感想:ハロー・レディ! -Superior Dynamis-

2022-01-15 20:31:00 | ゲーム(VITA)


あらすじ

<ハロー>と呼ばれる、選ばれた者のみが得られる人類のあらたな能力。
それを持った者をHMIと呼び、
能力の発展と保護を目的とするスクールに集められる。







主人公の成田真理。
最初はアスペ入った俺様キャラがなんとも不快だったのだけれど
巨乳に著しい執着を抱いているところにシンパシーを得た。こいつはいいやつだ。
まぁ目が合った女のおっぱいを速攻で揉みしだくのは流石に引くけどw

シナリオが進行して冷徹な復讐者の姿が明確になる頃には
しっかり感情移入できてしまうのが実に上手い。








HMIのなかでも特に優れた能力を持つ「クラウン」の面々。







音無 朔(おとなし さく)

HMIの筆頭。巨乳。
ハローという元々がチート性能の能力のなかでも特別なチート能力持ち。
正ヒロイン然としすぎていて特に書くこともないw





桂木 空子(かつらぎ そらこ)

成田の仇の一人である桂木新山の娘。
こういう大人しいキャラが実はムッツリドスケベというのはありがちな設定!!







鷹崎 エル(たかざき える)

人形のような見た目で、感情の発露も薄いキャラ。
それなのに中身が極度のオタクなうえ言動がことごとくイカレてるので
正直、こいつ一人のせいで他のキャラが霞んでしまってるw





赤人 珠緒(あかひと たまお)

典型的ヤンキー。典型的ツンデレ。
裸を見られてうろたえるところからシリアスな流れになって
羞恥を忘れるシチュ、好き。




ていうか、これってツンデレじゃなくて下半身でイワされてるだけじゃねえかw





菱吾 森(ひしあ もり)

成田の従順なメイド。
復讐を補佐するために身の回りの世話から対抗企業の籠絡、
邪魔者をマシンガンでミンチにすることまでこなす万能キャラ。





かつてエロゲーが一世を風靡したのは
18禁というプラットフォームにおける表現技法のフリーダムさにあったと思うのだが、
家庭用のゲームではどこまで許されるのか、個人的に非常に興味がある。






キがカタカナwww










バトルの描写がクソ長い。
特に各ルートのラスボスを強大な描写にしているうえ、
順次開放されていくルートではインフレもひどくなっていく。


延々と続く攻防のアイデアと語彙力は素直に賞賛すべきなのだけれど、
長すぎるのはさすがにきつい。
勝つ理由さえ明確になっていればもっとシンプルなほうが熱いと思うんだけどな……。

ライター自身も闘いが長すぎるせいで自分で書いてて忘れてるのかもしれんが
「なんで手足が折れてるのに普通に歩けるんだよ!!」と突っ込んでしまう。





しかもハローというチート能力が 具体的な説明がないまま戦闘で次々と猛威を振るう。
後出しのように真の性能が描写されたり
都合よく覚醒して従来の能力を上回ったりするのはさすがにセコい。


結局は最終的な「勝つ理由」すら曖昧な根性論のようなものが多く
「俺がここまで読んできた文章はなんだったんだ……?」と思わされることもしばしば。
まあ昨今のチートバトル物はどれもそんなもんか。



というわけで、バトルが長いだけではなく
PC版の追加シナリオまでしっかり収録しているおかげで完クリまでが長すぎる。
菱吾はとてもいいキャラなので個別シナリオがあったのは嬉しかったけど。

長すぎることを除けば常時ひりつく緊迫感をまとった復讐譚として
先が気になる良シナリオ。
不殺主人公のような御為ごかしがないのが良かった。







シリアナドレーでいいからエルと友だちになりたい。




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