absolute Ego dance for HDR

美しくて禍々しい世界、を
HDR写真で表現したいと目論んでいるのです。

今日の紙上でめぐる月の冒険⇒NEUTRAL。

2005年04月10日 03時25分26秒 | livre

遡ること1970年。
遊佐未森…まぁ昔ほど入れ込んではないんですが、
今でもやっぱ初期の作品を聴くと結構「あちら側☆」へ飛ばしてくれてう~ん良いなぁと
浸ったりするんですが、幼少時の彼女が大阪万博/アメリカ館に展示の月の石を見て
「これ幾ら~ぁ?」と叫び周囲は騒然(やや誇張)う~んその場面を想像するとやっぱ
「この子は何か違う!」と周囲の大人達が思っても
「この子は大物になる!」と周囲の目が好奇の眼差しでも
「んなもん売ってねーよ!」と周囲の目が冷ややかでもまぁ不思議ではなく。
そんな微笑ましいけどやや末恐ろしい?エピソードも生んだ月の石やアポロ着陸船や月面車。
それに比べたらう~んどうにも今開催中の万博は地味に思えて仕方ないんですが。
もっとも僕が単にあれこれチェックしてないだけなのか…な?

取りあえず月って結構表情変えるじゃないすか。
毎日見てても飽きない…って言ったらウソだけど、今まで一番印象に残ってるのは
真夏に見た真っ赤な満月…ってイヤ、これマジです(笑)

えっと、コチラ発刊第3号らしいんですが「NEUTRAL」と言う雑誌です。
サブタイトル?がTravel for life。旅をテーマに発行されているみたいなんですが、
今月初めて知ったんですがあーぁもうこの表紙と特集と中の素敵過ぎる写真の数々。
即買いでした。

ちなみに「パチンコ必勝ガイド」でしか知らなかった(笑)白夜書房から出てます。
ふ~んこんな路線もあったんだ…ってな印象は否めないんですが、
この「NEUTRAL」に関してはかなり僕的にはツボに来てますよ。うん。
Back Numberも「イスラム特集」「美女のルーツ」とこれまた興味深い。
まだきっと間に合うから揃えちゃおうかな…。


◇今日の義務

いや、別に義務感で買ったワケぢゃないんですが(笑)買うに決まってるんですが
買うしかないんですが。他の選択肢がないんですが。
Autechreの「Untilted」だぁーーーーーっ!ってことで明後日の休みにじっくりマターリと
聴く事にして今日はアートワークだけ見てニヤついておくのです☆

P.S 明らかにこのところgoo blogのレスポンス(投稿時など)がよろしくないようで。
皆さんは如何でしょ…。

Now Listening : Pshychic / Buffalo Daughter

今日の鈍く光る誘惑⇒funktion / 牛若丸出版(購入前)。

2005年03月21日 07時28分50秒 | livre
2000年放送のドラマ、「QUIZ」のDVDを観返したりしてるんですが、ストーリーこそ
「あーっこんな場面あったっけ?!」ってな調子なんですが、鮮明に…どころかむしろ映像的には
実は最も克明に記憶され魅了させられてるのがエンディング・テーマに登場の
「医療器具」(外科手術用)で。

もっとも、遡る事1981年のRainbowの、よりによって(Risingではなく)最初に買ったアルバム
「Difficult to Cure」内側ジャケ⇒ヒプノシス(Hipgnosis)がデザイン⇒嗚呼既にこの時点で
えも言えぬ不思議な魅力は感じてたんですがやっぱり「医療器具」(外科手術用)。
…と、何とも長年僕を魅了しているんですが。

まぁ「使い方」なんぞほぼサッパリ?なんですが何なんでしょ。
このシンプルでいて背筋がゾッとする冷たさ。鈍く光るフォルム。
単なる器具を超えて有機的な何かを感じさせるデザイン。
さらに言えばその使用目的が果たされる時には一時的な肉体との融合さえ為されると言う驚愕に
何故か何だかワクワクします。何せ「これ以上ない密接さ」で肉体に疎通するのですから。

実際に欲しいなと思って少し調べてみたんですが、どうもあまり有益な情報には出会えず落胆…
と言うところでこんなのに出会ったんですがってことで「funktion」 / 牛若丸出版 です。
amazonで扱ってたもんで早速注文なんですが、レヴューによると
「脳外科、眼科、産婦人科等の手術用具の写真を多数収録。形態が機能を超えた『美』を
表現し始める。学校・記号・戦争・機械・病院に関する文章も収録」と。
嗚呼とっても惹かれる…。

写真と文章が交互に配置の体も興味深く。
本が届いたらまた何か書こうと企んでます。

ちなみにこの「牛若丸出版」…これまた惹かれるなぁ…色々と。

Now Listening :Closer to God / Nine Inch Nails

今日の13-3-2-21-1-1-8-5⇒「ダ・ヴィンチ・コード」。

2005年01月19日 02時03分01秒 | livre
そりゃ確かにこんな格好で倒れられてたら驚くわなぁ。全裸で"大の字"だし(笑)
…ってことでご存知全米800万部&日本でも90万部の大ベストセラー
「ダ・ヴィンチ・コード」です。

決して本を「良く読む」とは言えない僕が、ましてハードカバーなんて買うのは何年か振りで。
さらに「売れてるから」なんて理由で購入意欲が沸くことも有り得ないんですが、今回の
「出会い」はその両者(自分の興味の対象&ベストセラー)が偶然…もしかしたら
必然での邂逅かも知れません(やや妄想)

そもそもですね、「象徴学」に興味があるんですよ…なんて言いながらそれが
「学問」として位置づけられている事実を知ったのはやっぱりこの「出会い」があったからで、
「知らないと気が済まない質」の僕としては、この「物語」を読むのと同時進行にその
周辺を漂う事象やら歴史やら匂いやらに、いちいち感心し驚き打ちのめされている始末なのです。

ソフィー・ヌブー。
暗号解読官として登場する女性です。そもそも暗号解読…一般の警察が「暗号」を解く機会が
そんなにあるのかナゾなんですが、ネタを飛躍させて戦時中ともなると話しは別で。
ここなんか読むと歴史すら変えた「暗号を巡る攻防」の事実に興味津々です⇒登場する、
タイプライターと最初期のシンセサイザーが合体した様なコイツ、暗号機 Enigma⇒こんなものを巡って
歴史が動いていた事実に驚愕です。

レオナルド・ダ・ヴィンチ。
先日観た「ヴィタール」の主人公、博史のモデルはダ・ヴィンチだとか。
僕みたいなイカレポンチにも、常軌を逸脱した天才振りは伝わって来るその生涯ですが、
絵画の素晴らしさは誰がどう見ても伝わるとして、「それ以上の何か」を感じるのは発明の数々です。
予言にすらも思えるこれらのスケッチ…いったい彼はどこからやって来たんでしょ。
同性愛への禁忌がはびこる時代に、ゲイだったために逮捕されてたり、作品に何らかの
メッセージ(モナ・リザにさえ!)を残していた事実など、知れば知る程に全く持って
この人への好奇心が止むことはないですね…。
ちなみに9月からレスター手稿の日本初公開が目玉のレオナルド・ダ・ヴィンチ展が開催されるらしく。
このレスター手稿、現在はビル・ゲイツが所有ってのが何か意味なくムカつくんですけど(笑)

トム・ハンクス&ジュリー・デルピー。
予想通り映画化が決定ですが、同じく予想通り教会から反発が起きてるようで。ってかトム・ハンクスかぁ…微妙。
どうもですね、あの人の声がイマイチ苦手なんですよ。声変わりしないかな。今から(笑)
ジュリー・デルピーは…良いんじゃないすか。きっと。
ちゃんと観たのは「KILLING ZOE」くらいだけど、
知的で繊細なんだけど、フランス人ぽい大胆さ(イメージだけど)も感じます。

さて、まだ割と読み始めたばかりなんですが、翻訳が分かりやすい文章で良いっすね。
ってか本好きな人なら一気に読めそうです。まぁ僕はこのあまりない読書の機会を勿体振って
いちいち場面を想像しつつ、一人ニヤケながら味わって読んで行こうかなってトコロです。

Now Listening : Nothing / Meshuggah