじみのスプリ(ラーディカー・マダン)と奇跡的な再会を果たし、
しかも彼女は“空手マン”に弟子入りしてるって運命的な展開はあるものの、
それでも微妙なんだ。。。

なぜなら、敵と戦う理由が弱すぎるから。

結局、敵となる相手は空手マンの双子の弟で、
彼が兄から「父親の形見を奪った」から、
それを取り戻そうってだけ。

スーリヤからしたら、
他人の兄弟喧嘩に巻き込まれただけなのに、
そこまでして戦う義理ある?!って思っちゃった。

さらに、スーリヤは生まれたばかりの頃、
ひったくりに遭って母親を失ってるから、
「ひったくりは許せない!」とか言ってたけど、
当時のこと覚えてないだろって。

まあ、困ってるのが憧れの空手マンで、
その弟子に自分の愛した女性がいるから、
何とかしてあげたいのかなとは思うけど。

どうせなら、かつて母親を死に至らしめた
犯人への復讐とかの方がわかりやすい気もする(笑)

つまり、そういう細かいことが
面白くなかった理由になってしまうぐらいには、
この映画は全体的につまらなかったということ
(ツッコミどころは多くても、『スター・ウォーズ』は面白いからね)

なお、ボリウッドといえば歌と踊りだけど、
歌はあったものの踊りはなくて、
ロマンス要素も薄かったなあ。。。

「インド✖️カンフー」って構図に過度な期待をしたものの、
実際は途中まで敵が出てこないばかりか、
戦う理由もよくわからない謎映画だったという感想です(笑)

2019年10月-12月期のドラマを全部見観終わって

2019年12月30日 10時00分56秒 | ドラマ
今期のドラマはこんな感じでした。

1.同期のサクラ(日テレ)
2.グランメゾン東京(TBS)
----------(超えられない壁)----------
3.俺の話は長い(日テレ)
4.G線上のあなたと私(TBS)
5.まだ結婚できない男(フジ)
6.ニッポンノワール―刑事Yの反乱―(日テレ)
7.シャーロック (フジ)
8.ドクターX ~外科医・大門未知子~(テレ朝)
9.4分間のマリーゴールド(TBS)
10.モトカレマニア(フジ)

『同期のサクラ』と『グランメゾン東京は』甲乙つけがたい(笑)

あと、僕が思ったのは、けっこう主人公の人間性が似ているなと感じた。
特に、『同期のサクラ』、『俺の話は長い』、『まだ結婚できない男』は、
主人公が「マイペースで自分が言いたいことをズケズケ言う」
っていうところが共通している気が。

もし、あれが支持されているとしたら、
そういうのにどこかしら憧れがあるってことだし、
それは、言いたいことも言えない世の中だと
みんな感じているからなのだろうか。

この主人公3人でフリートークして欲しいわ。