情熱たっぷりな詩ですね。
『愛より恋より』の部分が前の文節とつながっているところが、冷静さを欠いている様で熱さ感じてきます。
冷静さを欠いていながらも、規範には従う真面目な性格から飛び出すことができない書き手のイライラ感も伝わってきます。
かつてグループサウンズと呼ばれた、タイガースやテンプターズの情熱的な歌詞を思い出しました。
古い(笑)
緩急ある筆遣いと、文字の大きさや縦横方向への変化、そして渇筆があればもっと苦悩や切望が伝わってきたとおもうのですが、それをできないところに作詞者と本人の悩みを感じる作品です。
自我をむき出しにしようとする若者の努力に敬意を。