サボ科の記録

笑いのツボ・怒りの着火点・涙の分岐点は人それぞれ
その瞬間のヒラメキをちょこっとメモしてます(^-^)

石川 白山ひめ神社と鶴来観光

2011-10-30 | 旅の話
【白山ひめ神社(しらやまひめじんじゃ)】通称:白山さん
http://www.shirayama.or.jp/index.html

李家幽竹さんがパワースポットとして紹介している白山ひめ神社へ行きました!

あいにくその日は朝から雨。傘が必要な状態でした。最寄駅は数年前に廃駅となり、一番近い駅からバスで10分弱。とっても不便な場所です。となると、ますます行きたくなるのが私の性分。ついでにと鶴来観光もすることに。

鶴来駅から徒歩で30分くらいと予測して、バスもすぐは来ないので歩くことにしました。ここからが私の悪い癖(?)ではありますが、ブラブラ歩いているとついつい道草をしてしまう。鶴来には私が興味を持ちそうなものがあちこちに転がっていました。

たとえば「鶴来別院」。大通りを歩いていると、荘厳な屋根が参道の向こうに見えました。で、やっぱり近寄ってまじまじと見つめる事約10分。地味ではありますが、京都のお寺にも引けを取らない立派なお寺でした。

で、更に進むと小さな和菓子屋さんで当時使われていた木の型が展示されていて、その素晴らしさに思わずまた寄り道。結局お店でお茶をいただきながら、木の型や和菓子についてお店の人と談笑すること約15分。また、目的を忘れていました。

ふと気が付くとバスが通る時間になっていて、雨も傘がいらないほど小降りになっていました。思いがけず、このラッキーな展開に、今回の旅がとても楽しく過ごせると確信できた瞬間でした

白山さんはとても歴史のある神社です。李家幽竹さんの解説では、訪れる人に「品格」や「強さ」を与えてくれる場所、財運やステイタスアップを求める人に良いそうで、どちらかというと男性向け(?)なのかも。私がパワースポットとして一番重要視している事は綺麗な水があること。この白山さんでもお水(白山霊水)をいただきました。

白山さんは、とても厳格な雰囲気がありました。余計な物を寄せ付けない。でも、訪れる人にはとても優しく、シンプルで、すっきりしたイメージです。長い参道を歩きながら、鶴来の街並みをのんびりと眺めているだけで気分転換にもなります。日々忙しく時間に追われながら生活している人には特に訪れてほしいです。「人の器を広げてくれるパワーがある」と李家幽竹さんは解説していましたが、こののんびりとした時間が人を癒す→心の余裕が出てくる→自分や他人にも寛容になれる(?)と勝手に私は解釈しました(笑)

白山さん…おすすめです

参拝を終えると、やっぱり鶴来観光。私は鉄道マニアではありませんが、廃駅となったところを歩きたくなったので、川沿いの道を散歩してみました。使われなくなった線路には雑草が生え、哀愁が漂っていました。川には大小の橋が架かっていて、川ははるか下を流れていました。たぶん、高所恐怖症の人は歩けないかも…。しばらく川沿いを歩いていると、畑の中に人ひとり通れる小さな橋を見つけました。本当はダメなんだろうなぁ~と思いつつ、衝動に駆られて、その小さな橋を渡らせてもらう事にしました。すると川の横にはあの線路がありました。その真っ直ぐに伸びた錆びついた線路。何とも悲しい風景でした。

そこから鶴来の街中を歩くと、地元の方から宝くじが当たると評判で全国から参拝に来るという神社情報を聞き、さっそく行ってみることに。名前は「金劔宮(きんけんぐう)」。本当かどうか定かではありませんが、義経が腰かけた石もありました。地元の人によると男段と女段があり、女段は気味が悪いところで地元の人もあまり近寄らないとのこと。その忠告に従い、私も男段から行くことにしました。境内には人の姿はなく、神社の方が出発前に神殿に向かい挨拶をされているのが見えました。たまたま「天の眞名井」の前で枯れない水(?)の碑を見ていた時に声をかけられ、両手をかざしてみてと言われたので試してみましたが、特に何も感じるところなく思わず苦笑い。神主さんらしき人はどこかへ出かけていきました。にしても、宝くじ人気で資金が潤っているのでしょうか、この神社は本殿とか全てがガラス張りでビックリしました。

とまあ、こんな感じで鶴来観光を慌ただしく(?)終えて、鶴来をあとにすることに。思いがけない収穫があり、充実した一日となりました。

写真は白山さんの可愛い狛犬君。参道の途中で行き来する参拝者の様子を誇らしげに眺めています。この日、一番のお気に入りの一枚です。



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