欧陽菲菲のヒットナンバー『雨の御堂筋』の直しをしています。
欧陽菲菲はパワフルに歌っていますが、山下さんには昭和の女をイメージして歌っていただいています。
でも『昭和の女』ってどんな女性なんでしょうか?
昭和の男性の勝手な妄想で作り上げられた昭和の女性像。
三つ指ついたり一歩下がって歩くとなると、昭和一桁男性の理想になるのでしょうが、昭和四十年代となるとそこまでは要求しません(笑)
一途に恋に生きる女性。
これが『昭和の女』でしょうか。
演歌にはこれに『怨』が練りこまれる感じでしょうか、、、、
怖っ、、、、
では、昭和の女性が考える理想の男性像を歌った歌謡曲はあるのでしょうか?
『兄弟船』?
『与作』?
漁民や木こりに理想の男性を見たのでしょうか。
やはりガテン系なんですね。
男は酒と雪と汗と筋肉!
女は涙と雨と煙草と酒場、、、
理想って極端ですね。
涙や雨や煙草や酒場が似合う女性を苦手に思う男性って多いと思いますけど、、
彼女や奥様に無い部分をねだっちゃうのかもしれませんね(笑)
というわけで、『昭和の女』は私の理想の女性でもないのに、居てくれたらいいのになぁと、何と無く思ってしまう自分のことも嫌いなわけではないのです。
男心も女心にひけをとらないぐらい繊細で論理的でないものなのでありますな(笑)
変なの~