absolute Ego dance for HDR

美しくて禍々しい世界、を
HDR写真で表現したいと目論んでいるのです。

今日のサイケデリック・カオス⇒The Mars Volta。

2005年01月31日 07時28分45秒 | musique
いつも和ませて♪&脱力させて☆&さらに色々考えさせても貰えるお気に入りブログ☆の
こちらで紹介されていてまぁそこそこ気にはなっていて。そしたらそのアフロ・ヘアで
とっても気になって。たまたま少し前にタワレコで見つけたこんなお得盤⇒今日の写真。
"exclusive limited edition australasian tour 2004"って添え書き?があるんで
勝手に推測すると「あ~ぁ季節が真逆な大陸を移動してのツアーは辛そうだな♪」ってな妄想が
イヤでも浮かぶ、でも「余計なお世話だぜ!」ってなお叱りも受けそうな
「オーストラリア含むアジアツアー記念限定企画盤」ってなカンジでしょうか…って事で
The Mars Voltaの「De-Loused in the Comatorium」ですあぁ~もう即買いでした。
こいつ2枚組で、何故かOfficialサイトにしか載ってない(みたい)
「The Mars Volta Live」がまんまくっついてます。ラッキー!

キャッチ・フレーズをですね、中央線に揺られながら考えてみました。
サイケデリック。ファンキー。カオス。エロス。ゴージャス。プログレッシヴ。アナーキズム。
リズミック。クレイジー。感動。疾走。猪突猛進。惑星直列。活火山。暴風雨。手に負えない。
字数を稼いでる!と誤解されるのでそろそろ決めますが、時に優柔不断な僕ですが今決定しました
「サイケデリック☆カオス」です。それしかありません。響きが良いです。侮れません。
取りあえず苦情はやめてください♪

あーーーーーーーーーーーーっ!!!!スゴいです。兎に角スゴいです。まさに頭のてっぺんから
つま先までシビレますって言うか痙攣します。もの凄く説明出来ないんですが、手塚治虫の
「ブッダ」で「魂の中」を浮遊すると言うか泳いでいると言うか飛翔してると言うか⇒それを
漫画化すると言う、ある意味神業をやってのけている場面があるんですが、そんなの
見た事ある訳ないのに、もの凄く「伝わる」んですよ。
「こんなカンジかも」なんて思えるんですよ。恐ろしい事に。
んで聴いていて突拍子もなくその「浮遊する場面」が浮かんで来たんですが。
逆にこんな説明ではもの凄く「伝わらない」のは分かってるんですが。あーぁ。

取りあえず笑われて構わないんですが、今6曲目までをエンドレス・リピートです。
だって勿体ないから(笑)聴き飽きたら次は12分の大作「Cicatriz E.S.P.」から
猛烈に再び堪能します。そのハズです。

慟哭なのに猛々しくて激しいのにでも優しい音です。簡単に言えば「全て統べて凡て」です。
あーーーーーーーーーーーーっ!!!!(2回目)

ちなみにもうすぐ2ndが出るんですが、分かっていて買いません。暫く。コレを聴き倒すまで。

Now Listening : De-Loused in the Comatorium / The Mars Volta

今日のコラボ⇒アイバニーズ + H.R.ギーガー。

2005年01月30日 06時58分11秒 | et cetera
まぁ1973年の「Brain Salad Surgery」 / Emerson Lake & Palmerでの
仕事(コラボ)で「あぁ、このオッサンROCK好きなのね」くらいは分かるんですが、
その後もROCK系のアーティストとの蜜月振りはそれこそ世紀を超えて続いていて、最近だと
ハマり過ぎていて思わずニヤリとしてしまったKORN(ジョナサン・デイヴィス)の
マイク・スタンド制作なんかが僕的にもやっぱウンウンやっぱりね☆と勝手に納得なんですが、
あぁ、言い忘れましたがH.R.ギーガーです(笑)

まぁぶっちゃけLSDとの肉体的なコラボの結果(見た訳ぢゃないけど)があのステキ過ぎる
狂った悪夢の映像、造形、デザイン、そして言わずもがなあのエイリアンなんですが。

で、たまたま見つけたコチラ、あ~ぁやっちゃいましたよ。まぁ出ても不思議はない…と言うか
どうも読むと「Hoshino U.S.A」のボスがギーガーのファン…ん~分かりやすい展開!
自分の作り出した物(ギター)が自分の敬愛する人物の手によってさらにスバラシイものに
変身する…ある意味クリエイター冥利かもしれません。

で、僕的にはギーガーも大好きだし実際3本持ってるギターは全部Ibanezeなんですが、があぁ~
…買いません(笑)まぁ現実的に7弦じゃないってのもあるんですが、ん~何だろ。
ピンと来ないんですよね…悪くはないんだけど。
マイク・スタンドみたいな独創性が…欲しいなぁ。エラそうに(笑)

Now Listening : THE WORLD IS MINE / くるり

今日の試聴⇒Steve Vai 新作。

2005年01月29日 07時20分54秒 | musique
自分で言うのも何なんですが、まぁそこそこ長く音楽を聴いてるもんで
「リスニング履歴」を考えたらそれなりの数にはなると思うんですが、
中には一時期メチャメチャ好きになったんだけど何故か自分の中で次第に
フェードアウトして行くアーティストも数多くいたりします。

最たる例がRitchie Blackmoreなんですが、まぁあのオッサン(笑)を知ったからこそ
ギターを始めて今でもそこそこ手に取ったりしてる訳ですが、今オッサンが
どんな音を出してるのか?とか皆目分かりません。
素敵な金髪のVo.(ってか愛人?分かんないけど 笑)とBANDやってるのは
まぁたまに立ち読みするBurrn!誌で見たりはするんですが。あーぁ(笑)

多分間違いなく僕の中で一番長く聴いてるのはSteve Vaiです。
"Disturbing the Peace" / Alcatrazz 一枚で虜になって以来ずっと…と言いたいところですが、
96年の「Fire Garden」がう~んどうもつまんなくて。特に後半。確かに
"Fire Garden Suite"って言うVai史上最強の1曲も入ってるんですが…。
そんなんもあって暫く離れていたんですが、99年の「The Ultra Zone」で結構盛り返して…
んで、ちょい前にコレを観ちゃった訳です。ん~やっぱスバラシイ。
このスペイシーなフレーズはVaiの独壇場です。
G3のLive DVDからなんですが、まぁ熊と化したYngwieと、安定していてスバラシイんだけど、
ドキドキワクワクはあんましないSatriani。対して常にファンを驚かせて楽しませてくれるVai。
才能もだけど、人柄なんだろうなーと思う。

で、ここへ来て何とタイミング良くNewアルバムですよ。って事でコチラで全曲試聴出来ます。
この幸せ者!☆パッと聴き、各々30秒だけでも引きつけられるものがあります。
フックがあると言うか。
お馴染みトーキングが聴ける、タイトルもまんま"Yai Yai"、テクニカルなキメが聴ける
"Freak Show Excess"、さらにお約束7曲目のギターバラード"Lotus Feet"も聴けます。
どうやら今回懐かしの"Sticker Strat"⇒今日の写真。も使ってるみたいで何か感慨深いなぁ。

で、何と大変なことになっていて、今年は遂に日本でもG3が開催!みたいです。
Satriani、Vaiに加えてJohn Petrucci from Dream Theaterみたいです。おおおっ!
去年武道館で観たときもスバラシかったけど、また今年観れそう…期待です。

ってなカンジで今年は久々に僕の中でVaiがキそうな予感です…ってか既にキ始めてますが☆

Now Listening : Images And Words / Dream Theater

今日のカオス⇒SikTH。

2005年01月28日 15時03分16秒 | musique
どうも僕の好きな「音楽的志向」に「テクニカル」と言う要素が結構重要…と言うか
デカい比率を占めてるみたいだなぁ…と自ら気づいたのはYngwie Malmsteenが登場して単純に
「俺はYngwieになりたいんだぁ~!」とまぁきっと当時世界に何万人と発生したと思われる
Yngwie狂の輩と同じくその圧倒的なスピードとテクニックに心底入れ込んでしまったからで、
以来、今でこそリスニングの中心がテクノやらエレクトロニカ系やらポスト・ロックやらに
なってしまっても、やはり過去の慣習とやらは恐ろしいもので、一度ギターを持つとやはり
その頃覚えたYngwieやらのフレーズがピロピロパラリラトゥルルルリィー♪と
勝手に手が動いて…(笑)

ただ勿論全てが変わってしまった訳でなく、未だにその辺の好きなBAND、アーティストは
存在してて、Dream Theater、Steve Vai、Watchtower(もっとガンバレ!)その他⇒
ややもすれば「テクニカル」である事だけが取りざたされてそのグレイトな音楽性に気づかれない
人たち⇒も確実に好きで聴いてる訳で。

で、唐突にSikTHデス。
名前くらいは何となく聞いていて、昨年 "Extreme The Dojo"で来ていた事実
(でもFUJI ROCKは知らなかった…)も知ってたんですが、その紹介文にはほぼ必ず「テクニカル」
「変拍子」なる言葉が入っていてまぁ当然気にはなっていたんですが、それでも
ちゃんと聴いたのは先日中古でたまたま見つけて購入してみてからで。
んで結果最近のヘヴィ・ローテーションです。

確実に「KORN以降」のLoud Rockの洗礼を受けていながら、テクニカルな面では
明らかに抜きん出ている…と言うより「それで」彼らの音楽性が形作られていると言えるかと。
このジャンルの代表的BAND(と勝手に決めてるけど)Dream Theaterはテクニカルでありつつも
壮大かつ叙情的な面も非常に感じるんですが、このSikTH、むしろ反対に非常に密室的な閉鎖感を
感じます。抑圧され、行き場のないフラストレーション爆発!みたいな。
何か同じテクニカル系でもWatchtowerとかに近い気がしたんですが。
密室感とか、「キメ」で曲が構成されて行くとことか、Voが変なハイトーン出したり(笑)とか。

さらに演奏してる写真見るとギター、ベース共にフツーにタッピングとか、
構えてる位置が割りと高かったりでその辺、何やら自分に近くてニヤリです。

で、これまたイメージなんですがこの息苦しさはイギリス出身ってのもあるかなぁと。
アメリカのプログレッシヴ・バンドの叙情的なカンジではなく。
そいえば、90年代には同じイギリスにThe Beyondなんつーやっぱ非常にテクニカルで
密室的な音を出すBANDもいたなぁ…ってCD持ってるんですが。俺ってば。

Officalのサイト見ると、どうも「去年のクリスマス前にレコード会社移籍したぞい!」みたいな
様子で、しかもメジャーのワーナーのようで、ん~これは今後かなり期待出来るのでは?
ってなところです。取りあえず次回来日は行くしかないな!うん。

Now Listening : Foxtrot / GENESIS

今日の涼しげな眼差し⇒スカーレット・ヨハンソン。

2005年01月25日 03時24分50秒 | fille
しばらく付き合ってた子が
「この映画の主人公、私に似過ぎてて、感情移入し過ぎて観てて泣いちゃったんだよぉ…
ちょっと観てみて!」なんて言う訳ですよ。「ゴーストワールド」だったんですが。
確かに主人公、イーニド(ソーラ・バーチ)の「自分の居場所が見つからなくて悩んでる様」は
彼女とかなりダブって見えたんですが、
「主人公よりも友達のレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)の方が
メチャメチャ可愛くて最高なんだけど」なんて事は、その時既に彼女と
終わっていたから言えた台詞ではあるんですが(笑)
まぁとにかくその1本を観たおかげで今や「One Of My Favorite Actress」になった訳ですが。
ってかBESTかな。今んとこ。

いやもぅ「ゴーストワールド」撮影時に15歳!って言う有り得ない事実で、既に日本を捨てて
アングロ・サクソン民族の国へ移住したい衝動に一瞬駆り立てられるんですが、
ホントに信じられません。こんなに可愛い15歳がいるなら、きっともっと素敵な21~28歳
(個人的希望)の女の子がそこらじゅうにいるんだろうか?
犬も歩けばそんな女の子に当たるんだろうか?いや、いない(反語)と、
自分に言い聞かせなければやってられない程に可愛くてイヤになります。

何気に芸歴が長くて「えっ!そんなのあったんだ?」的扱いの「ホーム・アローン3」⇒
(これ、カルキンじゃないよ)に子役時代に登場しているのを始め、ロバート・レッドフォードの
娘役で出演の「モンタナの風に抱かれて」等、きっと世間にもオヤジ達にも揉まれて過ごした
この7年の結果がこれなのね?と邪推してしてみたくなる、そんな記事をコチラ⇒
たまに見ては脱力&失笑の“ネタのチョイス”に美学すら感じさせてくれる
ABC振興会さんで発見した時の僕の「衝撃☆」が、取りあえず記事を読み終わる頃には
「ん~何て頼もしい娘だ☆」に変わっていた時点で既に救いようがない俺自身…なのは認める(笑)
んですが、こんなストーリーに切なくなれる俺って…まだまだ救いがあるな(笑)って
思わせてくれたコチラ⇒「いかにも女優」な女優が「Lost In Translation」の主役じゃあ
失敗するのは目に見えてて。やっぱりソフィア・コッポラのキャスティングはステキで。
フツーの子が慣れない異国でちょっとだけフツーじゃない体験をするストーリーに
ヨハンソンは天才的にハマってて。
さらに「生き写しか?」ってなくらいフェルメールの絵画になり切った
「真珠の耳飾りの少女」では大人の色香が備わり最早無敵の様相です。

で、来年は「M:I-3」と言うことで、またこれまでと全然違う魅力が炸裂するんだろうなぁと、
勝手に思い込んでる今日この頃です。

P.S 写真はこれまた「表紙買い」の"W"magazine。これ買い逃したらファンとしては
泣いて悔しがるでしょ!ってな写真掲載で悶絶必至☆。

Now Listening : Lost In Translation Original Soundtrack

今日の13-3-2-21-1-1-8-5⇒「ダ・ヴィンチ・コード」。

2005年01月19日 02時03分01秒 | livre
そりゃ確かにこんな格好で倒れられてたら驚くわなぁ。全裸で"大の字"だし(笑)
…ってことでご存知全米800万部&日本でも90万部の大ベストセラー
「ダ・ヴィンチ・コード」です。

決して本を「良く読む」とは言えない僕が、ましてハードカバーなんて買うのは何年か振りで。
さらに「売れてるから」なんて理由で購入意欲が沸くことも有り得ないんですが、今回の
「出会い」はその両者(自分の興味の対象&ベストセラー)が偶然…もしかしたら
必然での邂逅かも知れません(やや妄想)

そもそもですね、「象徴学」に興味があるんですよ…なんて言いながらそれが
「学問」として位置づけられている事実を知ったのはやっぱりこの「出会い」があったからで、
「知らないと気が済まない質」の僕としては、この「物語」を読むのと同時進行にその
周辺を漂う事象やら歴史やら匂いやらに、いちいち感心し驚き打ちのめされている始末なのです。

ソフィー・ヌブー。
暗号解読官として登場する女性です。そもそも暗号解読…一般の警察が「暗号」を解く機会が
そんなにあるのかナゾなんですが、ネタを飛躍させて戦時中ともなると話しは別で。
ここなんか読むと歴史すら変えた「暗号を巡る攻防」の事実に興味津々です⇒登場する、
タイプライターと最初期のシンセサイザーが合体した様なコイツ、暗号機 Enigma⇒こんなものを巡って
歴史が動いていた事実に驚愕です。

レオナルド・ダ・ヴィンチ。
先日観た「ヴィタール」の主人公、博史のモデルはダ・ヴィンチだとか。
僕みたいなイカレポンチにも、常軌を逸脱した天才振りは伝わって来るその生涯ですが、
絵画の素晴らしさは誰がどう見ても伝わるとして、「それ以上の何か」を感じるのは発明の数々です。
予言にすらも思えるこれらのスケッチ…いったい彼はどこからやって来たんでしょ。
同性愛への禁忌がはびこる時代に、ゲイだったために逮捕されてたり、作品に何らかの
メッセージ(モナ・リザにさえ!)を残していた事実など、知れば知る程に全く持って
この人への好奇心が止むことはないですね…。
ちなみに9月からレスター手稿の日本初公開が目玉のレオナルド・ダ・ヴィンチ展が開催されるらしく。
このレスター手稿、現在はビル・ゲイツが所有ってのが何か意味なくムカつくんですけど(笑)

トム・ハンクス&ジュリー・デルピー。
予想通り映画化が決定ですが、同じく予想通り教会から反発が起きてるようで。ってかトム・ハンクスかぁ…微妙。
どうもですね、あの人の声がイマイチ苦手なんですよ。声変わりしないかな。今から(笑)
ジュリー・デルピーは…良いんじゃないすか。きっと。
ちゃんと観たのは「KILLING ZOE」くらいだけど、
知的で繊細なんだけど、フランス人ぽい大胆さ(イメージだけど)も感じます。

さて、まだ割と読み始めたばかりなんですが、翻訳が分かりやすい文章で良いっすね。
ってか本好きな人なら一気に読めそうです。まぁ僕はこのあまりない読書の機会を勿体振って
いちいち場面を想像しつつ、一人ニヤケながら味わって読んで行こうかなってトコロです。

Now Listening : Nothing / Meshuggah


今日の驚き⇒濱田マリ+ Autechre。

2005年01月18日 20時55分18秒 | musique
ちょい前にネットサーフィン(死語)で見つけて速攻DLした
MERZBOWの「Ecobonda」⇒Autechre remix。その周辺で検索してたらうわっ!
久しく僕の記憶から遠ざかっていたあの人、「ケータイ刑事 銭形愛」(笑)で見て以来だなーの
濱田マリがAutechreと絡んでいたのねー。

彼女に関する一番インパクト大なエピソードはある雑誌のコラムで
「手首を切ってみると暖かい血がバーっと出て来て美しい~云々」みたいなことを書いていて
当時はそれが「何」なのか分からなかったんだけど、「あわわこんな事書いちゃって良いの?」と
思いながら、でも「ん~確かに切ってみたら気持ち良いかも」なんて思っていたなぁ…
まぁ今ではそれが「何」か知ってるし、試してみようとも思わないけど。

何気にAutecherって日本のアーティストと絡んでる盤が多くて、他にも
BUCK-TICK、Nav Katze(最近聞かないなぁ…)Soft Balletとも…。ん~何だろ。ナゾ。
まさかRichard D. よろしく「Mixes For Cash」ってことも…有り得るか(笑)

で、濱田マリの「編む女」。どうやらAutecher絡みは1曲だけみたいだけど…買ってみようかなぁ。
ネタ盤で(笑)ってか濱田マリってSoft Balletの藤井氏の奥さんだったのね…。

Now Listening : Ecobonda / MERZBOW (Autechre remix)

今日のどちらが勝っても人類滅亡⇒「ALIEN vs. PREDATOR」

2005年01月15日 07時12分18秒 | film
噂が現実になって予告編がネットでも流れ始めた頃に
「VOTE!」なんつってどちらが勝つか投票させられた(笑)けど、
エイリアンこそ映画史上最高最凶のクリーチャーだと思っているようなヤツに今更…
ん~まぁでもこんな宣伝方法もあるかな…と。
少しでも盛り上がれば良いかな?なんて思いつつ、フタを開けてみれば結局
勝ち負けよりも一番僕が感心したのはこのストーリー設定だったりしたと言う。

いやもぉオーパーツネタとか大好きで、さらに妄想癖のある(笑)僕としては、この
「数千年前に地球にやって来ていたプレデター達が人類に建造技術を教えて神と崇められて、
エイリアンを繁殖させて狩猟を行っていた」なんて言う設定だけで最早悶絶なのだけど。うん。

ホントにもう信じられない様な「三葉虫を踏みつぶしたサンダル靴の跡の化石」とか
「ナスカの地上絵」とか勿論ピラミッドだって確かに実際に作ったのは
何千何万の奴隷達な訳だけど、その建築技術も方法も「宇宙」を意識しないと発想し得ないその
「建ち位置」とかを当時の人間の知識が成し得たのかな?って言う永遠に止みそうもないこの
創造の想像をかき立ててくれた、ピラミッドにまさに神の如く立つプレデターの映像に
思わず唸ってしまった。カッコ良すぎた。コレばかりは。

取りあえずプレデター?あんま興味ないなぁって、
殆ど予備知識持たないまま観てしまったもんだから、原作にはちゃんとある、でも
後ろで観ていた外国人の皆さんも声出して笑っていた「プレデターと人間の共闘 笑」も
これって…どうなの?なんて思ってしまった。

そう…原作。
そもそもこの二大凶獣の戦争が「プレデター2」で映った宇宙船内部、そこに戦利品として
飾られていたエイリアンの頭蓋骨⇒勿論アメリカにも僕のような妄想癖を持つ人種はいる訳で、
「ヤツらは戦っていたんじゃないか?」ってな想像の産物であるのは有名な話しで。
きっと監督のユーモアのつもりだったのがコミック、さらには10年以上の年月は経たものの、
映画になって日本にまで来てしまった。妄想万歳である(意味不明)

幸いなことに、ポール・W.Sアンダーソンはエイリアンに愛情を持っている監督で、
自ら書いた脚本は2087年から始まるエイリアン・シリーズへの布石とすべく舞台設定を2004年に、
さらに「エイリアン2」でアンドロイドとして登場したビショップ(ランス・ヘンリクセン)を
生身の人間として出演させて見事に辻褄を合わせた。

ヒロインの登場も「その後」へのオマージュとも取れるし、「エイリアン4」でまさに命がけで
地球へのエイリアン到来を阻止した(まぁ別バージョンもあるらしいけど)
リプリーとコールだけど、その必死の行動も虚しく実はその遥か昔にヤツらは地球にしかも
自らの意思とは関係なく繁殖していた…なんてストーリーも衝撃的だった。
ヘンリクセン以外には「えらく訛った英語を喋るヤツがいるなぁ」なんて思ったら
「Trainspotting」のスパッド(ユエン・ブレムナー)を久々に見たり。

AとVの戦いが少なかったなんて意見も良く見るけど、その辺は「次」への期待を勝手に込めて、
(プレデターほどの)知性は持たないエイリアンの無言の、無言だからこそ逆に恐ろしいその
本能のままの暴力的なまでの生殖本能をラストにかいま見て、鳥肌が立った
このアホな僕をさらに&さらに楽しませてくれるシリーズ化を切に熱望!!!

P.S メイキング・ムービー(英語) オフィシャル・サイト(日本語)

Now Listening : Two Months Off / Underworld

今日の優しい時間⇒「ヴィタール」。

2005年01月14日 07時44分44秒 | film
塚本晋也は10年以上に渡って数百冊の医学参考文献、解剖図版の読破、
10ヶ月の解剖学者や医学生への取材、さらに2ヶ月の間、解剖実習の見学を行ったらしい。
究極の「即物」である人体(ご遺体)を描くにはそれほどの準備が必要だということだろうか。
対してその究極に位置する「魂」との対話を美しく、しかし時に現実さえ見失う程の
ある種病的(sickじゃなくてfreak)な思いと映像を持ってストーリーは展開して行く。

登場人物の涼子のモデルは明治2年、日本で初めて献体を申し出た美幾という遊女。
病気だった彼女は愛した青年医師に自分の解剖を申し出たと言う。
「ヴィタール」は「そこから」始まったような気がする。
「物質」だけになった人体を持ってなお医師と「触れ合える」行為である献体。
歪んでいるように見えて、その実美幾はあまりにも純粋だったんじゃないかと思う。
あまりにもその医師を愛してたんじゃないかと思う。

現実と記憶が交差し、涼子の魂と博史(浅野忠信)が触れ合う場所。
ロケ地は沖縄。ホントに楽園みたいな美しさだった。

そして「現実の世界」で博史を愛する郁美(KIKI)。
知的でクールなイメージなんだけど実は脆く弱い一面も持っていて、
「美しい思い出が相手なんじゃ勝てる訳ないだろ!」と泣き崩れるシーン、
彼女を愛せなかった博史が「ゴメン」と謝ると「ありがとう」と言うシーンなど
何かとても切なくて…良かった。一気に彼女のファンになってしまった。

今こんな文章を書いてはいるけど、とてもじゃないけどその本質、
監督が言いたかったことが理解出来たなんて思ってない。でも、
理解するんじゃなくて、感じる映画…でも良いんだと思う。

「いい におい」を感じられる。それが生きていることなんだと思う。

P.S 青山ブックセンターに撮影に使用された
「ご遺体」が展示されてました。まだあるんだろか?。
プログラム、1500円と通常の倍しますがそれだけの内容は十分あります。
シナリオ全部掲載されてるし(!)。

Now Listening : Just One Fix / Ministry

今日のナイス☆カップル⇒恵実&リッチー。

2005年01月13日 23時59分03秒 | image
東ハト / mobi シリーズ

いや、すんませんね。連日こんなネタで(笑)
何かこーいうちょこっと「ニヤリっ」て笑えるアメリカン☆テイスト物が好きなので。
「オー!マイキー」とか大好きだし…ってちょい違うか(笑)

さてこちら、商品説明によると左のGIRLは「恵実ジャクソン」。
恐らくハーフの設定か?アート大好きでオールレーズン家の令嬢らしい。
令嬢らしく、3種のフルーツを使い豪華に顔が浸食…じゃなくて装飾されている。

それに比べて右側。ソバカスありのガキんちょのくせに名門ハーベスト家の長男。
しかも「憧れのスイートに泊まるくらい、リッチな気分にさせてあげるよ(笑)」だと。
「(笑)」ですよ。スイートかよ。ガキんちょが(笑)なんちて。
あぁ、名前すか?「リッチーチョコラート」だそうな。

ちなみにこの二人は「モビ・シリーズ」の8と9らしい(何かSLIPKNOTみたいだ☆)んで
他のキャラも捜してみます。ヒマがあったら。

Now Listening : お楽しみ秘蔵ビデオ+全シングルクリップ=計16曲 / Cocco