久々に見た『江夏の21球』

かなり昔に放送されたNHKスペシャルの再放送です。

場面は三勝づつで迎えた日本シリーズ、広島対近鉄戦。

四勝すれば日本一になる最終戦の九回裏、江夏が近鉄打線に投げた21球の話しです。

当時見たときは、当時広島のストッパーとして大活躍していた江夏の凄さに圧倒されていましたが、今見てみるとかなり感想が違うのです。

広島古葉監督の冷静な読みに、野球の奥深さを感じたのです。

そう、この試合は広島の監督古葉対近鉄の監督西本の対決だったのです。

その勝敗を分けた差は、キャリアだと思います。

西本監督には素晴らしいキャリアがあり過ぎたのです。

そのキャリアを信じ、優勝目指して一年間戦ってきたバファローズナインと、共にキャリアを作りながら一年間戦ってきたカープナインの差だったのです。

バファローズナインはキャリアある西本監督の指示に従い、そして指示通り出来なかった時の事を恐れ、いつしか指示が出た時点で『個』が潰れていたのです。

私の勝手な見方です、、、

久々に興奮しました。

今夜はイラク戦で更に興奮するぞ～

杉山

蕎麦アレルギー

部下に蕎麦アレルギーの男性がいて、蕎麦が大好きなのに蕎麦が食べられないと嘆いていました。

蕎麦を少しでも食べると喉がヒューヒュー鳴りだし、そば殻の入った枕でさえ使えないと言うのです。

ところが最近、その本人が蕎麦を食べているとの目撃談が増えていたのです。

？

昨日それが事実かどうか聞いてみました。

子供の頃蕎麦を食べると気管支炎のような状態になり、病院で調べてみると『蕎麦アレルギー』との診断。

それ以来蕎麦は口にせず、医者の指示通り、そば殻のまくらも使わないようにしてきたと言うのです。

しかし先日アレルギー検査をした結果（何故したのだろう？）、蕎麦アレルギーの反応は出なかったとの事なのです。

それ以来、四半世紀ほど封印されてきた蕎麦を食べまくっていると。

その喜びたるや、本人じゃなくてもわかる気がします。

しかし、蕎麦アレルギーって、自然に治るものなのでしょうか。

食物アレルギーは、場合によっては深刻な状態になる事もあるのですが、彼の嬉しそうな口調からは、蕎麦を食べる勢いは止まりそうもない感じでした。

一気に食べ過ぎて、再発しない事願いたいところです。

杉山