明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

言いたい放題(59)時間の経つのを遅らせる方法とは?

2024-04-28 14:48:58 | 今日の話題

1、年をとると時間の経つのが速いけど

今年ももう4ヶ月も経ってしまった・・・なんて考える人、あなたは時間あるいは年齢または人間の一生の捉え方が間違っていますよ!、って話。例えば70歳の人が85歳で寿命を迎えるとして(これは一応今現在の平均寿命です)、あと残りの人生は15年。そのうち4ヶ月が「もう」経ってしまった・・・では「無い!」。何もせずにのんべんだらりと過ごしていれば、それはもう何ヶ月あろうと「あっという間」に過ぎてしまって、寿命が尽きて「ハイさようなら〜」となるのは当然なのだ。

では「どう考えるのが正解」なのか?

当たり前過ぎて申し訳ないが、目標を持って日々精進することしか無いのである。そして自分が過去と比べてどれだけ進歩したかを意識すれば、それに要した時間は「自ずから充実して」くる筈である。4ヵ月経って4ヵ月分の進歩があれば。よっぽど高望みする性格じゃない限り、大抵の人は満足するんじゃないだろうか。

「そりゃそーだけど・・・」と不満な方はまず性格から治したほうがいいと思うけど、そう突き放すのも可哀そうだから特別に「とっときのコツ」を伝授しよう。

まず1年を4つに区切り、それぞれ頭の月を「1年の初め」とするのである(あくまで頭の中で、の話だ)。例えば4月になったら「それから12か月」を新しい1年と考える。そして7月が来たらまた「その先の12か月(翌年の6月まで)を」新しい1年にするのだ。つまり3か月経つと新しい正月が来て、これを繰り返していくとほとんど「1年まるまる残った状態」で人生が過ごせる、って計算である。

そんな事言ったって「今何年か」って考えれば、残りがどんどん目減りして行くことに変わりはないじゃないか!(頭の悪い人はそうして真実をさらけ出す)

仰る通り。時の流れは誰にも止められないのだ。考え方はただ一つ。常に正月状態で人生を楽しみ、いつも先々1年の計を立て、そしてある時知らず知らずのうちに「パッタリ息絶える」である。大体時の経つのが速いと嘆く人の特徴は、過ぎ去った時間に比べて「余りにも成果が無さすぎる」と評価するから「自分の人生は無駄だった・・・」と後悔するのだ。過去を振り返れば誰だって「ああも出来た、こうも出来た」と言いたくなるのは分からないでもない。

要するに「成果の乏しい過去を無理に振り返るから」当然だがタイムパフォーマンスは悪いわけで、結果は時の経つのが速く感じられると言う訳である。それでそこから残りの時間を計算すると「この先も大して良い事ないんじゃないか?」と悲観的になるのは当然の推測だ。まあ冷静に考えればそういう予測は大体が「現実のもの」になる(悲しいが事実だ・・・ガビ~ン!)。若いうちは過去を振り返ったりしないから、これも当然だが「時の経つのは遅く」感じる。

結論:過去を振り返るのは百害あって一利も無し、と観念すべし!。過去は問わず、未来も考えず、ただ今だけを楽しんで、もしこれが出来たら?・・・と「夢見て生きる事」、それに尽きるんじゃないでしょうか?

私も毎年正月には「今年こそは目いっぱい読書するぞ~!」と計画するのだが、近年だんだん読めなくなってきて目標を達成した事が無い。まあ思うように行かないのが人生と諦めて、「次に読む本」だけを机の上に置くことにした。さてこれに手を付けるのはいつのことになるやら・・・



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