absolute Ego dance for HDR

美しくて禍々しい世界、を
HDR写真で表現したいと目論んでいるのです。

LFO⇒絶対クリス・カニンガムかと思いきや。

2004年11月29日 03時32分39秒 | musique
ネットサーフィン(死語)で偶然見つけたLFOの"Freaks"のClipなんだけど、昨日から
QuickTimeで延々垂れ流し状態。だってメチャメチャ☆カッコよいんですよ。
恥ずかしながらLFOと言えば、それまでTechnoを小バカにしていた
Tom Jenkinson aka Squarepusherが180度思考を変換させる切っ掛けとなった"Frequencies"
リリースした人…くらいの認識しかなかったんですが、俄然盛り上がってきました。

まぁ内容と言えば(多分)中国の(多分)中学校で先生がトイレに閉じ込められます(笑)
一人の女の子が放送室をジャックしカセットテープ(ってのがまた良いんだけど)を流すと
それまで縄跳びブランコと健全なる遊びをしていた生徒達が取り憑かれたように踊りだす…
って言うあーFreaksだなと何か何故か妙に納得しちゃう。みたいな。

中国と言えばあ~ぁエレグラに行く途中、電車で隣に座った女の子がケータイで
囁くように喋ってた(これまた多分)中国語が何つーか「音的に」やけに心地よかったって言う。
内容は勿論分かんなくてその響きが音が口調が聞いてるだけで気持ち良かった。

で、話し戻って監督は間違いなくChris Cunninghamかと思い込んだワケですよ。
あの敬愛すべき男ですよ。
この音との完璧なシンクロ具合とか色感とか何故かオープニングのイキナリ「畸形的人」とか
突然の"Freaks"への豹変した顔具合とか。んが!warpのサイトで調べたら何と
Daniel Leviと言う人。うわー良いのか?ここまで似てて。
この人、independentなるデザイン・チームに所属、他のメンバ共々CM、Music Videoなんかも
手がけてるみたい。Danielは他にMassive AttackのButterfly Caughtも手がけてた。
色感はやっぱCunninghamっぽいんだけど集団Freaksはいないし(笑)フェイス・ペイントには
オリジナリティを感じる。…にしてもあーやっぱ買うしかないかな。こっちも

Now Listening : Draft 7.30 / Autechre

2年連続でBorn Slippyがぁ!⇒electraglide 04

2004年11月28日 04時30分49秒 | concert
「なーんか腹痛ぇ~」とかうだうだしてるうちに、あ~ぁ海浜幕張行き終電だよ!と
思いっきり焦りつつ向かったんだけど、結局会場に着いてマーチャン売り場を通り過ぎる頃には
Keithの"Breeeeeeath!!!"ってな絶叫が聞こえて来るし。あちゃ。予想通り前の方は
スゴい人口密度だ。去年のUnderworldは(ほぼ)最前列まで上り詰めて(笑)最高だったけど、
ん~これはムリだなと、比較的空いてて踊れる場所に着地。

何とROVOに続いて連れのドタキャンを喰らったため、まぁ自由勝手に動き回る。
暫くCDでさえ聴いてなかったProdigyだけど、CDだと音の薄さがたまに気になるProdigyだけど、
イヤぁ~彼らはLIVEの方が真価を発揮出来るのでは?と感じた。だってヤヴァいよ。本気で。
メチャメチャ音が厚い。そしてアツい。遠くて良くは見えないけどKeithは結構左右に動いて
アジテートしてるしMaximの相変わらずの特徴的な「aGyaaooh!」って叫び(間の手?)も
心地よい☆。で、曲は"Firestarter"へ。イントロだけで揺れる揺れる。
Prodigyを初めて知った時にはそのコンセプト(Instruments+MC+Dancer)ってのが
かーなり新鮮だった記憶がある。何かDance Musicのオイシイ部分を全部持ってったような。
当時のCLIPでのKeithの異常に速いステップは今でも記憶に焼き付いてるし。
しばらく(多分)ニゥ・アルバムからやって、結局1時間くらいしか観れないで一旦終了。
当然「One More!」。割とすぐに再登場してややまったり気味にアレンジした(ような気がした)
"Poison"を。やっぱ盛り上がる。で、待ってましたの"Smack My Bitch Up"だーーーーっ!!。
サビは当然会場中がシャウトで。あーーーやっぱ来て良かった(笑)いや、アルバム7年振りだし
(来日はしてたけど)どーかな?とやや危惧してたワケですよ。全く素晴らしかったです。
で、繰り返すけど彼らはLiveの方が全然良い!。ここでam 2:30

結局Darren Emersonが在籍したUnderworldは「Everything Everything」でしか
体験してないんだけど、始まった途端あぁーーーっ!!!キタよ!。キちゃったよ!!まさかの
"Born Slippy"!。休憩タイムへ向かっていたオーディエンスがそれこそ一斉に戻って来た(笑)
スゲー盛り上がりだ。いや、何で「まさか」か?結構アーティストって自分の過去の、特に
大ヒットとかしちゃった曲とかやりたがらない人も多いじゃないすか?
Darrenはその辺りエラい…かも(笑)にしてもやっぱこれ名曲だわ。
ホントにTechno/Dance Musicのアンセムとして永遠に残って行くんだと思う。
しかも悪いけど、Prodigyには悪いけどこの瞬間が今年の「俺ハイライト」だった(笑)
と、そういう意味では去年に続いて2年連続で聴けたワケで。

途中「あっ、聴いた事あるパターンだな」と思ったらORGYの"Blue Monday"
(勿論Depeche Modeのカヴァー)だったり。何人が分かったかのかナゾだけど。
DarrenはDJ中にも手拍子、アピールと実に良く動く。盛り上げ方も流石でした。
ここでam 4:15

…と、喉の乾きが限界に来たもんで、!!!のLiveは取り合えず放置(笑)ビール調達へGo。
ふと見るとあららたーいへん。売り子?のおねーさんが女子校生、女医さんのコスプレだぞ!
…と自分が並んだ先を見るとうぎゃ!何で兄ちゃんなのだ!。まぁいいや。それよりビールだ。
ドタキャン友人の分までTシャツを購入し、戻った頃にはam5:15でラストの
Tim Deluxeがスタート…とイキナリある意味掟破りの"Lithium" by NIRVANAだぁ。
ガチガチのTechnoファンはどう思ったか分からないけど個人的には意外な選曲にニヤリ☆
途中少し疲れて来たのでやや下がって…とここで気づいたんだけど、会場内の
いくつかのスクリーンにDesigners Republicが手がけたアートワークが。

そんなスクリーンとフロアとDJブースを眺めつつ踊ってると、再びDarrenが登場。
何と、とっても不勉強だったんだけど、TimはDarrenが主宰する「Underwater」所属で
スプリット・アルバムなんぞも出してたのねー。二人して仲良く暫しプレイ。
本編ラストだったかアンコールだったか忘れちゃったんだけど、再びNIRVANAの
"Smells Like Teen Spirit"。フロアはジャンプしまくりで揺れる揺れる。
Timはかなり好きなのか?。NIRVANA。この辺で疲れはかーなりピークなんだけど、
最後にかましてくれましたまたも"Born Slippy"(笑)ってコトで最後の踊り締め。
アレンジもやや大人しめに変わってて、ラストにふさわしいカンジ。ここでついに終了!
ふぅ~お疲れ!。皆、俺、そしてアーティスト達。ここでam7:21。

…フロアには笑顔が溢れてた。この時思ったこと。
ガキの発想なのを承知で言わせてもらえば、世界はこんなにも笑顔が溢れる事が可能な事。
一つの目的を持って何万人もが一つになるのは可能な事。
生まれた時から戦場しか知らない人生、死ぬまで戦場しか知らない人生。
そんなのは不公平すぎる。悲しすぎる。
戦争なんかしてる場合じゃない。憎しみあってる場合じゃない。
こんなにもいい笑顔こそが人間には似合うのだから。
単純にそう思った。
Thanx electraglide 04. Thanx All Artists. Thanx Everyone.
Peace.

Now Listening: The Networks, The Circuits, The Streams, The Harmonies / Burnside Project



あなたのデスクトップにも魅惑のフラクタルを♪

2004年11月26日 04時03分59秒 | et cetera
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」で検索してたら偶然ヒットしたんだけど、
これがスゲーCoolです。

「公式サイト」にもPhilip K. Dickの「Do Androids Dream of Electric Sheep.」から
命名したよんと明記されています。

良くアーティストのHPで無料でスクリーンセイバーを配布していて、それはありがたいんだけど
未だに“Mac OSはOS9のみ対応”ってな事が多くて、OS X使用ユーザとしては
幻滅する機会もしばしば。これは当然OS X版あります。

何がスゴいって、コイツ、15分ごとに新ネタ(アニメーション)を勝手にサーバからDLして
どんどん種類とパターンを増幅させているらしい。アメーバみたいだ。
(詳しくはコチラ)

この魅惑の映像の元ネタは何なのか?「フラクタル」だそうな。
かーなり昔に教育テレビの大好きな番組だった「知への旅」で初めて聞いた言葉です。

再度Google⇒「フラクタル(fractal)は、1975年にべノア マンデルブロ(Benoit Mandelbrot)
によって考えられた造語です。語源はラテン語の「fracuts」から由来しており、
「不規則に壊れてバラバラとなった状態、断片」という意味です」。ほほぅ。さらに
「フラクタルとは、ハウスドルフ次元が位相次元より大きい集合のことであり、
そのときの次元をフラクタル次元といいます。このときフラクタル次元は、
非整数値(小数を含む)になります。 すなわち、ハウスドルフ次元を計算し、その次元が
位相次元(座標軸数)よりも大きければ、それがフラクタルです。ですからハウスドルフ次元を
計算しさえすれば、それがフラクタルであるか判定できるわけです。しかし、
ハウスドルフ次元と位相次元が一致していてもフラクタルな特徴を持つ集合は存在するので、
この定義のみでは不充分ですが、それは特異な集合(例:ペアノ曲線[Peano curve])のみです」
…。

…さっ、話を変えて(笑)映画の「π」は好きだなぁ~とかKing Crimsonに
"Fracture"って曲があるなぁ~とか関連性を妄想すると色々キリがない状態で面白くはあります。

「自然界にも」フラクタルはいくらでも存在してる…ってのも何やら
「宇宙の法則」チックな壮大な臭いを漂わせていて、素敵な目眩を誘発してくれます。
まぁナゾはナゾであるままの方が面白い事もあるかも…だけど
要はこのスクリーンセイバーがカッコよいぜ!ってコトで。

P.S さて、明日はelectraglideだぞい。
Prodigyのニゥ・アルバムも意外と(笑)良かったし楽しみda!

Now Listening : Music Has The Right To Children / Boards of Canada

ROVO⇒LIVE@Shibuya AX '04 Nov. 19。

2004年11月21日 08時04分33秒 | concert
2002年の、Supercarの「HIGHVISION」が一時期エラく気に入っていて、そのProducerだった
益子樹…「ふ~ん、この人が参加してるなら面白いかも」ってな直感で聴いてみたROVO。
何の事はない。1stフルレンスの「Imago」1枚でROVOは僕の中で「最強の座」の一角に君臨した。

しばらくして日比谷野音でのLive情報。2003年5月5日。見逃すワケにはは行かない。結果、
結論から言えばそれまで体験した中で人生最高のLiveだった。
至高の音に覚醒し、見苦しいほどに(笑)踊り狂った。
人力照明集団“シンキロウ”の幻想的な光と影の創造。そして野音の頭上にはUFOが飛来し、
勝井氏の「今日はホントに晴れてサイコーだね」に心底そう思った。

その後'03年には7&11月と2回、さらに'04年のBuffalo Daughterらをゲストに迎え、
DVDになった5月5日@野音を経て、'04年最後となる19日のShibuya AXへ。。。

会場入りする前に、連れから「仕事が終わんなくて今日はムリそう…」とメールが。
ぬわにぃ!と思いつつもまぁそんな日もあるか…とポジティブ思考で19:00少しすぎに到着。
中に入るとイキナリにデジェリドゥの低音が。「あぁ、GOMAね」と、
まだROVOがスタートしてなかった事に安心。

40分ほど体が震える様な心地よい低音の洗礼を受けてGOMA終了。割とすぐにROVO登場。
明るいままのステージで勝井、岡部、芳垣の3氏がブラジルの民族楽器である
ビリンバウを抱えて登場。ひとしきりビヨ~ン♪とかき鳴らしている内にメンバが集合、
1曲目がスタート。半年振りのこの心地よい瞬間。「あ~ぁ至福だ☆」。
2曲目ではギターをGibsonに持ち替えた山本氏がノイジーに弦を掻きむしる。普段は
黙々とプレイに没頭している印象なのだが、時に取り憑かれたようにこんな姿も見せてくれる。

ここで気づいたんだけど、
明らかにこれまでと違う接し方でROVOのLiveを体験している自分がいた。何つーか
良い意味でリラックスしているのだ。これまでは「好き好き大好き☆」であるが故
一瞬たりとも見逃すまい的な変な気負いがあった。んが、
今回は非常に楽しんでいる…勿論Liveへの没頭具合は変わらずなのだが、その種類が違っていた。
違っていたと言う点では、観客層の違いも明らかに見て取れた。半分近くが女の子なのである。
しかも若い。僕の前の方は、自分より背が低い女の子ばかりで、ステージがいつもより
見えやすくこれは良かった(笑)確かに考えてみれば今日は平日で、
会社帰りにLive…ってのも辛いのかもしれない。

ROVOのLiveでいつも思うのはその「緩急のバランス」の配分が抜群に気持ち良いことである。
圧倒的にブチかます所、美しくメロウな所、その両者が実に僕には心地よい。
実は正直前回の野音では途中やや中だるみを感じてしまった。
まぁ大作「Pyramid」が披露されていた頃なのだが(途中から盛り返したけど)。
が、今回はそのバランス具合がメチャメチャ良い。まぁ個人的な話しではあるんだけど。

で、こちらを読ませていただいて気づいたのだが、LiveはLatest Albumである「MON」の
ほぼ曲順通りに進んでいた。何と不謹慎なことにまだ未購入だったので気付かず…。

恒例のwarp Session→。
いつもならキ○ガイDrummer(笑)2人の超ポリリズム攻撃で圧倒されるんだけど、
今回はさらに+ディジェリドゥ。そう、GOMAが参加したのねー。ポリリズムに絡む超低音の響き。
あ~ぁ太古の怪しい儀式のようだ(笑)ホラ!祈祷師が飛んでる!みたいな。
ROVOのLiveで他の人が一緒にステージに立ったのは初めて観たけど、とても良い。
こんな試みは是非今後も観てみたい。

本編Lastは「FLAGE」収録の"NA-X"。これまた僕はジャンプしまくりで(再び)
見苦しいほどに踊り狂う(笑)いや、いいじゃん。だって気持ち良いんだから☆。
勝井氏ののけぞりプレイを堪能し、要所でジャンプを決める原田氏、
両端で怪しいフレーズを奏で的確なサポートもこなす益子、中西の両氏、まさに
ROVOの起動力である岡部、安垣氏、そして圧倒的なオーラを放つ山本氏。今日はVJも非常に良い!
演奏もバランスも良い!もの凄いテンションで爆発する僕の脳!
うおーーーーーーーーーーーーっ!!!これこそROVOなのだ!!!

…ふぅ。と、ひとしきりもふたしきりも取り乱したところで勝井氏がマイクに向かい一言。
「知ってる人は知ってると思いますが、本日のLiveを持ってKeyboardの中西君が
ROVOを離れる事になりました」。あらーーーそうなんだ!。
「音楽から離れる訳ではないので、彼は彼の音楽を追究して行くと思います」みたい事を
言っていたと思う。そっかー。見慣れた7人がステージに立つのは今日が最後なのね。
でも中西氏の名前をどこかしらで見たとき、僕の中ではきっと応援したい気持ちになるんだう。
ひとまずはお疲れさまでした。

さて、アンコールでは再び勝井氏が「中西君が入って多分最初に作った曲」と"SUKHNA"をプレイ。
これまた最高のテンションにて、大満足のまま響宴は幕を閉じた。
ここで何と山本氏がマイクに向かい一言⇒「うわっ。喋るんだ」と驚き…
いや、まぁ自分がリーダーのバンドでは喋るんだろうけど。
っつっても「また来年♪」だけだったが(笑)

結局、個人的には今回はROVO初体験の'03年の野音以来の満足度だった。
全てが良い方向に向かっていたのかもしれない。AXは初めてだったんだけど、
これくらいの人口密度の方が踊りやすいってのはあるかな。ステージも高めで見やすかった。
来年2月はROVO初のLIQUIDROOM Ebisu。当然行くつもりだけど、あそこ
歌舞伎町時代より狭いからなぁ…スゴい事になるかも。

未購入だった「MON」をしっかり購入して、仕事が終わった友人と新宿で待ち合わせ。
ラーメンとエクセルシオールで「如何に今日は良かったかと、あぁあ勿体ない事をしたな 笑」と
報告して帰宅した⇒心地よく爆睡☆

BGM / ドビュッシー:ピアノ名曲集

P.S 写真は最新T-シャツのバック・プリント&「MON」のアートワーク。

treasure Hunting@Nov.13

2004年11月13日 11時11分54秒 | musique
最近のお買い物メモ。

「宙の淵」/ fra-foa
こんなにも真摯さを感じる人達は希有な存在だと思う。
歌詞の一語一句から愛が溢れている。感謝の情が吹き出している。
反吐のように膿みのように醜い人間の、己の本質を曝けながらも希望への渇望を、そして
「私は此処にいる」と言う絶対的な確信を感じる。

Vo.の三上ちさこは、fra-foaのシングル「煌め逝くもの」のカヴァーからの付き合いである
蜷川実花との相性が良いらしく、
彼女のファースト・ソロシングルのアートワークも蜷川が担当している。
にしても彼女の何たる美しさ…

実は現在バンドは各自ソロ活動中。だからなのか分からないけど、アルバム達が廃盤…ぽい。
(買ったのは中古盤)。ただ、2005年に復活Liveが予定されているみたい。

「宙の淵」は1st 。制御不能な激情と信じられない程の優しさに溢れている。


「お楽しみ秘蔵ビデオ+全シングルクリップ=計16曲集」/ Cocco
長いタイトルだ(笑)。Coccoはデビュー前にタワーレコードのレーベルである"bounce"から
Maxiを出してるんだけど、当時店頭ディスプレイの文句「アラニス・モリセットを彷彿~」に
興味を持って試聴してみた。で、その場で涙出た。即買い。
きっと今ではレア・アイテムかと思う。
ちなみに「~彷彿と」させたのは、3曲目に収録⇒最近くるりの岸田君とデュエットで話題?の、
タワレコのテーマ・ソング"No Music No Life"のオリジナル英語版の「歌い方」のみだったが。

その後、僕の中の“姫”の座は椎名林檎に奪われたため「聴きまくっている」とは言い難いが、
僕の中ではやっぱり確実に一つの星であり、なくてはならない存在である。
このDVDは買おう買おうと思っていたところへこの価格(2000)で登場。即買い。
はい、僕は庶民です。


「群青日和」「遭難」 / 東京事変
で、現在の“姫”、椎名林檎を擁する東京事変のMaxi。
姫については機会を見付けて詳しく書くつもり。


「Even So」 / Bonnie Pink
"Do You Crash?"の頃から好きなんだけど、ホントにここ何作かはハズレがない。
それぞれが持つ色合いは違うんだけど、一貫して「彼女らしさ」を感じさせるのはスバラシイ。
カワイイし☆


「SEADRUM/HOUSE OF SUN」 / BOREDOMS
先日のBattlesのLiveで、Daveに「君が好きなJapanese Bandは?」と聞かれたので
「I like ROVO and Boredoms」と答えたら「Oh! Yeah♪」当然のように知っていた。
でも浜○あゆみは知らないだろう。いや、知らなくて良いんだけど。ってか知らないでくれ。


「In Time」 / Kaoru Inoue presents chari chari
これ一枚で世界を旅出来る。去年のROVOのLiveでDJを観たけど、
皆スゴい楽しそうに踊ってたのが印象的。そう、ホントにHappyにさせてくれる音。


「Rust In Peace」 / Megadeth
勿論Remasterの方DETH。何とDemo TrackはChris Polandが弾いていた!。
彼のファンとしてこれはウレすぃ~と思いきや、弾きまくり…とは言い難かったが。
にしても、やっぱこのDemoはMarty Friedman加入前にChrisを呼び寄せて
レコーディングしたんだろか?

今となっては「毎月Burrn!読んでるぜぇ!」ってなコアなメタル☆ファンとは
言い難くなってしまった僕としてはその辺の事情に疎いのだが、実はナニゲに
MustaineとPolandは気が合うんじゃないだろか。初来日の時にPolandが弾いていた"Bitch"
Mustaineが「くれた物」だって言うし、最新アルバムではPolandがゲスト参加。
実は二人は「腐れ縁」なのでは?なんて勘ぐってしまう。
まぁ僕としてはそんな二人の蜜月振り云々より、初来日時、"YOUNG GUITAR"誌のインタビューで
Mustaineが喋ってる後ろでMahavishnu Orchestraの"Birds Of Fire"を弾いてた…なんて言う
彼のセンスの良さが好きで堪らないのだけど。


「Live in Tokyo Lightning Strikes」 / LOUDNESS
懐かすぃ~。それにしても会場、代々木オリンピックプール。
今この規模のLiveが出来るMetal系バンドってどれくらいあるんだろ。
84~86年当時、ビルボードへチャート・イン(74位、64位)させた功績は
Utadaどころの話しじゃないよね…。

いじょ。

Battlesよ!⇒アンタ達に感謝する!

2004年11月07日 23時38分26秒 | concert
何だ何だ何なんだ!申し訳ないほどに凄い。完膚無きまでに打ちのめされ、暴力的に感動した。
言ってしまえば、僕はBattlesに出会えた事を幸せに思う。
彼らの音楽に感動出来る脳細胞と神経を持っていた事に感謝する。

確かに「B Ep」を聴いてある程度の概況は見えていた訳だけど、
そんな予備知識を微塵にブッ潰しさらにそれ以上のLiveだった。

何つーか、「それ、やり過ぎでしょ?」ってな場面に出くわす経験が誰にでもあると思う。が、
悲しいかな人間たるもの「成長」と引き換えに「理性」と言う名の厄介かつ、でも
社会生活においては必要不可欠な物がその幅を利かして来る性にある。
BattlesのLiveは明白に「やり過ぎ」だった。度を超えて「やり過ぎ」だった。
そしてだからこそ僕の中の「理性」を破壊し、どうにも説明不可能な感情を呼び起こした。
未知のものに触れた時の初期衝動を、彼らは「3コードと言葉によるメッセージ」ではなく、
「JAZZもROCKも内包した恐ろしく高度な音楽性」で表現し、
「アルバム(Ep)での構築とLiveでの破壊⇒そしてまた再構築」を
同次元で行うと言う奇跡まで体現している。

Guitar+Guiter&Keyboard+Guiter&Keyboard+Drumsと言う変則的且つ挑戦的な編成がまず良い。
Liveでは、Guiterの2人は左手タッピングのみで音を出しながら、右手はKeyboardを弾いてるし
さらにその上にディレイのサンプル&ホールドが絡むもんだから言わば音の洪水だった。
その上にメロディ付きのヒューマン・ビートボックスと、さらに鬼神Drummerが
一枚だけ高い位置にセットしたシンバルを印象的に打ち鳴らしながらまさに
鬼の形相でブチかますワケである。

Guiterの3人は完全に"JAZZ ギタリスト"の高さの位置でGuiterを構え、曲中でも頻繁に
アンプのコントロール類をいじっている。サウンドの調子が悪いからなのか、
必要だからやってるのか分からないが、いつもこんな調子なんだろか?。
白人の2人のギタリストはLive中は何やらギターオタクの神経質そうな雰囲気に見えた。が、
この印象は後で覆される事になる。

何せ無謀にも「B Ep」のみ聴いて参戦したもんでどの曲をやったとか定かではないが、
オープニング通り"SZ2"で始まり、Ep以上に狂ったようなキック・ドラムで"Dance"をかまし、
ラストは"Tras 3"を一人が残って演奏して「破壊と再構築の狂宴」は終了した。

さて、この日のトリ、MONOの終演後
例によってマーチャン売り場に行くと、何とBattlesメンバ勢揃いでファンの皆さんと歓談中。
「おっと!コレはチャンス」とばかりに「話のきっかけ」を作るためにも、胸に
"I HAVE BATTLES IN MY LIFE"とシンプルにプリントされたTシャツを購入。
Guiterの話しなら通じるか?と思い、ステージではブラックのレス・ポールを弾いていたメンバ
(何とこの時点ではDrumのJohn以外の名前は知らず 笑)に「Hi. Great Show!」などと
Tシャツを見せびらかしながら無謀にも話しかけた。僕が聞きたかったのは彼らのルーツ。
何を聴いたらあんな音が降臨するのか。
「好きなアーティストは?」の答えの人は残念ながら聞き取れず。
でも"texture"やら"sculpture"がどうこう言ってたのでミュージシャンじゃなさそう。
Epの音から匂わせていたミニマリズムから、King Crimson (80's)なんてどう?って聞いたら、
それよりはYESが好きだそうで、僕が「Close to the Edgeが好きだよん」って言ったらイキナリ
「Close to the Edge down by the Corner~♪」ってな調子で、その場でご丁寧に
ファルセットでサビを歌いだした(笑)さっきはギターオタクで神経質そうなんて言ってスマン。
陽気な人だったのね。他にもマイルス・デイヴィスには納得として
「CANやらNeu!(ノイ!)やらのジャーマン・ロックが好きだよん」…って渋いなぁ。アナタ。
で、この時お互いに自己紹介して「あぁ、Daveって言うのね」と知る。はははっ。

…と暫く話していると、「君、リサ・ローブの次に眼鏡が似合うんじゃない?」ってなカンジの
可愛げな白人の子が寄って来た。Daveと親しげに話している。勢いでその子にも話しかけると、
何とDaveのお友達。名前はリーザちゃん…だったかな。彼女は1年半程日本に住んでいて
日本語も結構イケる。International Preschoolで3歳児相手に奮闘していて、
日本の子はNO problemだけどアメリカの子は泣き騒ぎ噛み付き(笑)でたーいへん!
ってな事まで話してくれた。あーやっぱ外国の子って(全部とは言わないけど)
フレンドリーで良いな♪と。

Daveとリーザちゃんはボストン出身で、
Battlesで来日するから見に来なよってなカンジだったらしい。
実はこのリーザちゃん、BattlesのLive中に、僕の前にいたのを見ていて、そのとき
「あー、やっぱ外国人にも人気あるのね」なんて思っていたのだ。
その子と後で会話するのは何か不思議な感じだった。

と、色んな収穫があった6日のOut of Focus@LIQUIDROOM Ebisu。
他にはやっぱMONOが圧倒的な音塊でブチ撒けてくれて思わず観てて涙が出たけど、
この日はやっぱり僕の中ではBattlesを初体験した瞬間として残って行くんだろう。

次回のLiveでも会えたら良いねと、リーザちゃんと握手して別れた。

iPod、その周辺事情⇒FENDIネタから俺ネタまで。

2004年11月01日 10時25分50秒 | et cetera
個人的に嬉しいのは何と言っても60GのHDD搭載モデルが登場した事。
一つ前のモデルが発売された頃、ちょうど東芝が1.8インチの60G HDDを投入し始めるか?って
タイミングだったけど、その時(第4世代モデル)のiPodには採用されなかった。
既にAppleと東芝は契約を結んではいたみたいだけど。今僕は40Gモデルを使っているが
「持ってるCDを全て取り込みたい欲望」には遠く及ばず、歯がゆい思いをしていたので
これには思わず「おぉ~っ!」と漏らしてしまった。

で、加えてカラーディスプレイ。ネットの情報では来年頃には登場か?みたいな感じだったけど
これは嬉しい誤算。アルバムカバーの写真が表示されるのは単純に見てて楽しい(に違いない)

でも、今回僕がある意味さらに衝撃的だったのは「iPod U2バージョン」の登場である。
10/17のblogにも書いたが、このところのU2とAppleの蜜月振りは実にイヤラシイ♪
商品のCMにアーティストが登場するのはまぁ普通にある事だが、企業、それもパソコンメーカが
固有のアーティストの名を冠した商品を発表するなど、これまで前例がないのではないか。
U2のしたたかな計算(笑)についてはまたその内に書こうと思うが、一方これはAppleだからこそ
可能だった発想なのではと思える。だってマ○クロソ○トには…似合わないよね♪

ところで、これだけ世界中でヒットした製品であるが故、そのアクセサリー類も
様々な媒体で登場している。んが中でも最高に素頓狂で傑作に馬鹿馬鹿しいのがコレでしょう。
12個のiPodを収容可能って…ふ~ん(笑)。しかもデザインしたのは
CHANELのデザイナーとして知られるカール・ラガーフェルド。何でもこのオッサン、
iPodの大ファンとかで40台のiPodを所有とか…ふ~ん(笑笑)。
ちなみにコレを発表したのはFENDI。まぁラガーフェルドはこちらのデザイナーも兼任だから。

で、「フェンディ製品を取り扱うサンフランシスコの『ニーマン・マーカス』の店員は、
ブランド品であれ何であれ、iPodのキャリングケースは入荷していないし、
客から求められたこともないと話している」って記事が切なさを誘う(笑笑笑)けど、
こちらGucciのキャリングケースはかーなりの人気らしい。
ちなみに$195ね♪もっとも、iPodを持ってなくても買っちゃう人も多いんだろうけどねー。
きっと。あぁ恐ろしきブランド☆マジック。

P.S 写真は美女たちに囲まれてもちっとも嬉しそうじゃないラガーフェルド。