以前も紹介したましたが、3年生で韓国のタル(お面)を作っていましたが、無事完成しました。個性豊かな作品にしあがりました。それぞれに色つけをし、時間がかかりましたが何とか完成しました。
今日は人権集会最終回です。今日は今まで学習した人権の学習を作文に書き、全校の前で作文を学級の代表の人が読みます。家族のこと、友だちのこと、差別のことなど学習した内容を本当に自分の言葉でしっかりと書いてくれていました。全校の前で読むとなるとやはり緊張するので事前に何度も練習してくれていた人もいました。その作文を聞く方も耳をすませ、なかまが何を言っているのかを真剣な態度で参加してくれました。その後、すずかけキッズのみなさんに太鼓の演奏をしていただきました。息の合った見事な演奏に、時間が止まったようにみとれていました。ありがとうございました。
今日は「なかま参観」の日でした。どの学年も道徳の授業を保護者・地域の方に見ていただきました。普段から道徳の授業で子ども達と人権のことについて学習をしています。掖上小学校は、1年生から6年生の間に道徳の授業などの時間でどんな学習をするか細かく決めています。学年の実態に合わせて命のことや、なかまのこと、いろんな差別の問題などを学習しています。今日はその様子を見てほしいと考えこの時期毎年設定しています。
<授業内容>
1年道徳「おともだち」
この物語は、かえるが「川をおよいでわたろうよ」と発言する。かえるだけは泳ぐことができるが、まわりのなかまは泳ぐことができない。みんなはどうしたら川を渡れるのか考える。そして、「なんとかして川を渡ろう!」「そうだ!そうだ!」ということで同じ目的が生まれる。
ここから子ども達にどうやって協力して川を渡れるのか考えてもらいました。一人ひとりいろんな意見がとびかい自分の意見を言いながら、友だちの意見に真剣に耳を傾けていました。子どもたちは本当に自分らしい意見をたくさん言ってくれました。
2年「いのちのつながり」
2年生では命の学習を継続して取り組んでいます。自分の存在は唯一無二であり、本当に大切な存在であることに気がついてほしいという願いで取り組みました。また、友だちも大切な命であるという事を知ってほしいと思いました。今日は「おへそのあな」という絵本から、みんながどれだけ家の人に大切に思われているかを知ってほしいということで取り組みました。授業の中で保護者が子どもへの思いを手紙で読んでもらう場面もありました。子どもたちにとって本当にいい授業になったと思います。
3年1・2組「島ひきおに」
怖い存在のはずの「鬼」。けれどもこの「島ひきおに」に出てくる鬼は、さみしがりやで村人と友だちになりたがっている。けれども村人はやはり怖い存在の鬼になかなか心をひらくことができない。この物語から、鬼の気持ちに寄り添いながら考える事と、子どもたちが村人に対して憤りを覚えるとともに、内なる「村人」に目をむけ自分自身と重ね合わせたいという教材です。今日はその最初の時間を見てもらいました。
4年「二分の一成人式」
成人式は20歳で行いますが、掖上小では4年生の10歳になった記念に、自分の得意なことや、自分の夢を発表します。得意なことでは、サッカー、野球、なわとび、ダンス、さんしん・・・とずっと練習して今日の本番まで頑張ってくれました。最後の歌も、保田先生のギターに合わせながら、お家の方への感謝の気持ちをこめて歌ってくれました。
5年道徳「教科書無償闘争について」
子どもたちが使っている教科書が、現在無償で配布されている事はあまり知らないようです。憲法にも知らされてあるように、教育は等しく誰にでも保障されるものであり、無償であることを示しています。しかし、現在のように教科書が無償になるまでには、差別されていた人々が立ちあがり団結し、何度も訴え続けてきた事実があります。この運動は奈良では、この掖上校区から始まり、その後運動が一斉に全国に広まり今のように教科書が無償で配られるようになりました。5年生ではその学習に取り組んでいます。
6年道徳「学校統合闘争について」
掖上小学校の6年生になると、自分たちの出身学校でもある「掖上小学校学校統合闘争」について学習します。昔掖上小学校は2つの学校に分けられました。差別される側の人たちが行く学校と、差別する側の人たちが行く学校に分かれていくようになりました。そのことから、子どもたちはおかしさを肌で感じ、子どもたちはそれぞれの立場になりながら考えてくれます。その中で、差別される側の人たちはみんなで力を合わせ団結して、そのおかしさを追求していきます。この学習では、当時あたり前のようにあった差別を受け入れず、人としての尊厳を勝ち取ったものであったことを学習します。
最後になりましたが、参観に来られました保護者・地域のみなさまありがとうございました。また、懇談の方にも残っていただき子ども達の様子や学校の様子を交流でき、本当に職員一同喜んでおります。今後ともよろしくお願いします。
来年度に掖上小学校へ入学予定を予定している子どもさんが体験入学に来てくれました。同時に保護者説明会も実施しました。現1年生が保育所・幼稚園のみんなを体育館へ手をつなぎ誘導してくれ、その後体育館でオペレッタ「ひとりぼっちのライオン」をみてもらいました。その後、しっぽ取りゲーム、リレー、じゃんけん列車をして遊びました。大声が体育館中に広がるほど楽しんでくれました。その後、1年生のみんなからプレゼントをわたして終了しました。1年生のみんなのおかげで無事終了することができました。ありがとうございます。また、来年度の4月の入学式に笑顔いっぱいのみなさんに会えること、掖っ子のみんなも、先生たちも心から楽しみに待っています。最後になりましたが、寒い中来ていただいた保護者のみなさま、来ていただき本当にごくろうさまでした。
今日は昼から6年生が御所中学校へ体験授業に参加しました。インフルエンザの影響もあり、数名は欠席があったもののみんな元気に参加してくれました。
中学校になると教科担任制なので小学校のように担任がほとんどの教科を指導するのではありません。中学校に入学すると、どんな授業があるのか体験させてもらいました。7教科ある中から自分の好きな教科を選択し、1時間の授業を受けました。教科は国語、数学、社会、理科、英語、技術、音楽の7教科でした。どの授業も小学生が喜ぶような内容を準備していただきました。
秋津小、御所小の子ども達も一緒に勉強したので、なれない環境で緊張はしていましたが、楽しんで取り組んでくれていました。授業の後、体育館で制服や体操服の採寸を済まし、無事終了しました。御所中学校の先生方、本当に今日はありがとうございました。