
藤井聡太三冠(19)が豊島将之竜王(31)を、竜王戦第2局で破り2連勝した。
たった70手の勝利だった。
これで、あと2勝で竜王を奪えることになる。
最年少四冠まであと2勝だ。
勝った藤井三冠は「最後まで際どかった。勝ちを意識したのは、こっちの玉が詰まないことが分かったときです。スコア(2連勝)は意識せず、いいコンディションで第3局に臨みたい」と淡々と語った。
「竜王」は「名人」と並ぶ将棋界最高峰のタイトルで、賞金は一番高い。
豊島竜王には藤井三冠はデビュー以来6連敗しており、最初は苦手とされていた。
しかし今年に入り、豊島竜王から叡王を奪っており、自分のタイトル王位は防衛している。
今や完全に立場は入れ替わっている。

(感想戦をする2人)