absolute Ego dance for HDR

美しくて禍々しい世界、を
HDR写真で表現したいと目論んでいるのです。

今日の男のロマン⇒小松崎茂。

2005年02月04日 03時14分07秒 | art
ほとんどですね、トラウマとも言えそうに強烈に残ってる絵があって。
(確か)小学館から出ている「幼稚園」って言う雑誌で、まぁ見たのは4~5歳の頃なんですが、
取りあえず過剰に劇画タッチで容赦なくエグいんですよ(雑誌の対象年齢から見れば)
「東京タワーだけが残った」なんて言う何とも絶望的な見出し…要は東京を超大地震が襲って
壊滅的な状態なんですが、唯一倒れなかったそびえる東京タワーをバックに、
5歳くらいのガキんちょが事もあろうに鼻水とヨダレと頬を伝わる滝のような涙はまだしも、
ぶっちゃけフ○チ○ですよ…って描くなよ!克明に描くなよ!
だからトラウマになっちゃったじゃないか!(笑)

取りあえずそれ以来過剰に地震に怯える人間になってしまったと言う。
その時は子供ながらに、いや、子供だからこそ「うわぁーこの『じしん』っていうのがくると、
ボクもこんな醜態曝して街を闊歩するのかな?」⇒後半誇張。ってな調子で。あーぁ。

そのトラウマが、心の中にだけあったものが再び具現化して僕の目の前に現れたのが、
石野卓球を始めとした一連の「MIX-UPシリーズ」だったんですが、何故ならもしかしたら
あのフ○チ○ガキんちょはご本人が描いてたんじゃないか?ってなくらい似通ったタッチの
アートワークなんですよ…ってことで小松崎茂氏(2001年逝去。享年86歳)です。
大正4年生まれと言うことで、ココなんか観てみると分かるんですがモロに戦争を
体験してらっしゃる世代だけあってやっぱり「戦意昂揚物」の挿絵なんかも描いているんですが、
勿論それだけに留まらず…個人的には氏の描くSF物にもうどう仕様もなく
ワクワクしてしまうんですが。だってありえないですよ。カッコ良すぎて☆
ってかコレらにワクワク出来るのはきっと男子のみです!(ほぼ断言 やや弱気)ってか
例えもし女子がワクワクしても、それはビミョーに違うんです。
だってそれは男のロマン☆だから(笑)

これまた鮮明に覚えている…夢なんですが。
もう10年以上前なんですが、状況は何となく今日掲載した絵に近いんですが、真っ青な空に
白い惑星…まぁ夢の中では何故か木星なんですが、それがこの絵みたく
「こんなに近かったら引力で引き寄せられちゃうだろ?」ってな距離に見えて。
数十人の白装束?を着た人達が空の木星を眺めて言う訳ですよ。
「あ~ぁやはり生き残ったのはクリスチャンだけだったか…」って恐ぇ~!(笑)
理由は定かではないんですが、取りあえず夢の中では彼らは地球最後の人類だったようです。
(まぁ僕的には仏教の思想に共感するんですが。)…ってな事も思い出したこの「地球大脱出」。
どうも小松崎氏の絵は僕の思い出とトラウマ(笑)と共に蘇って来るようです。

それと、コチラOfficialのサイトなんですが、戦記ものSFもののみならず、ホントに
幅広い画才に感服ものです…がコレはどうなんでしょ?ん~ちょっと心配です。
色んな意味で(笑)二号はいたのか?とか「両棲」ならイルカに乗らなくても良いだろ?とか
イルカの眼光怖いぞ!とかまぁフツーに気になります。

取りあえず、今はこちらで本物の
「男のロマン」に触れて来ようと企んでいるトコロです。ほら!名前も「ロマン館」だし!
ビバ!ロマン!(ってそんなシメかよ…)