明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今週の気付き(30)コロナにまつわるエトセテラ

2020-04-10 20:54:31 | 今日の話題
1、コロナは「人から人」だけじゃない?
ウィルスは身体の中に持っている人(キャリアー)が行動した範囲の全てにバラ撒かれる。キャリアーは自覚してようが無自覚であろうが、ウィルスを撒き散らすことには変わりはない。ヨーロッパ・アメリカの感染広がりを見れば、「あっという間に何万人」と言う範囲にウィルスが伝播している。だが日本は2月以来、「ゆるゆる」と広がっているようで、だいぶ欧米との様相が違っている。この違いはどこにあるんだろう?。ネットでは「BCGワクチンの接種」が関わっているんじゃないか、と専らの噂であるが、本当はまだ確定はしていない。また生活習慣の違いで「土足で部屋に入らない」とか「湯船に浸かる」とか「ハグしない」とか、如何にも「もっともらしい説」が取り沙汰されているが、これも「例えばポルトガルの感染数」を見れば「それほど影響していない」ようにも思えてしまう。ウィルス伝播と感染の仕組みはなんなのか。

私の個人の考えだが、感染者が全人口に占める割合が小さい場合は「人から人」だけで伝播し、それ以外の物体の表面などに付着したウィルスは時間が立つ間に「不活性化」して、あらたな感染者は生まないだろうと思われるのだ。しかし、感染者の割合がある段階を超えると人から人の「直接伝播」以外の、物から人への「間接伝播」も発生するのではないか、と思われる。いわゆる「間接キッス」というヤツである(不謹慎だといわれそうだが)。スーパーやコンビニの買い物カゴは勿論のこと、お客が触った食品やレジ袋にもウィルスは付いていると考えなければならない。それらを持ち帰って手洗いをすり抜ければ、ウィルスは易易と家庭内に侵入する。ウィルスの脅威から身を安全に保つには、徹底して「家庭をシェルター化」するしかないのだ。

勿論、大部分は「人から人」だろう。症状が出なければ検査しないという日本独自のクラスター対策のためPCR検査を抑制しており、検査に引っかからない「無症状無自覚感染者」を野放しにした。お蔭で、その結果として「無症状無自覚感染者」がウィルスをそこら中にバラ撒き、彼等から感染した新しい「無症状無自覚感染者」が次の感染者を生んでいる。それが今の緊急事態宣言の現状である。今や症状があって検査の結果「陽性」になったコロナ患者「だけ」が感染爆発の原因では無くなっているのではないか。ウィルス・キャリアーはもはや「そこら中にいて」、常に空気中にウィルス飛沫を飛ばし続けているのである。もう自分が感染しないためには、人と2mの距離を保ち、出来るだけ会話をしないようにして、必要がない限り「閉じられた空間には入らない」と言う行動を取る必要がある。それで家に帰ってきて、「手洗い」するしか無いのだ。・・・あれ?、それじゃ今までの生活と全然変わんないじゃん?!

結局私は社会のみならず、「ウィルスからも見放された」人間だったのだ、・・・残念!

2、医療崩壊にはロボット活用
医療崩壊を防ぐのが何よりも大切と、政府や医療機関の専門家たちは「口を開けば医療崩壊が大事」と叫んでいる。その医療崩壊が発生する条件は只一つ、医療キャパ以上に患者が増えたら「崩壊する」、だけなのだ。患者の数は人間の力ではどうにもならない(感染した人は感染防止の行動を怠ったから、というのはウィルスの本質を見誤っているだろう)から、医療崩壊を防ぐには「医療キャパ」を増やすしか無い。これを勘違いして「検査をしなければ、患者が減る」と思い込んだお偉方が、PCR検査を抑制して「国民から大バッシング」されている訳だ。だが、機械や施設は金をかければ何とかなるが、技術を持った医者を育てるのは容易ではないと言う。では、どうするか?

ここでロボットを活用するのだ。ロボットは飯を食わないし給料も払わなくて24時間働いてくれるから「最適」である。おまけにウィルスには感染しないし、仕事が終われば熱湯消毒でもアルコール消毒でも、「体ごとウィルスFREE」にすることも簡単である。コロナの患者には今の所有効な治療法もないから、やることと言えば「呼吸器を付けて点滴を打つ」ぐらいであろう。まあ、これは人間がやるとして、病院に新しく患者が担ぎ込み、ベッドに寝かせて部屋に移動し、容態を患者から聞き出すなどの「濃厚接触」せざるを得ない仕事は人間がやるのではなく、医療専用「ロボット」で十分じゃないかと思う。何よりPCR検査などという「機械的な業務」に関して言えば、「明日からすぐにロボットにやってもらう」ぐらいの先進性があっても良いんじゃないかと思っている。院内感染で大量の医師が自宅待機なんて笑い話にもならないようなことを回避するには、このくらいの改革を行わなければ医療崩壊は防げないのでは。感染FREEのロボットなら「何の心配もなく」バンバン検査を進められるし、一日3万件ぐらいは「朝飯前にこなしちゃう」んではないかと私は思ったりする。所謂、医療イノベーションである。

既に「介護ロボット」というのも開発が進んでいるらしいから、ついでにコロナ・バスターズ・タイプRなんて医療ロボットも開発してくれれば言うこと無いんだけどなぁ。ちなみに「R」とついているのはレーシング・タイプという意味ではなくて、「右利き」って意味です。お粗末さまでした(ガチョーン!)。

3、自粛要請に一般の会社活動は入っていないけど、私の前に勤めていた会社は宝石製造卸販売業者で、不要不急という意味では「全く必要ない」仕事の筆頭である。実際に働いている仲間の人たちは気が気じゃないだろうな、と陰ながら心配しているが、「経営者も別の意味で人生の岐路」に立たされているのが可哀想である。日頃税金を払わされている納税者の立場から言えば、こう言う「困った時」こそ、政府が先頭に立って「休業補償給付を行う」べきだし、また行わねばならないと思うのだが(まあ、私は年金で保護されているから関係ないといえばその通理である)。

この会社の社員の通勤範囲を見てみると、東京都下は勿論のこと、神奈川・埼玉・千葉・茨城と広範囲に広がっている。皆んな朝早く満員電車に揺られてやっとの思いで会社に行って机を並べて事務作業をしたり、商品を受け渡ししたり業者と面談したり、所謂「濃厚接触に近い作業」を8時間以上繰り返して「普通に仕事し」、それからまた満員電車でそれぞれの家に戻っていくわけである(おお、恐ろしい)。部屋は勿論空調が効いていて、換気も適宜やっているとは思うのだが、それでも何らかのウィルス伝播は「実際起きている」のじゃないだろうか。普通に考えれば、それで感染しないって、「奇跡じゃなくない?」って話だよね!

このまま東京都の感染者が増えていって、2週間後の「感染爆発的な状況」が起きてしまったとするならば、いよいよ会社も休業するしかないところまで追い込まれてしまうに違いない。それでなくても「感染都市東京」の営業マンが地方に行けば、「ウィルスを持ち込んだ」と非難されるやも知れず、営業も「苦難の瀬戸際に立たされている」んだなぁ、と心中をお察しする状況だ。もう小池都知事の感覚で言うならば、コロナウィルスを封じ込めるためには「出歩くこと」が悪なのである。まさに会社存亡の危機である。

と、ちょっと大袈裟に書きすぎたが、致死率5%といえば「高齢者に限って見れば」大した脅威では無いかも知れない。日本では去年の冬、インフルエンザで「1日平均50人」が死亡した。1ヶ月に1500人である。それでもパニックにならずに生活できたのは、偏に「検査体制が充実」していて、インフル感染者数に対して死亡者の割合が0.1%と低かったからである。それに比べれるとコロナの死亡数は2%と20倍の死亡率だから比較にならないと考えてもおかしくは無い。やはりコロナは、インフルより格段に毒性が強いのか。これは今の所「その通り」と言わざるを得ない。が実は、インフルと違う「無症状無自覚感染者」が市中に分散蔓延していて、本当は死亡率は「60台までの社会活動の主体の人」で計算すれば、0.01%位に急降下して「大したことは無い」扱いになる、という衝撃の見方も出ているのは事実だ(これ、私の意見でしたぁ〜、すいません)。

もし60台以下の社会活動の主体が感染しても「統計学的に誤差範囲内」で死亡率が収まるのであれば、何も小池都知事が叫びまくっている「自粛要請」なども「する必要がない」、と言える(おお!)。もしくは、もっと確かな医学的証明が欲しいという人には、PCR検査ではなく「抗体検査」をバンバンやって、結果抗体が体内にあれば「ウィルスFREE証明書」を発行してもらって、ガンガン社会活動をして貰って何の問題もないのだ。これは前途に明るい光が見えて来たでは無いか!

つまりここは「政府の決断」一つで社会が生き返るのである。安倍首相よ、マスクを配っている暇があったら「抗体検査を100万件」やるくらいのことをぶち上げたらどうなのか。まあどちらにしても、私が社会から見放されていることには変わりはないが・・・。超悲しいねぇ〜。

4、今日の SMARTNEWS に出ているコロナウィルスの変異について
今日、ナゾロジーと言う記事に「コロナウイルスの変異」が書いてあった。ウィルスは3タイプあって、蝙蝠から発生した初期型「Aタイプ」、それから派生して中国で大ブレイクし、東アジア一帯で猛威を振るった変異型「Bタイプ」、そしてヨーロッパに転移してイタリア・スペイン・フランス・イギリスと「死亡率が8ー12%」も出ている「Cタイプ」があると言う。これは英国とドイツの研究者が論文に書いていることだそうで、ある程度信用ができそうな記事である。それで東アジアで流行った「Bタイプ」は、中国や韓国や台湾などで死者も出したが「国家を揺るがす程の重大な影響」はなくて収束しつつあるように見える。一方、ヨーロッパからアメリカに広がった「Cタイプ」は、より毒性が強く感染力も強い型であり、欧米人に特化した「変異型」だと言う。それで日本では死者数も死亡率も低いままで推移していると言う訳だ。これが本当なら、ちょっと安心である。しかし、たった数ヶ月の間に3つものタイプに変異してしまうなんて、ウィルスの対応力というのは「末恐ろしい」能力である。これがいつまた日本に特化した別の変異型「Dタイプ」に変化しないとも言えないわけで、日本の未来は「ウィルスとどう戦うか」にかかっているとも言えそうだ。なんか、暗くなっちゃいそうだよねぇ、ホント。

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