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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

【ネタバレあり】『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のツッコミどころ

2019年12月27日 01時40分50秒 | 映画


【この文章には壮大なネタバレが含まれておりますので閲覧は自己責任でお願いします】
(とはいえ、誰かと分かち合いたいw)

3回目のアッセンブル。
このシリーズほど4DXと相性がいい映画もないね。
3回観ても42年の長きにわたるサーガの終わりとして
僕はいい作品だと思った。

思ったが、、、とにかくツッコミどころが多い。。。
すでにネットでもいろいろ言われてて(笑)
わかる、わかるよおおおお!!
僕はこの映画のタイトルは
『スター・ウォーズ/エンドゲーム』でいいと思ったもの。
とにかく思いついたことバーっと書いちゃうけども。。。
誰かわかってくれる人いるかな(笑)

(以下、ネタバレ)

まず、冒頭のオープニングロール。
そこでいきなりパルパティーンの名前。
サラッと出しすぎだろって。
せっかくの新しい三部作なのだから、新しい敵が欲しかったけどね。
蘇ったのかクローンなのかはわからないけど。

そして、パルパティーンの居場所を突き止めようとするレイたちだけど、
訪れた惑星でいきなりレイのファミリーネーム聞かれるからね。
「レイ」だけじゃダメだと。
ちゃんと苗字も言えと。
もうさ、言わせたいんだろ感見え見え。

それが後にあっさりカイロ・レンからネタバレされる。
「あなたパルパティーンの孫ですしおすし」と。
流れからしてそうなんだろうなと思ってたけど。

でも、びっくりなのがレイの父親がパルパティーンの息子ってところ。
いつ生んだ?って。
シスの子供なのにいい人なの?って。
回想シーンでレイの両親がチラッと出てくるけど、
見た目は普通だし、娘を命がけで守るいいパパだよ。
そんな愛と正義のために戦う人がシス卿の息子っていう違和感。

次にフィン。
前作『最後のジェダイ』で、ローズとあれだけ仲を深めたのに、
今作ではびっくりするぐらい絡みなし!
ローズ役の人、前作ですげーバッシングされたから、
それが影響しているのだろうか。

フィンは流砂に飲み込まれるシーンで、
レイに何かを言いかけるんだけど、
結局途中で止めてしまい、その後作中で一切語られず。

さらに、彼は彼でフォースを感じ取る力に目覚めつつあるようで、
ちょいちょい「感じる」とか言うんだよね。
次回作への布石かな?

で、最終決戦。
ここがもう「ええ?!」って感じで。
ポーがさ、「敵が多すぎてダメだ」とか弱気になるんだけど、
そこで「こっちも多いぞ、ポー。仲間が大勢いる」
と通信が入った途端、空を埋め尽くさんばかりの味方の救援隊!
いやいや、これ『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、
サムが「On your left」つってからの
イエローサークルで全員集合と同じパターンじゃん。

パルパティーンとレイの一騎打ちもさ、
「余はシスのすべてなのだ!」、「なら、私はジェダイのすべてよ!」って。
おいおい、これサノスの「私は絶対なのだ」、「私はアイアンマンだ」ってのと同じじゃん。

そして、ラスト。
ここでまたレイがファミリーネーム聞かれるんだけど、
「レイ・スカイウォーカー」って答えるんだ。
なんか『タイタニック』でローズが「ローズ・ドーソン」って言うのと似てるなあって。
愛する人の苗字を勝手にもらうやーつ。

他にもいろいろあるんだけど、特に気になったポイントは以上でした(笑)

あと、個人的には今回の"続三部作"でちょっと残念だなと思ったのが、
ライトセーバー戦がややチープだったところ。

“新三部作”のようなライトセーバー戦がすごく好きで。
だって、触れた瞬間に体が焼き切られる諸刃の剣のようなものなのに、
防具なんてつけていないから、
攻撃力は最大で防御力はゼロ、当たったら最後でしょ?
そんな死と隣り合わせの状態で、
速さ激しさMAXで戦いを繰り広げるのがとてもカッコイイ!!

だから、“新三部作"はどの作品にも、
最後にものすごいライトセーバー戦があるからすごく興奮する。

"旧三部作"はライトセーバー戦は大してかっこよくはないんだけど、
CGもままならなかった時代にあれだけの世界観を作り出せたっていうだけで、
すべてが印象的だと思う。

そう考えると、「視覚的に特に印象的」なシーンが、
"続三部作"には少なかったように思うなあ。

ジョージ・ルーカスが引き続き作ってくれていたら、
上のツッコミ部分も含めてまったく違ったものになったと思うけど、、、
でも、J・J・エイブラムスじゃなかったらまとめられなかったと思うから、
彼には本当に感謝です。

知っている曲のオンパレード『サウンド・オブ・ミュージック』

2019年12月27日 01時37分08秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1965年のアメリカ映画『サウンド・オブ・ミュージック』。

ミュージカル映画の名作を今さら観た(笑)
ジュリー・アンドリュース演じるお転婆な修道女マリアが、
家庭教師として裕福な家庭の7人兄弟の面倒を見るって話。

子供たちの置かれた状況や、
彼らの父ゲオルク(クリストファー・プラマー)とマリアとの
対立から和解、愛し合うようになる展開など、
王道ながらもわかりやすくていい流れだったな。

特に、マリアの人柄がいいよね!
母を亡くし、父に愛されたい子供たちが、
彼の気を引くためにこれまで何人もの家庭教師をいじめてきたという
なかなかに扱いづらい状況の中で、
持ち前の明るさだけで子供たちとすぐに打ち解け、
歌を教え、家庭に笑顔が戻り、
それがきっかけでゲオルクも彼女を認め、
やがて惹かれ合っていくっていうのは、
すべてマリアの人柄あってこそ。

さらに、この映画のいいところは、
まあ「今となっては」っていう感じではあるんだけど、
知ってる曲が多いところなんだよね。

『ドレミの歌』、『エーデルワイス』、
『私のお気に入り』(JR東海の「そうだ、京都行こう」の曲)、
『もうすぐ17歳』、全部この映画スタートだったとは😳

あと、長女役のシャーミアン・カーがずば抜けて美人だった。
青い瞳が美しくて。
彼女の歌う『もうすぐ17歳』はあどけなさもあってすごく合ってた!
残念ながらもうこの世にいないけれど。。。
この時代になるとね、
昔の映画の出演者はすでにお亡くなりになっていることも多いから。。。

でも、主演の2人はまだご存命。
全然気づかなかったけど、ジュリー・アンドリュースは2018年の『アクアマン』で声の出演を、
クリストファー・プラマーは2017年の『ゲティ家の身代金』でゲティを演じていました。
(ジュリー・アンドリュースは『メリー・ポピンズ リターンズ』に出て欲しかった)

尺は3時間近くあるけど、その長さを気にさせない面白さがこの映画にはあるので、
ミュージカル好きでまだ観たことない人はぜひオススメしたいです。