今日は全校登校日で、久しぶりに掖っ子のみんなに会えました。さて、8月6日にヒロシマに原子爆弾が落とされて20万人の人が亡くなってから66年経ちました。そして、8月9日には長崎に落とされ、8月15日に戦争が終わりました。それからの日本は「戦争をしない」ということを憲法で定めました。これは二度と同じ過ちを繰り返さないということで、とてもすごいことだと思います。けれども、世界を見渡すと戦争が起こっています。とても残念な事です。
掖上の教員も当然戦争を経験した人はいません。子どもたちの中には戦争があったことも今日の登校日で初めて知る子どももいます。そして、だんだん戦争を体験された方に話を聞くことも難しくなっていきています。けれども66年前に起こったヒロシマ・ナガサキ・オキナワから事実を見つめ、伝えていけるようにしていきたいとおもっています。昔に起こったことで私達には関係のないものではなく、「平和」や「命」について考えるために66年前に戻って考えていきたいと思っています。6年生は2学期に修学旅行でヒロシマに行きます。これから平和学習を積み重ね取り組んでいきます。しっかりと学んでほしいとおもいます。
また、今日は全校平和登校日ということで学校で「象のいない動物園」のビデオを全学年でみました。実際にあった話で真剣にみてくれていました。この機会に、御家庭でも話し合ってもらえるとありがたいです。
