各マスコミの情勢調査によって、今回の総選挙の結果が大体見えてきた。
大雑把に言って自民党40議席減で辛うじて233議席の単独過半数を守るか。
各野党は立憲民主党が野党共闘をまあまあ成功させ20議席増の130議席くらい。
維新も20議席増で今の3倍の30議席くらい。
あとの党は現状維持。
こんなところだろう。
何故、岸田新首相はあったはずのご祝儀支持率が伸びなかったのか?
これは㊤の朝日新聞に昨日掲載された、やくみつるの漫画が象徴していると思う。
もっとハト派のはずの岸田新首相が、安倍らウルトラ保守・タカ派に頭を抑え付けられて、その持ち味を出せなかったからだと思う。
そのいい例が9党討論会であった。
選択的夫婦別姓問題、LGBTQ理解促進法案に岸田新首相だけ反対したのだ。
こんな全世界で賛成している問題で、反対するのは自民党超保守派くらいだろう。
世論調査では40%以上の人が安倍・菅路線を継承すべきではないと答えているのに。
維新が保守層の受け皿で、躍進するのは吉村大阪府知事の活躍、人気に尽きる。
前日、飯を食ったY子も「吉村さんが好きやから維新に入れる」と言っていた。
他の野党がそれほど伸びないのは、いつも同じ顔触れのトップで、これといったニュースターが出て来ないからだろうな。
低迷していたイギリス労働党が、ブレアというスター登場で一気に政権奪取したことがある。
立民さんも御一考を。