色気も食い気も同時にこなす。
先日のメジロの巣が、家の中から丸見えだから撮りに来ては如何と声をかけて頂いた。
伺ってみると出窓の直ぐ前に見えた。
これは給餌、孵化、雛と簡単にシリーズで撮影ができそう。
メジロにしてみれば天敵は来ないし、子育てに丁度いい所だ、利口なものだ。
また、公園のトイレにいた、ここが好きなのだろう。
先回は内壁だったが今回は外壁。
捕まえて木肌に置き、ヤラセの撮影をしようと試みたが失敗。
飛ばれてしまった。
薄暗い所に朽木が立っていた。
見るとジガバチのような蜂が懸命に何かをしていた。
調べるとミカドジガバチと判った。
ジガバチが地面の下に巣を作るのと違って、ミカドジガバチは樹木の穴を利用するという。
もう既に蛾などの幼虫を運び入れて産卵をし入り口を塞ぐ作業をしていたということらしい。
巣は自分では作らずに他人の巣(オオハキリバチ)に産卵するという。
食料は限られているので、オオハキリバチの子の分はなくなるのだろう。
以前その時の様子を撮ったことがあった。
これまでも見てきたが、やっと名前が判った。
寄生蜂でメスはコガネムシの幼虫に卵を産みつけるらしい。
農家にとっては頼もしい助っ人ということだろう。
花はそろそろ終わりになるノジトラノオ。