明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

今度の目標は90切り(2)天気が悪くて運動できてない・・・

2022-06-06 18:30:21 | スポーツ・ゴルフ

これでとうとう私も「腰痛持ち」になったか・・・と、悲しい愚痴がボロボロ溢れる。こんなんじゃいっそ、ゴルフやめちゃおうかなぁ、なんて柄にも無く弱気になっていた私だが、いやいやそう簡単には辞めるわけにはいかない!と、老人の「必死のあがき」が首をもたげてくる。いやはや、ゴルフというのは何とも往生際の悪いスポーツである。

というわけで、痛む腰にムチを入れつつ全米女子オープンを見て英気を養った。私の腰が痛いのは何年かに一度経験することだから、これと言って珍しいことではないのだが、今回は少し痛みが長引いているのが気がかりではある。まあ、激痛という程ではないのだが、イスから立ち上がる時「イテテっ」と思わず前かがみに腰を押さえる程度の痛みが、連日続いているのが鬱陶しい。この痛みは脊椎とか関節痛ではなくて、どうやら筋肉系の何かのようだからひとまず安心だが、じっと我慢して消えるのを待つばかりというのが、如何にも辛い。何とか早く治らないかなぁ・・・。

そんなこんなで、ゴルフの練習などとてもやる気がおきないので、お約束の YouTube を見ながら、いつものようにゴルフのことをあれこれ考えてみた。

1、左手の親指をシャフトにグッと押し付ける
飛距離は勿論一番大事だが、方向性というのは「その次に大事な要素」である。この方向性については、インパクトで「どの方向に振る」かがカギだと思う。つまり、インサイドアウトである(ドローの場合)。だが、同じインサイドアウトで振ると言っても、プレーンが上から立って入るか平たく寝て入るかでは、飛び出した後のボールの曲がり方に「相当の幅」が生じて来る。丁度昨日見た全米女子オープンの「飛ばし屋ネリー・コルダ」などは、アイアン・ショットで「垂直に近い角度」にビシバシ打っていたのがカッコよかった。これは背の高い彼女にすれば普通の事なのだろうが、なかなか我々には真似のできないスイングである。彼女くらいプレーンが上から立って入れば、多少インパクト・ポイントがズレたとしても、出球は「高い低いのズレ」にはなっても、左右の「方向性のズレ」にはならないのではないだろうか。特に、彼女くらいの飛ばし屋になれば、ちょっとした打点のズレでも「怪我」は大きくなる。

これはショートアイアンとウッドを比べてみれば一目瞭然で、出来るだけシャフトは垂直に近いほうが「出玉が散らばらない」のは当然である。それで私もスイングプレーンをなるべく「垂直に近く」立てる方法を考えてみた。スイングプレーンを上から見て、円弧ができるだけ「直線に近くなるように振る」のが目的である。勿論、身長がある程度なければ、そもそもスイングプレーンを(上から見て)直線に近く振るのは無理である。それを言うならば、女子プロの西村優奈などは公称150cmという身長で、どうやって真っ直ぐ正確に飛ばせているのか、不思議な気がする。多分、プロの打点というのは、毎回「正確に同じ位置」で打っているからだ、としか説明できないのではないだろうか。やはり才能かも。しかし練習量の少ない私が何とか出球を揃えるためには、「感覚に頼らないオートマチックな打ち方」を目指すしかない。それにはチャーリー高沖先生の動画で覚えたのだが、・・・

① ハンドファーストになるように、シャフトを目標方向に倒す
② 左腕が一直線になるように、シャフトを起こして立てる
③ 力が入るように前傾角度を調整して、腰を入れる
④ 両手首の掌屈・背屈を微調整する

以上、これが私の「理想のインパクト」である。これでスイングプレーンがより垂直に近くなり、アタックアングルもダウンブローになって「自動的に芯に当たる」スイングが完成する。後はこれを「実践する」だけである(それが出来ないから困ってるんだけど・・・)。

ハンドファーストにするメリットは「エネルギー効率」が最大だからだが、それ以外にも「ダフリやトップ、それと引っ掛け」などのミスが少ないのが最大の利点だと私は思っている。スイングの円弧が直線に近いから、打点が前後にズレても、それほどインパクトで方向が変わらないのが最大の強みである(別にカッコいいから、というのもある)。それに、ハンドファーストにして「左腕とシャフトが一直線」にすれば、スピードを上げれば上げるほど「スイング時の遠心力」でスイングプレーンは安定する、という効果もある。目一杯振ってもプレーンが安定して、フェースの芯に当たる確率が高くなるというのは、飛距離を作る上でも有利だと思う。

ところで、この理想のインパクトの形を「毎回綺麗に再現する」ためにはどうしたらいいかというと、インパクトでシャフトを「左手の親指で」グッと下に押し付けるのである。これは、私の読んだレッスン書などには載ってないから、私の独断だろうと思っているが、案外上手く機能するのではと想像している(勿論、間違っているから載ってないのだ、ということも有り得る)。これは「左手首の掌屈とセット」で行うのがベストだ。こうすればロフトも立ってダウンブローに球に当たり、結果毎回フェースの芯で球を捉えられるという仕組みだ。

私はこの方法を「究極の芯喰い打法」と名付けて、私のスイング理論の「到達点、奥義」と位置づけることにした(何か偉そう)。剣道で言うならば「秘技・一の太刀」という所か。今度はこの方法を引っ提げ、腰の治りを待って、「いざ練習場に」乗込むとしよう(待ち遠しいなぁ)。

2、スイングは左肩で引っ張る
腰が痛いのでいくらスイングのことを考えても、クラブを振って実際に試すことが出来ないのが辛い。当然、想像が空想を呼び、妄想が頭の中で縦横無尽に膨らんでくるわけだ。その妄想で考えたことには、まずスイングを作る基本は「大きく体を使った動き」を練習することだと思う。ゴルフでは球に当てるということに頭が行き勝ちだが、ある程度慣れてくるとそれほど神経を使わなくてもボールには当たる。それにはアドレスが重要だが、アドレスとポスチャーさえ「ちゃんとして」いれば、放っといてもボールは当たるものである。まあ、ボールを打つことについてはひたすら試行錯誤して、「正しいスイングプレーン」で振った時にちゃんと球に当たるように「ボール位置」を微調整するしかないのだが・・・。これは「振りに合わせて」球の位置を調整すると言うのが大事であって、「球に合わせて」スイングを調整するのではないことに注意すること。まあ、皆さんとっくにご存知のこととは思うが、まま初心者にありがちな勘違いなので書いてみた(蛇足である)。

それで、球には当たるものとして、肝心のスイングの「ポイント」だが、私はスイングというのは「常に動いている」という考えだ(これは当たり前すぎて、何だ?と思うかも知れない)。アドレスを決めたら後はスムーズに動き続けて、フィニッシュまで一気に振り切ることが大事なのは当然だ。だから、ダウンスイングの途中でインパクトを「ガツン!と当てよう」などと意識すること自体が、もう既に「スイングの流れを止めてしまう」要因ではないかと考えている。つまりインパクトは「余り意識しない」方が上手く行くと考えている。アニカ・ソレンスタムのスイングなどは、インパクトを意識しない方法としては「最高」なんじゃないだろうか、・・・私はやらないけど。そこで、インパクトを意識せずに一気にスピードを上げて振り切るためには、どういうことを気をつけなければいけないか?を考えてみた。

例えばトップでは(トップという言葉自体がすでに流れを止めているが)左へ体重が移ろうとしている動きの「途中」と考えるのが正しいんじゃないだろうか。アドレスからバックスイングに入った段階で、フィニッシュまでワンピースに振るのが理想である。順番としては、それから沈み込みと踏み込みが入り、ちょっと遅れて右肩の「後方への引き」がキッカケとなるタイミングで右腰が入り、そして「左肩が引っ張られて」スイング全てが一瞬の流れるような動きとなって、フィニッシュまで一気に振り切る、と言うのが理想だ。この沈み込みからフィニッシュまでを一つの動作と考えて「本気で素振り」を繰り返していくと、良いスイングが無意識に出来てくると思う。出来れば毎日100回位やれれば良いだろうとは思うが、まあ「やれたらいいな」という所か(言ってみただけですぅ・・・情け無い)。実際は飲んだくれて、ついつい忘れてしまいます。ダメですねぇ・・・。

さて、こんな妄想を巡らせながらビールなどグビグビやるわけだが、たまにはドライバーの練習も本格的にしたいと思っていて、腰が治ったら「ちょっと大きい練習場」に行こうかな?、と考えていて、私の家から近いところでは、新柏から徒歩で20分程の所にある「名戸が谷ゴルフ練習場」というのが距離も250位あって、アプローチやバンカーの練習も出来るらしいから今度行こうかなと思っている。柏からバスで行くと丁度バス停が近くにあるので、歩きたくない時はこれで行くのもいい。何しろドライバーを「240ヤード飛ばす」というのが私のゴルフの「マネジメントの理想」だから、それを実現するためには「最適のギア選び」が欠かせないのだ。そこでネットで「一番飛ぶドライバー選手権」などという記事を見ると、必ず見ることにしている。一応私のドライバーは「タイトリスト」ということになっているが、実はタイトリストは私のような100切りがやっとのアマチュアでは、その性能を100%引き出すことは出来ない、と評判である(知ってたけど)。アイアンが20代にゴルフを覚えた頃からタイトだったので、自然とウッドもタイト一色になってしまった。

同じメーカーのクラブを使い続けていると、他社の新製品が出ても「目移りしない」というメリットがある。これが私にとっては至極心地よいのだが、逆になかなか新しいテクノロジーの恩恵を受けられないというデメリットもある。特にタイトリストは最近の製品が出るまで「頑固なまでにプロ仕様」のクラブを作り続けていたから、尚更である。ところがここに来て色々とネットの情報を見てみると、キャロウェイのドライバーが凄く飛ぶらしい。テレビで「横浜ゴルフフェア2022」を見て歩く番組でも、アマチュアの「お笑い芸人・次長課長」が打った時は、キャロウェイのドライバーが「一番飛んでいた」記憶があった。これを使えば、私も黙って20ヤードは飛距離が伸びる!・・・かも。

まあ、厳密に言えばヘッドだけじゃなくて、プロのフィッティングで「最適クラブ重量と最適シャフト」を選んで貰うのがいいのだが、なかなかアマチュアでこれを受けるのは敷居が高いのである。友人のS・Y氏がピンゴルフのフッティングを受けた時は、シャフトの硬さが「S」じゃなくて「SR」を勧められたらしい。彼はその事が「えらく不満」だったようだが、結局は「勧められたピンの410のSR」を買った。その後彼は「やっぱり合わない」と拗ねていたのだが、こないだゴルフ場で会った時には「鉛を貼って調整」してると言っていた。総重量を重くして感覚が良くなったみたいで、230ヤードの旗を越える当たりを連発していたので、クラブのマッチングは良かったみたいだ。羨ましい限りである。私もフィッティングを受けてみたいのだが、その前に自分なりにスイングをまとめないと「間違ったフィッティング」になってしまうんじゃないかと思って、二の足を踏んでいるのだ。まずは「基本のスイング」を練習で固めたい。

いずれフィッティングには行こうと思っているが、スイングが固まるのはいつのことになるやら。私の「スイングを極める道」が、長い長い迷路に嵌り込んでなければいいのだが・・・。

・・・・・・・・・・・・

おまけ:スイングで一番大事なことは、「前傾を深く保って」インパクトを厚く当てること、これに尽きる。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿