absolute Ego dance for HDR

美しくて禍々しい世界、を
HDR写真で表現したいと目論んでいるのです。

今日のこれ観たい⇒「輝ける青春」/ La meglio gioventu

2005年02月28日 05時45分10秒 | film
「輝ける青春」 / La meglio gioventu

7/9公開。イタリア映画。監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ。
まずはそのタイトルで、実は一瞬失笑(笑)
どうも原題の「La meglio gioventu」の "gioventu"ってのが「青春」って訳されているらしく。

イタリア語分からないんですが、ジェームズ・ディーンの
「Rebel Without a Cause」⇒「理由なき反抗」はイタリア題名が「Gioventu` bruciata」らしく。
"bruciata"は英語で"burnt"(燃え尽きた)なので、あぁ何となく想像出来るかなと。強引に。
だいいち「青春」なんて訳せる外国語があるのか?と(笑)
翻訳家の人が「『先輩』って訳せる英語がなくて困った」って言ってたのも聞いた事あるけど。
ちなみに今作の英題は「Best of Youth」。これは納得。うん。

で、概要です。簡単に言うと
「1960年代から現代までのイタリアの一家族のストーリー。
対照的に生きてきた2人の兄弟の姿を追い、イタリアでは『1900年』byベルナルド・ベルトルッチ
の続編と言われ、フィレンツェの大洪水、トリノの学生運動、赤い旅団のテロなどを背景に、
4人の子供たちが歩むそれぞれの道を描いた一大叙事詩」…と。
一大叙事詩。うん。その言葉に偽りありません。だってこの映画、上映時間6時間6分です(笑)
ぐはっ!。

取りあえずここで予告編観れるんですが、既に僕的には堪りません。このわずか2分なんですが、
嗚呼確かに「青春」そして「人生」が描かれている事を思わせる内容です。
ってかこれだけで観たい気にさせます。もの凄くさせます。既にアツくなってます。
何喋ってるか分からない(笑)んですが、イタリア人らしい、何つーか情熱的な映像が存在してます。

んで、何か昨日これを知ってからイタリア繋がりで久々に家で「Godfather」を観て
イタリア人の家族愛の強さを再認識してみたり。

この映画、既に昨年の「イタリア映画祭2004」で公開されているらしく、
観た人もいるんでしょうねー。6時間。どうだったんだろう。
で、この時はどうも英語字幕の上にさらに日本語字幕があったらしいんですが。
うーん、これはちょっと夏の公開時にはどうにかして欲しいなぁ。観づらいでしょ。きっと。

ちなみに都内では神田の岩波ホールにて、1日1回上映。お値段3800円(笑)
う~ん…きっと「映画好きな人」しか観ないと思うんですよ。
んで、やっぱり「映画好きな人」が観て後々「あぁ!観てたんだ!?」なんて
言い合える映画になりそうな気がするんですよ。ってか、なったら良いなぁって言う。
で、その時に「あぁー映画好きで良かったなぁ」なんて思えたら素敵です。きっと。

P.S 出演の女の子、Jasmine Trinca : ジャスミン・トリンカ(で合ってる。多分 笑)が
可愛いのもイイ!(・▽・)⇒今日の写真。

Now Listening :ハイヌミカゼ / 元ちとせ

今日のこれ観たい⇒「猟人日記」

2005年02月27日 23時56分38秒 | film
川に浮かぶ死体…で思い浮かぶのはシェイクスピアの「オフィーリア」なんですが、
中でもこのジョン・エヴァレット・ミレイの画は絶望と崇高と甘美を感じさせてくれて大好きで。

で、この日本語タイトル…観る人を選びそうで、何か勿体ないなぁと
余計なお世話も言いたくなるんですが「猟人日記」です。
まぁ原題は「YOUNG ADAM」…って普通過ぎるのかなぁ?

取りあえず予告編観ても、あらすじ読んでもイマイチさっぱり「見えて来ない」んですよ。
その世界が。なのに観たいと思わせる理由…まぁ臭うからなんですが(笑)

ストーリーを除いたディティールから攻めると、
冒頭の「川に浮かぶ死体」:17世紀の、崇高ささえ漂わせた「ハムレット」のオフィーリアから
400年を経て、絶望と犯罪と陰謀くらいしか想起は出来ない現在なんですが、単純にやっぱり
「その背景」を知りたくなるオープニングではあります。

ユアン・マクレガー:ジョー。個人的には「Trainspotting」、「STARWARS」での印象が
やっぱり強過ぎて。「あれ、坊主頭じゃないなぁ」とか「ライトサーベル忘れてるだろ!」とか。
まぁ大げさに言えばですが(笑)ジャンキーからジェダイ・ナイトまで役柄が幅広くて
どうも未だに彼の本質が掴めないんですが、その存在感はやっぱりオーラ出まくりで。
今作でもまた違う面が観れそうな気が。

ティルダ・スウィントン:エラ。実はこの映画を一番観たい理由は彼女です。
一連のDerek Jarman作品、「THE GARDEN」や「THE LAST OF ENGLAND」で主演した彼女です。
ただし何に惹かれるのか?と聞かれてもうまく説明出来ないんですが。
でも何か人間離れした、人を引き寄せないような雰囲気があります。
さらに言えば彼女から僕が感じるのは「悲しみ」「絶望」です。まぁ訳わかりません。自分でも。
ちなみにG.W公開、キアヌ・リーブス主演の「Constantine」(ちなみにコレも絶対観たい)にも出演。
さらに知名度はあがるでしょう…。

アレクサンダー・トロッキ:原作。ウィリアム・バロウズらと交遊があり、また影響も与えた
イギリスのビートニク作家…って言う触れ込みだけで興味津々。ペンネームで発表した
「若きアダム」が今作の原作。

と、殆ど完全にその外堀からしか触れられない状態なんですが、
観たいのは「直感」だからとしか言えずで。
まぁ普段から映画を観るときは極力予備知識は持たないで臨んでいるんで、
全く問題はないんですが。

ちなみに既に昨日(26日)から、渋谷シアター・イメージ・フォーラムにて公開中です。
前売り買ってあるんで、とっとと観に行って来ます。続きはまた。
もっとも、「感想を書けるような内容」であれば…ですが。

Now Listening : 夢の丘 / KENSO

今日の限定アイテムに弱いヤツ⇒結果的にMars Volta 2nd Get。

2005年02月24日 08時16分50秒 | musique
取りあえずですね、「限定もの」に弱いのですよ。勿論「好きなもの」に限るんですが。

adidasのSTAN SMITH3⇒サイドが3本ラインでなくて
トレフォイルロゴ&ヨーロッパ限定カラー。
Tokyo Designers Block 2004のオリジナルTシャツ by Paul Smith(画像見つからず)…と、
ファション系の「限定orレア物」となるとやっぱりそこそこの値が張るので
タイミングと思い切りが必要なんですが、ことCDとなるとそこまで思い詰めなくても
まぁ何とかなるので、好きなアーティストの場合「初回限定盤」が出たとなれば
ほぼ100%そちらをチョイスなんですが。

「2ndは1stを聴き倒すまでわざと買わない宣言」をした、僕の中で
2005年上半期最高衝撃BAND候補の最右翼、The Mars Voltaですが。まぁよりによって、
でも嬉しい事に2ndがDVD付き限定版で登場ですよあーーーっ!早くも宣言撤回…だって
初回盤売り切れたらそれこそ笑えないし(笑)

まぁでもまだ1stを聴き貪り中なもので、まずはDVDから観てみました。
…はははっ。観てみましたなんて冷静に語ってる場合じゃないわぁ
何じゃこりゃーーーーーー!!!!☆☆☆
グはグハ具刃っ!!うんうんうん。わかるわかる。これね、実際Liveなんか観た日にゃあ
奇声の一つも上げたくなりますよ(笑)ウギャーーーって。

何つーかもぅ取り憑かれたように歌い踊り狂うセドリック(タマらんぜよ!そのステップ! 笑)
ボロいギター(笑)でスペイシー・ノイズを奏でるオマー。ネ申と異名を取るドラマー、
ジョン・セオドア。動の3人に、しっかりサポート&時に魅せるBassとKbd.の2人。
それこそね、映像だけ観てたら70年代へタイムスリップだわね。コレ。
「ORANGE」のギター・アンプもまんま雰囲気だし。

取りあえずLiveにおいては
押さえ切れない衝動そのもの。生けるアドレナリン噴水。天界脳震盪。異次元ランデヴー
ってな調子で⇒果たして2ndの「音の方」を聴いた日にゃどうなることやら…。

Now Watching : Frances the Mute (DVD) / The Mars Volta

今日のLove,Dream,Spoonful⇒Lemon Jelly。

2005年02月23日 05時30分46秒 | musique
ホントに偶然見つけたサイトで紹介されてて紹介文で既に臭って。来るな…って直感した
Lemon Jelly。あーっこれだからネットはやめられない…と言うか未知への冒険が
やめられないと言うべきか(まっ、カッコ良く言えば)

んでオフィシャル・サイトではStreamingで曲なんか聴けて。いいなぁーなんて思いつつ、
次の日にたまたまJANISに寄ったらあーーっ!待ち構えてたように⇒(妄想)
『Lost Horizons』が中古盤で売ってるし。即買い。

まずこのアートワークにニヤケますな⇒今日の写真。
3面見開き豪華ファンタジック・ドリーミーワールドです☆
ちなみに写真はCDジャケ内側。夜の部です。表が昼の部。単純に面白い。

音はですね、
「僕たちはレコードを可能な限り華麗でかわいくて、そして集めたくなるようなものにしたい。
それが喜びであるような人工物を作るんだ」byフレッド・ディーキン
(2人組の片割れ。もう一人はニック・フラングリン)の発言まんまです。
あー悪く言えばオタク。あーー良く言ってもオタク(笑)はははっ。
いや、けなしてません。むしろ歓迎すべきオタク振り。
愛すべき(音への)偏執振り。見習いたいくらいです。ホントに。

さらに今月はNew Album登場。んでよりによって来月来日のニュースも発見
(しかもBattlesの次の日!)…って何か出来過ぎだろー。このストーリー(笑)
だって発見からの全部がホンのこの3日間での出来事って…何か面白すぎる。
んーでもLiveは…また次回。財布の中身も考えつつね。ははっ(微涙)

Now Listening : Lost Horizons / Lemon Jelly

今日の刹那⇒「シルヴィア」。

2005年02月21日 08時47分31秒 | film
あるBANDのヴォーカリストの発言で
強烈なインパクトを与えられた言葉があるんですが。
「言葉とは偉大なる発明だ。全ての人に異なるイメージを与えてくれるから」
…目から鱗どころの騒ぎではなく。完全な発想の逆転。言葉の持つ可能性を思い知らされ、瞬間、
僕の中で「言葉の使い方」の箍は完全に外れて自由の身になりました。つまり、それまでは
「言葉こそ異なる思想、思考、精神、民族をすら超えてその意思疎通の統一を可能にする
最大最高の魔法」であるかのように捉えていたものが一瞬にして崩壊しました。

確かに共通の言語を持たない民族が意思の疎通を図る時、言葉は最大の有効手段かもしれません。
が、「それだけで」言葉の役割を終わらすのはあまりにも惜しい…と言うかあまりにも
言葉の可能性を見くびっているかと。

今日観た映画、「シルヴィア」の中での会話⇒
「最高の詩は武器となる。玩具じゃない。凄まじい破壊力だ」
「だから学校で習わせるのね。勝手にいじると大変。うっかりソネットに引火したら?」

…詩は飛べます。夢を見させ、波に乗り、山を越えて湖に沈み、歓喜させ、絶望の淵を歩かせ、
創造と破壊を奏で、誕生と死を司り、神と悪魔の弦楽奏さえも。
あてにならない明日の幸福より欺瞞に満ちた政府の政策より
確実にリアルに心に響きます。すぐに。即効性です。それもイヤになるほどに。呆れるほどに。

「シルヴィア・プラス」。1932年アメリカ生まれ。
英語圏では知らない人はいないとさえ言われるくらいの詩人…だそうです。
だそうです…そう、この映画を知るまでその存在を知りませんでした。
気づいたら詩を書き始め、様々な雑誌でも取り上げられていた彼女は、ケンブリッジ大学で
「(彼の)詩に惚れ込んだ」テッド・ヒューズと出会い、4ヶ月で結婚。
詩が導き、詩が育み、詩が叶えた二人の結びつき。
始まりはそれこそが二人の全てだったのでしょう。
自分が信じるものが、信じる世界が相手にも存在し、それが互いに認め合える…
まさに至福の瞬間。

しかし…以降ネタバレになるので詳細は控えますが、
「妻」としての箍が外れたときからの、彼女の取り憑かれた様な創作力。
孤独の苦痛から逃避するかのように書き続ける詩と言葉。実際、
後に出版された詩集「エアリアル」の中の26篇の詩はその頃…1ヶ月ほどの間に
書かれているらしく。皮肉なものです。
今となっては知る由もないんですが、もしかしたら彼女は「詩人」である人生よりも
「女、妻」である人生を望んでいたのかも…しれません。

で…言っちゃえばこの映画、主演がグウィネス・パルトロウでなかったら
観に行ったかは微妙です。
「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」で見事彼女にやられた僕としては、
まぁグウィネスの新作として観てみようと思ったんですが…にしても良くある
「ファンの盲目的な思い込み」だとしても適役だったかと。
少女のような不安げな表情から、ヒューズとの新婚当初の喜びと自信に満ちた態度から、
後半の煙草を燻らせながら「愛人を持とうかと」の疲れ切った、でも色っぽい台詞まで
ホントに表情豊かで、繊細な,繊細過ぎたシルヴィア・プラスを見事に演じていたかと。

詩人の生涯を描いた映画において、詩そのものは実は脇役に回り、
一人の女性の儚さと力強さを美しく描いています。

「シルヴィア」オフィシャル・サイト

Now Listening : Missa Papae Marcelli; Missa Brevis / Palestrina

今日のこれ観たい⇒「カナリア」。

2005年02月17日 23時59分36秒 | film
◇今日の悶絶・再び

昨日に続いて再び悶絶ネタなんですが、Autechre、4/9に日本先行でNew Albumリリース。
のみならず来日も予定されてると!!。んーついに来たってカンジです。
タイトルは "Untilted" 。しかもアートワークは
あの狂喜狂気兇器のキxガイPV⇒「Gantz Graf」を生み出したアレックス・ラタフォード…って
期待するなって方が無理DEATH。

多分前回来日って2001年のFUJI ROCK?だと思うんですが、その頃は全く音は聴いた事がなく。
「Autechreに影響を受けたよん」byトム・ヨーク…「ふーん、面白いかも。聴いてみようかな」
⇒「ス、スゲーっ!!」ってな完全に後追いではあるんですが。

現在WARPのページでは、4~5月のEurope、USAツアーが発表されていて、7月には
Confirmed Festivalsなるフェステバルに出る様なので、もしかしたら…6月くらい?分かんないけど。
いずれにしろ、来日するなら2回観に行ってもいいな。まぁ都内2回やるなら…だけど。


◇今日のこれ観たい

「カナリア」
3/12公開。地下鉄サリン事件後、「サティアン」への強制捜査時、真っ先に危険
(言っちゃえばサリン等)を察知するために警官隊の先頭に掲げられた鳥かごの中の
「カナリア」。そのカナリアと、今や同じく最前線に立たされた
「その後の子供たち」をダブらせて描かれるストーリー。

この題材だけ見ても、センセーショナルな話題にはなるんでしょうが、逆にだからこそ
下手な事は出来ない…と言った危険も孕んだこの「挑戦」。
予告編観た限りでは非常に興味持ちました。

実は僕はあの「サティアン」があった県の出身なんですが、連日報道された「彼ら」の
常軌を逸脱した行為にこそ食い入るように見入っていましたが、どうも
「サティアンが自分の出身地に建設されている事実」には、不思議なくらい
危機感を抱けませんでした。

やはり「その最前線」にいないと実感出来ないんでしょうね。鈍るんでしょうね。
確かに同じ県内でも実家と建設現場は北と南で全く逆方向でもあったし、
既に現在の都内で長く生活していて、「立地的な話し」はピンと来ませんでした。恐ろしい事ですが。
なのにそこで何がされていたか、何を作っていたかと言うことには興味津々。しかも嫌悪感と憎悪と。
そのくせ「自分がそこに関与してなかった事実」にだけは勝手に安堵してたり。身勝手なもんです。

「あの事件」を風化させないためにも、この映画で「その最前線」が
痛いほど伝わることを期待してます。

「カナリア」オフィシャル・サイト

Now Listening : Dead Cities, Red Seas & Lost Ghosts / M83

今日の悶絶⇒Battles来日!!。

2005年02月16日 12時44分21秒 | musique
◇ 今日の悶絶

Battles来日!!!。Prefuse73のツアーに同行。
だってまだ来る前から悶絶って…手に負えません。はははっ(自虐笑い)。情報はコチラより。
発表になってたPrefuse73だけならちょい迷ってたんですが、
Battlesも一緒に来るとなっては…即決です。うおーーーっ!嬉しい。速攻チケット購入しました。

☆PREFUSE73 JAPAN TOUR 2005 with BATTLES,BEANS

2005/3/25/fri  大阪 MOTHER HALL
OPEN/START 19:00 ticket 前売¥5,800
info. http://www.smash-jpn.com/prefuse.html

2005/3/27/sun  渋谷 O-EAST
OPEN/START 18:00 ticket 前売¥5,800
info. http://info@beatink.com/events/prefuse05/index.html

TICKET INFO: 一般発売:2005/1/29(土)~各プレイガイドにて発売開始
いじょ。

ネットで「Battles安売りするな」みたいなコメント見ました。つまり来日し過ぎ。
多分招聘元へのご意見?だと思うんですが、ん~気持ちは分からないでもないんですが、
逆に考えてみれば「島国日本」的な発想のような気もします。

例えばKnitting Factoryみたいな所ではそれこそBattlesみたいなアヴァンギャルド?なBANDが
月一レギュラーとかで、「BAND自身が望んで」Liveやってると思うんですよ。
つまりLiveが「好きでやってる」状態。実に健全。
きっとそこで毎月自分の好きなBANDが観れる現地の人は
「こいつらLiveやり過ぎ!」なんてまず思わないでしょう。

で、実際BattlesもLive好きだと思うんですよ。きっと。ツアースケジュール見ても5連チャンとか
フツーにあるし(勿論「これからのBAND」だしってのもあるんでしょうが)
だからきっと彼らも機会があるならN.YだろうとLondonだろうとTOKYOだろうと
こだわりなく演奏しに来るんだと。

流石に毎月とまでは言わないまでも、半年に1度くらい来てくれたって
安売りだなんて思いません。個人的には。
ぶっちゃけBANDなんて生き物なんで、存在してるうちに観れるものは観るに限ります。うん。


◇ 今日のバレンタイン

ってか既におとといですが。
職場の同チームの女性陣が言う訳ですよ「はーい、クジひいてね~♪」って。
「はい、引いたよ」「あー、アザラシね♪」「はっ?」「アザラシは…コレ!」
「はぁ?!江戸っ子かよ!ってか
何でラーメンなんだよ?!」(笑)
⇒今日の写真。

呆然です。詰め合わせです。しかもデカいです。40x30cmくらい。そのうえ申し訳程度にチョコレッツが
セロテープでくっついています。もう3週間分くらい脱力です。あーぁ。
他のメンバは、まともにチョコ(しかも何故かメイド・イン・フランス)を貰ったのはわずか2人。
他はふ菓子や串カツ…ってどんなセンスだよ?!(笑)
ったくお情けでくれるとは言え、コレは屈辱ですよ…。まぁ笑えたから良いか。
ったく彼女達の毒づいたセンス・オブ・ユーモアには萎えますわ☆ははっ。


◇ 今日の桁違い

少し前に新宿伊勢丹で覗いたDolce&Gabbana
まんま「桁違い」です。そのままです。非常にカッコ良いんですが。ふぅ。でも欲しいなぁ。うん。

Now Listening : Feed Me Weird Things / Squarepusher

今日の収穫⇒NATSUMEN@LIQUIDROOM with ROVO。

2005年02月13日 11時24分50秒 | concert
まぁタイトル、ホントはROVO with NATSUMENだけどね(笑)

全て観たいメンツだったし、珍しく開演前に到着。
既に6回目のROVOは確実に僕の中で最多観戦Live。

初っ端、エラく大人数でステージに上がって来たなぁとの印象で開始のNATSUMEN。
名前こそ知ってたけどインストのバンドってのも知ってたけど完全に初見。スゴい個人的に
「青春」の言葉を想起した1曲目。だって爽やかなんだもん(笑)そのくせ7/8拍子も
フツーにこなす演奏能力は実は侮れないなぁ…なんて思いきや卒倒&ニヤリが2曲目イントロで、
「あぁ!アナタZAPPAが好きなのね?!」ってな調子。それがルーツなの?FRANK ZAPPA好きなの?
仲良くなれそうデス(笑)イヤ、でも単にお遊びでやったのかな?
だとしたらそっちの方が逆に恐いけど☆。

さて、「こんにちわ。NATSUMENです」…ふ~ん可愛い声してるんだぁ…って
「ええぇーーーーっ!!女の子かよぁあぉ!」さっきの超絶ZAPPAフレーズ弾いたの
女の子だったの?!。この日一番の驚き♪。遠かったし目ぇ悪いしで分かりませんでした。
後で調べたらどうもこの子、元BOATなのねー。1、2曲しか聴いたことないけど、
楽しい雰囲気はスゲー伝わって来たBOATから、今やこんな風に変貌してたのね。

その後の曲も変拍子大好物の僕には結構堪らんものがあり、爽やかメロディと複雑な楽曲。
うん。またお気に入りが一つ増えたのだす。ちなみにBOATのカヴァーもやってた事も後で判明。

いやもぅね、ハズカシぃから言わないけど、JOSEPH NOTHINGって日本人なんだね?(笑)
どっから見ても日本人なんだね?ウキーーーっ!そう、勘違いしてました。見事にね。
あっ、言っちゃった♪だってホントに「音」しか聴いたことなかったし。
去年観たSQUAREPUSHERの時はやっぱ結構後ろで観てたしなぁ。ははっ。
で、今回2回目なんだけど、前観た時よりUPPERな印象(特に前半)で、
ドリルン炸裂から美メロまで楽しませてくれた。特にモノクロっぽい映像が流れてた時の雰囲気は
良かった。けど片側(向かって右側)からしか音が来ないのは…いただけないなぁ。やっぱり。

流石に6回目となると、最初の「衝撃」は薄くなって来るけど以前より良い意味で
余裕を持って楽しめてる印象のROVO⇒自分の中で。殆どのフレーズを親指で弾いてる…これって
あんまいないよなぁ…といつも思う原田氏のBASSがやけに太い音像の印象でCANVASからスタート。

ビリンバウのビヨヨーン♪から始まった3曲目は新曲?一つのフレーズを発展させて序々に全員が
絡んでくパターン。4、5と「MON」からカマして、「うーんこれ何だっけ??」と
思い出せなかったのがCISCO!。1st殆ど聴いてなかった…結構カオスを感じさせる曲だったのね。
特にLiveだと。6人でも「音の薄さ」など微塵も感じさせず、見事に酔わせてくれましたよ。

個人的な印象だけど、LiveでのROVOは、回を重ねるごとに曲中の静と動の対比が良い意味で
曖昧になって来てる気がする…と言うか意識してない内に爆発してた…みたいな。つまり、
以前だったら盛り上げる箇所、聴かせる箇所がもっとハッキリ分かりやすかったような。
でも現在の様な形はメンバ間の意思の疎通がちゃんとあってこそ可能な演奏でもあるし、
そう言う意味では良い事なのかも知れない。

アンコールの「極星」で再度爆発した後、メンバが風邪で次々ダウンしてたとの小ネタ。
そして5月再び野音決定の大ネタ(やったね!)
最後山本氏が変なテンションで拳を上げ、FxxKサインを掲げ☆
「どうもありがとう!」…風邪だな。きっと(笑)今日も楽しかったぞ♪

今日の衝動⇒NUMBER GIRL。

2005年02月10日 02時19分53秒 | musique
まぁ言ってしまえば僕の中ではNumber Girl=田淵ひさ子でした。
あーっいや、ウソです。田淵ひさ子だけでした(笑)ぶはっ。
何つってもですね、ギターを弾く女の子はカッコ良いのですよ。あぁあカッコ良いのですよ。

まぁ自分も弾いてるのもあって勝手に親近感が沸くんですが、振り返れば最初の衝撃はTVで観た
Buffalo Daughterの前進BANDであるハバナ・エキゾチカ時代のシュガー吉永で。
いやもうね、当時自分もギターを始めて暫く経った頃だったんですが、
そのあまりの存在感と上手さとフレージングにJIMI HENDRIXを思わず思い出したんですけど。
その時。「ROCK GUITARは男のもの」って言うやっぱり偏見(まぁ勘違いとも言うわね)が
あったんですが、それこそ微塵に吹っ飛んで。

で、次の吹っ飛びがやっぱりTVで観たNumber Girl…ただし印象に残ったのはLiveの最後に
アンプによじ登ってギターを弾いていた彼女です。田淵ひさ子ですあーっもう
カッコ良すぎました☆何つーか勿論本人がどんな気持ちだったか知る由もないんですが、
「押さえ切れない衝動で思わず上っちゃった」ってな勢いと衝撃と言葉にならない○×△と…って
きっと同じこと思った野郎は何万人といるんだろうなぁ。

結局今となれば勿体ないことにNumber Girlが存在していた間にちゃんとまともに
その音を楽しんでいたとは言えず、単に彼女が気になっていただけなんですが。途中
「発育ステータス」にて椎名林檎姫との共演って嗚呼これ涙ものの企ても目撃していながら、
やっぱり本体のNumber Girlに触れなかったのはあーっ言っちゃえば向井氏です(笑)
ん~何だろ。あの人の世界観からは僕は拒絶されていたようです…ってか逆だな。
こちらが覚悟を決めて飛び込めばきっとその独特世界を楽しめたんでしょう…ってことで
今の状況ですが、DVD : ナンバーガール映像集「NUMBER GIRL」を観ながらコイツを書いてます。
そう、飛び込んでみました(笑)まぁ借り物なんですが。

DISC1(2枚組です)なんですが、「NUMBER GIRLを映像で思い出す」との企画でそれこそ
結成時のLive映像とか観ると金髪!の20歳!の田淵ひさ子とかから始まってLASTの
札幌2002/11/30でのLive…ん~この時のメンバの表情は流石にキます。
その活動の殆どを知らなくてもキます。
MCでbloodthirsty butchersの話しをしてるんですが、その後に加入することになるとは…の
田淵さん。何か運命的な様相も露呈されつつ33あるチャプタも今32まで来ました。
ここまで見聞してきて、かなりその片鱗に触れている内に…どうやら向井氏の世界にも
浸ることが出来たようで、今流れている「OMOIDE IN MY HEAD」で打ちのめされてますあーーーっ!
コレ、良いわ(笑)

…既に存在していないんだよなぁ…何か不思議な気分です。
上手く言えないけど。
言えないけど…美しいです。素敵です。

取りあえず出来ること…遡ってみます。その歴史を。

P.S 「透明少女」や「日常に生きる少女」を具現化するために、よりリアルにするために
Number Girlには女性メンバが必要だった…ってのは考え過ぎ?的外れ?

Now Listening : OMOIDE IN MY HEAD / Number Girl

今日の凛⇒香椎由宇。

2005年02月05日 07時13分18秒 | fille
あんまりステキな表紙なんで、この「月ごとに表紙の見出しが変わる発想」が
(制作者の意図は知らないけど)『他紙との差別化を図りたい主張』が明確に宣言されてて
素敵だった、つまり今月は「3月の宣伝会議」を、繰り返すけどあんまりステキだったんで
職場のPC横のブックエンドに立てかける実験をしたところ10割の確立で
「あっ、ヒロスエだよね?」と振られ「あーっみんな思う事一緒だな。俺と(笑)」
ってな調子で買った本人すら間違えたんですがって事で香椎由宇です。

この美貌にして現在18歳ってことで、嗚呼人生の不公平を呪わなくちゃならない勢いなんですが、
まぁ呪う暇があったら僕はコチラを観ますよって事で近々公開の「ローレライ」です。
取りあえず原作はベストセラーだったらしいんですが知らなかったんですが、ストーリーは
かなり惹かれます。三発目の原爆を巡る歴史の影の部分…予告編観ると妻夫木聡の何か
素人っぽい台詞まわしはやや不安になるものの(笑)気合いの入ったSFXと個性的俳優陣、
そしてその中で紅一点のパウラ役が香椎由宇と。これは是非観たいです。

普段全くと言って良いくらいTV観ないんで知らなかったんですがあーっ
「ウォーターボーイズ」出てましたか。コチラはまぁ…機会があれば(笑)

この凛とした眼差しは全く持って天賦のものですね。
取りあえず今一番気になる女優です。
一番気になる目をしています。

Now Listening : Dubnobasswithmyheadman / Underworld