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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの真髄(19)正確なインパクト

2019-09-10 21:19:35 | スポーツ・ゴルフ
そろそろスイングの形が出来てきて絶好調の筈なのに、やたらとヒッカケやプッシュアウトにシャンクが出て「あれ?、どうしたんだろう・・・」ってなって練習場を後にする、ってのが最近多い。インパクトも安定せず、たまに真っ直ぐ飛んでも距離がバラバラで、一向にアイアンが上手くならなくて悩んでいる毎日だ。形が出来たと思い込んでいたが、実はその「スイングの形」に問題があると気がついたのが最近のことである。その真の原因を、自分なりに考えてみた。そしたらミスが減って、少し光が見えてきたのである。それは、シャフトの通り道を確認することから始まった。

トップから切り返し、ダウンからインパクトまでのシャフトの通り道を見直してみたら、知らず識らずのうちに「アウトサイドイン」になっていた。無理してインサイドから下ろしてくると、ダフったりチーピンが出たりの「いつものミス」である。どうしてなのか考えていたら、これは右腕がインパクトで「外側にブレている」せいじゃないか、と気がついた。右腕に力を入れて振ると、どうしても外側にブレてアウトサイドインになる。そこで次のようにアドレスから見直した。

1、アドレスで右腕をゆるめ、インサイドからシャフトが入って肘が身体の近くを通るイメージで準備する
左腕は肘を下に向け、真っ直ぐ伸ばす。右肘はしっかり曲げて、インパクトではスイングアークの内側を通るイメージでキープする。つまり、スイング中はずっと背骨を軸にクラブを回転させるという考えは間違いで、右腕は左腕の通り道の「内側をくぐる」ように振るのが正解である。左腕は重力で真下にダランと下がっているから、そうすると「右肘がお腹を摺る」感じになると思う。これがレッスン動画に出てくる「右側屈」だな、と初めて気がついた。クラブを構えると右手が左手より遠くなるのが自然だが、そのまま振ると「当然だが左を向いて」インパクトすることになる。これがスライス・ヒッカケ・シャンクなどのミスの原因である。だから、インパクトまでのシャフトの通り道の間中、ずっと右腕は左腕の「内側を通す」ように注意する事にした。これでインパクト時に身体が突っ込んで左を向いてしまう癖が解消され、結果として真っ直ぐ球が飛ぶようになったのである。

2、スイングを急がず、身体の動きに合わせてゆっくり振る
クラブをゆっくり切り返し、トップで一瞬「間」をおき、下半身から胸・肩と順序よく動かしていくことを注意してスイングする。飛距離は、このスイングが出来てから考えること。これは基本だからと軽く捉えている人がいるかも知れないが、力を入れようとしたりヘッドスピードを上げようとしたりすると「手が身体より早く動いて」、実際のスイングは手打ちになり、インパクトが身体を追い越して左を向いてしまう。そこで、バックスイングでは「首の後の支点の位置」を変えないように右肩を回して同時に左肩を下げ、左腕を伸ばすようにして「しっかりグリップを後ろに引く」ようにする事に集中する。前傾姿勢を維持しながら左の脇を締めると、力の溜まったトップが出来る筈だ。なお、一番大事なことは「ゆっくり振り下ろす」ことである。一瞬トップで「間を作る」ことにより、下半身主導のスイングが出来ると思う。そのためには下半身の動く最大のスピードよりも、「タイミング的に、腕が速く動かないように」気をつけること。腕が速く下りることで、全部のミスが生まれる。

3、インパクトでは腕は伸ばさない
インパクトで最大の衝撃力を与えようと腕を思いっきり力強く振ると、その結果「遠心力がより強く働いてしまい」腕が自分の思っているよりも「伸びて」しまう。それに遠心力の負けないように身体が動くため、どうしても上半身が「伸び上がって」前傾が崩れてしまう。この腕が伸びてしまう癖が何故いけないかと言うと、インパクトが「不安定になる」のだ。地面にあるボールを正確に叩くためには、しっかりボールを見ることは勿論だが、実は腕が伸び切ってしまうと、クラブヘッドを「目の情報に合わせて微調整する動作」が上手くできなくなってしまうのだ。腕に少し余裕を持たせ、正確にインパクトする為に「ゆっくり振る」ように修正したら、少しインパクトが見えるようになって来て、ダフリ・トップが減ってきた。インパクトは左腕をちょっと曲げるくらいの気持ちを持つと、より自由が効いて当てやすい。そのあとでインパクトした後にクラブをリリースし、両腕がしっかり伸びる「理想的なスイング」を作れば完成である。実は「腕を伸ばさないでインパクトする」ことで逆に、フォローで伸びる形が出来上がる。これはボクシングで目標を撃ち抜く時の腕の動きを考えれば、当然「ヒットする前は腕が曲がって余力がある」状態で、そのあとに伸びるのである。インパクトが安定し、フォローも腕が伸びて一石二鳥の解決策だ。腕を伸ばさずに余裕を持たせると、姿勢も前かがみになって「ボールと目の距離」が近くなる。これもインパクトで「ヘッドを正確に入れる」為に必要なことである。それにまだ試していないが、バンカーショットにも生かせるんじゃないかと思っていて、いつか試してみたい。つまり、スイングの根本技術ということである。

以上。

今回のスイング改善のための注意点を、以上3つあげてみた。とにかくスイングはタイミングである。力一杯インパクトを打とうとすると、つい手打ちになってあらゆるミスが出る。ゆっくり大きくスイングすることで、結果として飛距離も出る(出ないかも知れないが、ナイスショットは確実に打てる)。やっぱり、体全体を使って打つことで「インパクトに力が増幅される」ということだろう。体全体の力の入れ具合のバランスが、インパクトの真実である。腕はタイガー並に「チカラ一杯マン振り」しているのに、身体は80歳の爺さんのように「よろよろと」覚束ないんでは、そもそもナイスショットする「筈がない」ではないか。バシィっと格好よくインパクトする「のではなく」、リズムよく体を動かし、腕は最後に自然に落ちてくるぐらいが丁度合っていると考えること。当然8割スイングである。だが8割というのは「腕の力を10」と見ての8ではなく、身体の力を10と考えた上でバランス良く身体の力を使えるとした「8」である。当然頭で考える「全力」から見れば、たかだか「5」ぐらいで振っている気がして物足りないかも知れない。が、これを8とか9にするためには、「まだ5割も使えてない」バランスの悪さを何とか解消しなくてはどうにもならないのだ、というのが最近分かったことである。今日ダンロップのデジタルクリニックを受講して再確認したら、思った通り「スイング全体が腕中心」になっていた。まずはヘッドスピードを身体のスピードに合わせて落とすこと。それからじっくりと「スイングと身体のバランスを確認」しながら、徐々にスピードアップして行き、最終的にはヘッドスピード45msを目指したい。・・・でも確か、45msというと「原英莉花のヘッドスピード」ではなかったっけ?。ありゃぁ〜、そんなにスピード「出る筈ないっしょ!」、でした。

まあ夢見るのは自由だからいいでしょう。夢に向かって一歩でも進んでいくことが、実際にいいスコアで回ること「よりも」楽しい、って思っている「練習バカの独り言」でした。さあ、明日も練習するぞ!

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