和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

興福寺の阿修羅像

2014-05-28 07:49:16 | 日記
絶大な人気を集める私も大好きな仏像です。

精巧なフィギュアを部屋に飾っています。
お顔は三面あるのですが、正面を向いているお顔は穏やかな中にも慈愛や哀しみそして強さを秘めたよいお顔をなさっています。

若くして亡くなった女優夏目雅子にそっくりなお顔です。

私が夏目雅子のファンだったのはそんな理由でしょうね。

どちらが先かはわからないところではありますが(笑)

それほど普遍的な顔をしているのですから、夏目雅子があの伊集院静の心を捉えたのも無理のないところです。

顔の造形美だけで毎日楽しく暮らせるというわけです。

これは理屈ではなくて感覚の問題ですから、深く追求しないでくださいね(笑)



いいお顔です~

背筋がすっと伸びました!


昔やったことのある一日だけのアルバイト

2014-05-28 05:48:16 | 日記
世の中ほとんどの職種は営業能力必要ですけど、売る物によって能力発揮できるできないはありますよね。

上司には『なんでも売ってくるのが営業マンの鑑だ!』と言われてもそうはいかないものでしょう。


私も若い頃アルバイトでしたが、一日だけで辞めてしまった営業仕事があります。

小学校の門の外で、放課後学校帰りの小学生相手に、に面白定規やら面白手帳やら面白貯金箱やらを売りつける、テキ屋みたいな仕事です。

『面白い』とか『便利』とかが必ず商品から感じ取れるものばかりです。
バッタ感ありありです(笑)

売れなかったなぁ~(笑)

売る気もでせんでしたし、、、

でも先輩の女性は元気に小学生に声かけてました。
それでもその日は売れませんでしたけどね(笑)

聞けば売れる時もあるし、売れない時もある。
あってもなくても良い商品だけれど、一人が買うと言い始めると皆が買い出す。
その空気が一瞬で変わる瞬間が病みつきになる程楽しくてその仕事やっているのだそうです。

私はその感覚が肌に合わないと思ったので、帰宅してすぐ辞める旨電話したこと覚えています。

今小学校の校門そばでそんなことやったら大変ですよね。
もう日本では存在しない仕事なのでしょうね。

先輩であった彼女は、実演販売に職種替えしたのではないかと思っています。
実演販売と同じやり方でしたからね。

以前テレビで実演販売の人が、『どんな物でも売れるのですか?』とインタビュアーき聞かれてそのコツを答えていました。

『売れそうなものも売れなさそうな物ありますが、どんな売れなさそうな物でも私は売ります。その商品の良いところをみつけてデフォルメして実演すると、くいついてくるのです。売れる数は少なくても、売れた時の嬉しさはひとしおです』というものでした。

昔はよく平凡社とかリーダースダイジェストとか百科事典を売りにくる訪問販売が結構いました。

今はもう絶滅危惧職種になったのかな?

一家に一冊、もしくは一家に一揃えは必要と言って売るようですが、今の時代電子手帳で事足りたり、ググってしまえばよいのですから、全然売れないようです。

それでも売る営業マンがいるのですから凄い(笑)

昔は車に百科事典積んで日本国中行商していたようです。
現場で契約して現場に品物おいて行く商法ですね。
ていのよい押し売りに近い人もいたようで、今はほとんどいないのでしょう。

基本は『泣き売』です。
気弱そうな青年か、薄幸そうな女性が元気なくやってくるのです。
その佇まいに心配になってつい声かけてしまうのです。

『あんたそんな元気ない表情じゃ、営業できないよ!元気だしなよ!あんた営業に向いてないんだね。じゃ私が買ってあげるからもう別な商売にかえたほうがいいよ』
となってしまうのです。

それは営業にきた若者の急変する笑顔を見たいからなのです。

つまり元気ない表情は計算されたやり口なのです。
売れる奴ほど元気がないのです(笑)

実演販売とはそこが違う。
大勢に一気に見せて集団を催眠術にかけてしまうのが実演販売なら、訪問販売は一対一で催眠術にかけてしまうのです。

とにかく元気いっぱいで乗せて乗せて、今必要な物のように見せて思わせるのです。

便利グッズにハマる心理は、学校帰りの子供も大人も変わらないのです。

必要もないのに、重くて場所とる百科事典や、それ並みに大きい英語の教材や、お金が儲かるとか出世するとかの秘密を解き明かしてくれるCD本とか買わされないように願うばかりです(笑)

訪問販売や実演販売に関係している人いらっしゃったらごめんなさい。

決して悪口を言っているわけではありません。

その営業力の凄さにひれ伏して、近づいてこないようにしているだけなのであります、、、、、