感想:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない

2013-09-24 20:43:09 | 劇場アニメ



劇場版『あの花』を観てきました!!

TVから1年後が舞台。
みんなでめんまへの手紙を書いて焚き上げることで
空にいるめんまへ届ける、というのがあらすじ。

実際はTV版の総集編の意味合いが強く、
印象の強い名シーンをダイジェストでガンガン挿入しているので
一度観た人なら内容を忘れていても安心。


追加部分の感想。

あなるの女子力が上がって超可愛い!!
昔を思い出しながらかくれんぼをするシーン。
狭い屋根裏で隠れるときに体育座りでスカートを押さえる仕草がリアルで
失神しそうな萌えっぷり。もともと感情豊かなキャラなので、
脚本で喜怒哀楽の表情をしっかり出せているのが素敵。


変態王のゆきあつもイケメンっぷりが超アップ。
もともとモテ要素抜群ながら、リアルにモテるエピソードが追加されているので
「爆発しろ!!」と叫ぶことうけあい。
しかしながら、TV版のダイジェストだと女装や土下座といった所業が
浮き彫りになりすぎて泣けるww
なんだかんだでつること上手くいってるのがファンとしては喜ばしいな。


で。試写会で83%の人が泣いたという内容について。

実際泣けるのってTV版の部分だけなんだよなー。
メインとなる1年後の話も普通に後日談にすぎないし
子供時代のエピソード追加や各キャラ視点での心理描写といった内容も
あくまで補足レベル。

TV版を観ていない人がいきなり劇場版を観ても
理解できる構成にはなってなかったはず。


まあ総集編以上の意味合いを見出そうとするとちょっと厳しい内容だけれど、
TV版の放映終了から2年以上を経てこの人気。
興行収入もすごいことになってるらしいね。

「すっげーおもしれー!!」っていう作品ではないけれど
不思議ともう一度観たくなるのは元々の魅力ゆえかな。
特にネタバレになるような内容もないし
ゆるっと観れてゆるっと泣ける、夏の終わりにぴったりの良作でした。
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