明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの愉しみ(69)全米女子オープンいよいよ明日決勝!

2024-06-02 20:56:40 | スポーツ・ゴルフ

私事ですが今までブログでは自分の練習とツアー観戦を分けて書いていました。ですがどうもアクセス数が伸びず頭打ちなので、これからは全部ひっくるめて1つにします。ゴルフの話題は全部入りなので、これで心置きなく思った事が書けるというものです(アクセス数が伸びないのはそのせいじゃないだろう!)。

1、ツアー観戦
全米女子オープンが佳境に入りました。日本人選手がトップ20に何と10人も入っているじゃああーりませんか!(半分が日本人と言うのは過去最大の快挙!)。私は連日ゴルフネットワークの生放送を録画で見てますが(笑)、終始馴染みのある日本人が国際映像で活躍しているのを見ると、ついついテレビながら応援に身が入りますねぇ。

中でも渋野日向子・笹生優花はトップと3打差以内なので充分チャンスはありそうです。また6位の小祝さくら、8位の竹田麗央、11位の山下美夢有、14位の岩井千怜・古江彩佳、19位の尾関彩美悠・河本結・鈴木愛だって「どうなるか」分からない、って言うのが今回のコースの面白いところじゃないでしょうか。畑岡奈紗・西村優菜・吉田優利・岩井明恵も予選突破をしたので、日本のゴルフも捨てたもんじゃないと言えそうです。中でも「3日目に69」を出した尾関彩美悠は尻上がりに良くなっているので、もしかしたらトップ10に食込む活躍を見せるんじゃないかと期待しています(私の推し!)。

しかしこの試合は全米女子オープン、流石に重みのあるメジャーです。何しろ世界ランキング1位でこないだもツアー出場5大会連続優勝の快挙を達成したばかりで乗りに乗ってるネリー・コルダが、何とクリークに3発連続して入れる「80」を叩いて予選落ちするという異変が、いとも簡単に起きる難コースである。何があっても全然不思議じゃないのだから、明日最終日は目が離せない。因みに予選落ち組にはアリヤ・ジュタヌガーン、リン・グランㇳ、エイミー・ヤン、レオナ・マグワイア、ジェマ・ドライバーグ、ジョージア・ホール、新星ローズ・ザング、元気ハツラツなブルック・ヘンダーソン(私の大好きな選手)、優雅なチョン・インジ(この人も大好きな選手の一人)、メジャー優勝者アリセン・コープス、こちらもメジャー優勝者ジェニファー・カプチョ、大御所リディア・コ、引退を表明したレクシー・トンプソン、タイの実力者パティ・タバタナキットなどなど。いつもなら決勝ラウンドで国際映像に映っていてもおかしく無い選手が軒並み落ちているのだ。

これらの選手が8オーバーにも足らずにコースを後にしたというのは、メジャーと言えども珍事じゃないだろうか。なお、西郷真央・櫻井心那・藤田さいき・稲見萌寧・神谷そら・木村彩子・仁井優花も予選落ちした。櫻井心那は行けるんじゃないかと思ってたが、国内戦での不調が響いてか、残念ながら突破とはならなかったようである。来年に期待です。

トップは無名の31歳ミーチャイというタイの選手と、メジャー2勝・世界ランキング9位の実力者ミンジー・リー、ツアー1勝の中堅アンドレア・リーの3人でした。それに挑むのが「全英女子オープンの覇者」渋野日向子と「21年全米女子オープン優勝」の笹生優花です。勿論小祝さくらと竹田麗央・山下美夢有も目が離せない位置にいますから、もしかしたらもしかする・・・かも(ワクワクです)。今夜は早く寝て夜2時からの生放送を見ちゃおうかな?・・・と考えるのは昔の話。今は録画してゆっくり楽しむ限ります。

私の予想では最終18番で渋野と笹生が追いついて並び、プレーオフに突入!なんて筋書が最高なんだけど・・・

2、私のスイング改造
前回の反省は「やっぱり軸は真っ直ぐが良い」に落ち着いた。スイング改善の基本は何と言っても軸を最初にキッチリ作るのが早道だと気が付いたわけです。ちなみに同じ時間・同じ努力を続けていても結果が出る人と出ない人がいますが、それは「やり方」が悪いからだというのが私の考えです。

ちょっと話は横道に逸れるますが、東洋経済オンラインで明石家さんまの「努力報われると思うな」発言の記事を読んで思う事がありました。それは「こんなに努力しているのに何故結果が出ない?と思えば腹が立つ」、という意見です。一見「神回答」と思われるかも知れなませんが、理屈から言えば答えは当然なのじゃないかな?でした。努力しても出来ないものは出来ないのです。出来ないことに腹を立てる前に、もっと考えることがある筈ですね、

何故思ったような結果が出ないかというと
① 能力不足
元々持っている能力が目標に対して不足しているので、最初から諦めたほうが良かったというパターン。これは努力云々よりもっと別の道に進むべきだろうと思います。普通の人はまず「数学の先生」に成ろうなどとは思わないのじゃないか。要は自分の能力を冷静に評価する機会をちゃんと持てば、間違った事に人生の大切な時間を注ぎ込もうとはしない、ってことですね。但し、その道が大好きだというならば話は別です。結果が出る出ないに関係なく、好きなだけ思いっきりやるべきだと思います(私がこのタイプ)。

② やり方が間違っている
能力はあるが努力のやり方が間違っていると思った時は、一度冷静になってやり方を見直して見るのが良いと思う。私のように手当たり次第に試してはやめ、誰々のスイングが良いと思えばすぐ真似して失敗する、というのを繰り返しているのも問題ですが、とにかく「これだ!」という方法なり方向性を見つける事が大事ではないでしょうか。努力はその後でいくらでも時間をかけてやれば良いというのが私の考えです。ところが「何が正しいか」が分からない場合が多過ぎるので困っています(これも私は該当する)。

③ 量
最後に能力と方向性は合っているが、結果を出すにはまだまだ努力が足りない場合です。まず目標をどこに置くかが大事になりますが、私の場合「そこそこ身近なところ」に置いてるので、目標が遥か遠くで「とても達成出来そうにない」ということは無さそうですね。ちょっと結果が出たら努力量を上げるモチベーションにもなり、練習も続けられるという好循環が期待出来ると思います。しかし年齢が年齢なのでどこまでやれるか見ものですね。

以上です。

なんの分野であれ、結果が出ない人は必ずこの中に答えがある筈です。但し「人気商売」の場合はこれらの理屈は通用しないので、努力云々は早々にやめて別の道に行った方が良いと思います。あくまで「物理とか科学」で答えが出るもの、つまりスポーツとか技術とか自然科学にのみ当てはまると考える方が現実的だと思いました。

更に言えば勝負の世界では「もっと上の相手がいた」という、その時の運もありますね(オリンピックなどはその格好の例)。つまり努力云々を言う前に考えるファクターがいっぱいあるのではないでしょうか。これが例えばロケット打ち上げが失敗した、ということを考えた場合、担当者の努力が報われなかった云々は「余り意味が無い」と言えます。失敗は努力に関係なく「科学的な原因」があるからです。

まあ、成功した時に皆んなの努力が報われたと喜ぶのは全然構わないですが、ロケットが予定通り飛ぶのは人間の努力と関係の無い「物理現象」ですね。努力しなくても飛ぶときは飛ぶ(身も蓋も無い考えですが)。で、明石家さんまの神回答も冷静に考えれば「当たり前過ぎる」話でいちいちニュース取り上げるまでも無い、となりました。要は自分の能力を正確に把握して、それに合わせた正しい努力をすれば「努力した分だけ」結果は必ず出る」という話です。だから皆んな頑張れる訳です。ギャンブルではこうは行きません。

私は昔会社員をしていた頃、会社の仲間と毎晩麻雀をしてお金をやり取りしていました、まあ不法賭博です。ある時散々に負けて勝組の仲間が連れだって帰るのに、私は独りポツンと歩きながら「何故自分が負けるのか」と悔しさにうつ向いてトボトボ歩いていました。そしてとうとう自分なりに「答え」を出したのです。それは、勝つ人間は「次に自分がどういう牌をツモるか」を色んな状況から必死に考え考え、自分の牌を組み立てているんじゃないかな?、ということでした。麻雀をやる人なら当然やっていることですが、私は一般的な確率論で推測するだけで「他の人の手牌」までは考えが及ばなかったわけです。じゃあ自分も考えてやればいいじゃないか?、とは私には思えなかったのです。そもそも私には他人の手牌を想像するような「緻密なゲーム」は、私の性格上は無理だった訳です。それでその日を境に「キッパリと麻雀をやめました」。潔いと言えばそうですが、理屈で考える私の性格通りのエピソードです。

そんなこんなでゴルフパートナーのビデオで自分のスイングを毎回確認するときにも、たまにこの「3つの原因」を自分に問うようにしています。能力はどの程度か?というと、基本的には筋力と反射神経とバランス制御力が大幅に欠けているようだし、努力の方向性はどうか?というと、色々模索はしていて毎回工夫して練習しているのだがまだ正解には至っていない(ダメじゃん)状態です。そして努力量は?というと、週に2日4時間位の練習で「努力してる」などとはとてもとても言えるレベルじゃ無いのでした(ああミジメ)。結論としては「リハビリ?」というのが妥当な所じゃないでしょうか。情けない限りです。

なので数少ない読者の方には申し訳無いのですが、中々良い記事を書けていないのが現状です(果たして読者と言える人がいるかどうかは大いに疑問です)。まあ皆さんの「記事を読もうという努力」に答えられないのが心残りですが、またまた「今回の気付きとコツ」を書いてみました。皆さんの御厚意に深謝です。

1、軸
やっぱり軸は真っ直ぐに限ります。今までは「右斜め」と考えていましたが、これだとどうしても「スエー」が治らないので、次回からは真っ直ぐにするつもりです。

2、タメ
トップから水平にクラブが降りるまで「クラブヘッドを動かさない」ようにしようと思います。それには「肩を回さず」に振り下ろすのが1番良さそう、という結論になりました。とても難しいですが次回やって見ます。はたして出来るかどうか?

3、地面を叩く
とにかくしっかり「地面を叩く」ことが大事だと思いました。しかも「インパクト後」というのが味噌です。これを毎回実際に練習に取り入れれば、必ずインパクトの質が上がる筈だと今は考えてます。では、どうすれば「そうなるのか」については、次回の課題です(なんだよ!)。

4、フィニッシュ
私はもともと身体が硬いので、カッコ良いフィニッシュが取れない年寄りスイングでした。それがやっている内に少しだけですが回るようになって来たのです(やるねぇ)。練習は嘘つかない、って話なのかは分からないですが、どこか壊れる前に止めたほうがいいのかも?

5、スイングスピード
このところ「速く振る」ことに注力した結果、ほんの少しではあるが「筋力」がアップしたようなんです(マジ嬉しい!)。それにビデオで見るとスピードも多少速くなったようで、こないだ7番アイアンで「118ヤード」ラン込みで飛びました(涙出そう)。力を入れてるわけではないのにスピードがアップしてるのは気分が良いですねぇ。これは軸回転が出来てきた証拠だと内心ニタニタしてます。あんまり気合を入れると「フラつく」ので、徐々にMAXの数値を上げて行きたいと思います。やっぱりスイングは「体幹」ですね。

以上です。



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