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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

最後ががっかりすぎた『シャーロック:アントールドストーリーズ』

2019年12月16日 23時41分29秒 | ドラマ
公式サイト

えええ。。。
この終わりマジかよ。。。
ひでえ。。。
(以下、ネタバレあり)

『シャーロック・ホームズ』を題材としたドラマで、
おディーン様とおガン様が事件を解決していく探偵モノ。

1話完結かと思いつつ、
3話あたりから微妙に「守谷」という人物を追う話になってきて、
第8話から最終回まではけっこう繋がってる流れでした。

なお、守谷とはこのドラマの中で起こるあらゆる事件を引き起こした黒幕、、、
とかではなく、単に第3話に出てきた地面師グループのボス的な存在で、
あまり他の事件と関わりはないです。

相変わらず表情が一切変わらないディーン・フジオカだけど、
逆に探偵という役はハマっていたし、
ドラマの流れもオーソドックスで悪くないかなと思ったものの、、、
最後がかなり残念でした。。。

ずーっと存在が隠されていた守谷さん。
最終回にしてようやく出てきたけど、本物かどうかはわからず。
しかも、初めましてなので、
3ヶ月観てきた身からすると「誰だおまえ」感(笑)

それでいて概念的なことばかりのたまう意味プー野郎なので、
なんというか、ここまで彼を追ってきた割にかなり拍子抜けなのだ。。。

さらに残念なのは、そもそもディーン・フジオカが彼にこだわった理由も、
作中では明示されず、本人も「わからない」と言い出す始末。
伊藤歩に「ただ刺激が欲しいだけでしょう?」と言われて、
「そうかもね」と。
動機弱すぎ。

ラストは守谷に引っ張られて海に落ちてそのまま行方不明に。。。
モンテクリスト伯になるつもりなのだろうか。。。

はっきり言おう。
あんなところから落ちて死ぬことはまずないし、
普通すぐ見つかるわ!

そんなわけで、まったくもって締まらない最終回でした。。。
脚本、井上由美子さんの回もあったのに、総じてハマれなかった(泣)

ちなみに、来週『特別編』があるようだよ。
もう普通に来週が最終回でいいじゃないか。。。
でも、そこですべて回収されたらどうしよう(笑)

最近の月9はテレ朝感出し過ぎだけど、
キャストばかり豪華でどれも面白くない。
トレンディやめちゃったけど、
木曜10時からは恋愛モノやってるし、
それを月9に持ってきてもいいんじゃなかろうか。

いろいろがっかりだった『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』

2019年12月16日 00時40分57秒 | ドラマ
公式サイト

中二感あるドラマだったな。
最初はすごく期待できたんだけど、、、
途中からなんだかなあという感じでした。

主人公の賀来賢人が記憶を失った状態からスタートし、
記憶を取り戻す過程で、
この世界には「ニッポンノワール」と呼ばれる
極秘地下組織が存在していることがわかり、
彼らの暗躍を阻止するというものであったけど、
全体的にちょっとがっかりな印象。

まず、ニッポンノワールの目的がわかりづらいところ。
国家にとって都合のいい人間を作り出す意味合いで
人格矯正プログラムとかの人体実験はしていたようだけど、、、
例えば「来たるべき戦争に備えて」とか
「高まる犯罪率を抑止するために」とか
前提となる情報をもっと前面に出した方が腹落ちしやすかったかな。
セリフだけでサラッと終わらせていたから。。。

次に、『3年A組』と世界観を共有していたので、
ついに日本のドラマでもユニバース化するか?!
と期待したものの、話はまったく別物だし、
そのキャストがちょこちょこ出てくるぐらいなので、
ただのにぎやかしでしかなかったところ。
どうせなら菅田将暉が実は、、、みたいな設定が欲しかった。

そして、『あなたの番です』を意識したような作りが微妙だったところ。
これも最後まで誰がガスマスク野郎なのかわからないようにしていたけど、
話がどんどん中二感増していってややチープになってきてたから、
『あな番』ほど犯人に興味持てなかった。
しかも、いざ顔を見てみたら、、、
想定の範囲内というか、第1話の時点からすでに怪しかったよっていう(笑)
からの、ラストは強化人間同士のバトルっていうアニメや漫画のような展開。

あと、最終回は実際の時間とリンクしているという設定だったけど、
それが何か話に影響するかというとそうでもないし、
意味あったのかなっていう。

『ラストコップ』みたいに、
最終回は視聴者投票で展開が変わり生放送します
っていう方がよっぽど楽しかった。

しかし、いつもおちゃらけている役の多い賀来賢人が
メッチャシリアスな役だったのは新鮮でした。