和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

今日明日は

2014-07-29 11:06:42 | 日記
五週目なので、お教室はお休みです。
お間違いのないようにお願いします。

次回は八月一日金曜日です。
その翌日土曜日は千字文大会ですね!

張り切って参りましょう~

『太陽風』

2014-07-29 10:12:41 | 日記
NASAが発表したところによると、二年前『太陽風』が地球をかすめていたのだとか。



『太陽風』?

何それ?

宇宙には空気が無いんだから風なんか吹かないじゃないの?

太陽から発生した高温のガスだとか。
その太陽風に含まれる電磁波が、電気の使用が出来なくなるのだとか。

1982年にはカナダに小さい太陽風が直撃し、発電所含む電気関連設備が壊れ、広範囲に渡って停電したのだとか。

しかも二年前はカナダを襲った太陽風の二倍以上だったらしく、一週間の差でからくも当たらなかっただけのことだったらというのです。

しかもしかも、今後四~五年以内にはさらに巨大な太陽風が発生する可能性があり、もしそれにあたってしまうと、地球全体が一年間に渡って電気製品が使えなくなってしまうのだとか。

えっ!

江戸時代の生活に逆戻りってこと?

ROCKはできないな、、、

寺子屋開いて習字でも教えるしかないのか、、、


そこか!?


失礼いたしました。


太陽のご機嫌そこなねないように、自然に対してそのありがたさ感謝し、畏敬の念をもって日々生活して参りたいとおもいます。







『さとり世代』

2014-07-29 07:56:11 | 日記
物欲がなく、恋愛に興味なく、旅行にも行かず、休日は家にいて街に出ず、気の合わない人とは接触をさける、最近の若者を総称してこう呼ぶそうです。

『ゆとり世代』が差別的言語なので、『さとり世代』に代わったのだとか。

使い方次第では、『さとり世代』も充分差別的ですけどね。

そんな『さとり世代』、嫌いじゃないです。
ガツガツしてなくていいじゃないですか。
違う発想してくれそうで面白いと思います。

我々の世代も『しらけ世代』と呼ばれてきましたし、呼ばれていた本人からすれば、
『だから何?』
『違っていて当然』
『上の世代と同じじゃ嫌だよ』
なんて、思っていました。

第一しらけていませんでしたしね。
団塊の世代が人数多すぎて、競争社会で勝ち残るための熾烈な戦いの中に身を置きすぎたのです。
子供の頃テレビで見たのは、安保反対のデモ映像。
わっしょいわっしょいやっているんです、大人たちが。
通勤電車の地獄のような満員っぷりや、近郊に続々立ち並んでいく無機質な団地。
土砂を満載のダンプカーは東京オリンピックのゴール目指して爆走し、交通戦争と言われる程交通事故は頻発し、毎年死者は増えるばかり。

その後は公害の毒々しい映像ばかり。
光化学スモッグ警報のサイレンは鳴り響き、エアコンの無い教室にこもったきり。
中国大陸で原爆実験が行われれば、放射能の雨が降るので、外で遊ぶならその対策として帽子を被れと言われたのです。

西岸良平や亀有派出所の世界は懐かしいけれど、慌ただしくて埃っぽい時代でした。

東京オリンピックを挟んで景気はよく、ある意味なが~いバブルだったのです。
それを子供の頃に経験した次の時代を担う世代は、違う道を歩もうとするのは当然でしょうね。

グループサウンズにはまり、フォークギターを手にとって戦争反対と叫ぶ。
いつしか身近な幸せにシフトする。

今と何が違うのでしょう。

時代は巡るのです。

ただそれだけです。

血気盛んな若者が、不幸にならないように時々アドバイスしてあげることができれば、大人としての役目果たしたことになるように思います。

違うことをひとくくりにして差別したり、糾弾したり、誹謗中傷するのは、よく無いことです。

個をみましょう。

個の違いを認識し、尊重しましょう。

そうでなくても年長者は若者を知らず知らずのうちに引きずりこんでいるのですから、、、、

私も反省。


『しらけ世代』とひとまとめにくくられ、それを『関係ないね』と思っていた、『しらけ世代』最後期の私としては、今でも微熱少年のままです(笑)




本日の膳場さんのファッション

2014-07-28 23:07:35 | 日記
清楚で中々いい感じです。
お嬢様すぎるとの意見も聞かれそうですが、それでよいのであります(笑)

嫌なニュースが続きますが、一服の清涼剤と言ったところでしょうか。



本日、手島右卿の書をオークションで安価で落札!

本物かどうかは不明ですが、味わいはありそうです。
手にとってみた時にどう感じるか、ですね。

味わいがあれば、それが贋作であってもよいのです。
白洲正子流とでももうしましょうか(笑)


大石隆子の自作和歌を書にした本をゲット!
柔らかい線と大胆な線のメリハリが緊張感と優雅さを醸し出しています。
印刷ですが、高度な技術で作られた色紙セットも安価でゲット~

きたばかりなのでまだ開けていませんが、ワクワクしています。


一頭だけになっていたクワガタのオスが死んでしまいました、、、
メスは二頭いますが、寂しいのでオスを入手しようとオークションで入札しています。
上手く行けば1500円で四頭くることに!

ま、オークションですから熱くならず気長に、ですね。


本日の出来事でした。

今週土曜日はいよいよ千字文大会

2014-07-28 07:20:10 | 日記
初めて参加なさるみなさんは、感覚掴む為にも一度書いて見ることをお勧めします。
筆と文字の大きさに慣れるまで数枚書いてみましょう。
失敗してもそのまま書き続けましょう。
成長の過程を後からみるのはとても嬉しいことになりますからね。
気に入らなくて書き直してばかりいたのでは、ちっとも進まずいつまでたっても終わりませんしね。

千字文が無限になっちゃったら大変です(笑)

目的は上手い下手などの執着を断ち切り、ひたすら書くことによる書技上達と精神力の鍛錬にあります。

少しかたい表現でした(笑)

書けば上手くなる!って事です。

そしてみたことない漢字をかく事で、漢字を書くコツが身につきます。
知らず知らずの内に、そのコツがご自分の引き出しに入っていくというわけです。

お手本は小野鵞堂の書いた三体千字文です。
一回目は楷書
二回目は行書
三回目は草書
と進んでいただきます。

我々の祖を尋ねると明治時代に活躍なさった、小野鵞堂先生にたどり着きます。
日頃お稽古でお渡ししているお手本は、高橋鵞翠先生のおかきになったものですから、鵞堂先生の文字をみれば日頃お手本としている文字との共通点に気づくことがあります。

小野鵞堂先生から中村春堂先生へつながり、飯島鵞敬先生、そして高橋鵞翠先生とつながる中でブラッシュアップされて今に繋がっているのです。

女子教育に尽力され、かなで有名な鵞堂先生でしたが、残っている漢字作品をみると、漢字と書の歴史を正面からとらえ、実直に表現された書体には、みるものに清々しさを与えてくれる素晴らしいものが多くあります。

我々三人の恩師である飯島鵞敬先生と高橋鵞翠先生は、その流れを磨き上げてくださいました。
特に鵞翠先生は鵞敬先生はそれを完成の域にまで進めてくださいました。
その作品やお手本は、歴史に裏付けされた品位ある書体であり、我々含めて多くの人が心奪われてきました。

体験レッスンなされる方の多くも、そのお手本の書体を気に入られて入塾する事が多いと聞きます。

同じ感覚を持つ仲間が集まっているのですね。
そこで繋がっているのですから、とても嬉しいです。

千字文でそのルーツに触れることは、大きな意義があるのです。

また、かたい話しになっちゃいました(笑)

千字文大会、気楽にご参加くださいね~